以前参加したある講習会で、講師の方がお金持ちがやっている子供への金融教育についてシェアしてくださいました。
お金持ちがやっている子供への金融教育とは、
「良いものへ目を向けさせる習慣」
でした。
お金持ちがやっている子供への金融教育「どんな良いことがあった?」
あるお金持ちの家庭では、毎日子供にこんな質問をするそうです。
「今日は、どんな良いことがあった?」
夜、食卓を囲む時でしょうか?それとも寝る前でしょうか?
1日の終わりに、毎日子供に
「今日は、どんな良いことがあった?」
と質問をするそうです。
これが、お金持ちの家庭で毎日やっている子供への金融教育の一つ、、、なのだそう。
なぜ「良いこと探し」が「子供への金融教育」になるのか?
この質問がなぜ、子供への金融教育のなるのか?それは
「良いものへ目を向けさせる癖付けになるから」
「どんな良いことがあった?」と聞かれたら、
「そうだなぁ・・・あ!そういえば、綺麗なお花を見つけたよ」
など、今日の良かったことを子供は探し始めますよね。
これを毎日することで、世の中の「良いもの」へ、目を向ける癖がつくのだそう。
そしてお金持ちの人たちは、「良いものへ目を向けられる方が、お金に関してもうまくいく」と知っているのです。
だから、子供へも「良いことへ目を向けられるような習慣」を実践しているんですね。
これって最高の金融教育だな、と思いました。
「どうだった?」より「どんな良いことがあった?」が適切
質問ってとっても大事で、
「今日、学校はどうだった?」
と
「今日、学校でどんな良いことがあった?」
では、
引き出す答えがまるで違ってくる可能性があります。
どうだった?だと、「給食を残してしまった」「友達と仲良くできなかった」など、できなかったことに意識が向いてしまうかもしれません。
ここは、質問する側のスキル。
お子さんにはぜひ「どんな良いことがあった?」の質問で、良いことに意識が向けやすくなるようにしてあげる必要があるなと思いました。
意識していないとネガティブになりやすい
人は意識していないと、どうしてもネガティブを探してしまうんですよね。
その思考グセで生きていると、なにを手にしてもまたしばらくするとネガティブなものを探してしまい、結局いつまで経っても満たされない。
だから、早い段階で脳の回路をつなぎ変えてあげるのは、最高の教育だなと思いました。
自分にはないものを探し、それを埋めようとする欠乏欲求。
これは人間の欲望を満たすステップでもあるので、まずは欠乏を埋めようとするのはある程度必要。
ただ、ずっと欠乏に意識が向いたままだと、長い人生、生きづらくなります。
ここは、私にも経験がありますね。年齢とともに、生きづらくなった経験あります。
30代が特にそうでした。
長年の思考癖(ネガティブを探してしまう思考グセ)に自分で気づき、そこを少し修正してあげる。
修正というのは「すでにあるものに意識を向ける」こと。
これも、「良いものに意識を向ける習慣」です。
これを続けていくと、人間関係にしても、仕事にしても、少しずつ楽になっていく。私もそんな変化を味わっています。
お金を使って「良いもの」を自分に与えてあげるのも手!
すでに持っているもの。
すでにあるものを探して、それに意識を向けるのもすごく良いと思います。
他の手段としては、
お金を使って、自分が本当に欲しいものを買ってみる
予算の範囲内で、自分が本当に欲しいものを妥協せずに買ってみる。
そして、良いもの買うということはこんなに素晴らしいことなんだ・・・と体感してみるのも一つの手段。
心が豊かになる、本当に欲しいものを買うと満足感がパンパないんですよ。
すると、それが買える環境(すでにあるもの)に感謝できるようになり、すると、さらに感謝できるものを見つけられるようになるんですよね。
アンテナがたつのと、自分の発する想念がそうなるので、目に入りやすくなるんですよね。
だからもし、自由に使えるお金があるのであれば、本当に欲しいものを妥協せずに。何か一つ買ってみる、というのも私は試してみてすごく良かったですね。
まとめ
お金持ちの家庭でされている子供への金融教育、
「今日はどんな良いことがあった?」
について、シェアさせていただきました。
実はお金に対しても、良いものに目を向けられた方がうまく行く、とすでにお金持ちに人たちは知っているんです。
ですから、それを子供にも引き継がせたくて「質のいい質問」を毎日の習慣にしているのですね。
もしも、これからの人生。物心ともに豊かになりたいと考えているのであれば、大人の私たちも
「今日は、どんな良いことがあった?」
と毎晩自分へ質問をして、それに答えてみる習慣。良いかもしれませんね!
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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