不安や心配、それに付随する恐れや恐怖を抱えている人、その感情に苦しんでいる人が増えているようです。
わたしも、根が「心配性」であり「不安を感じやすい体質」。
ですから、40代の初めまでは、とにかく不安や心配を両脇に抱えて生きていました。
そんな私ですが。ある時期から「もう無意味な心配や不安はやめた!」と決めました。
そう決めてから、人生がものすごく軽やかになって、じっさい不安や心配に捉われる時間も、ものすご~く減りました。
具体的には、
- 不安や心配に意識が向いても、自分で軌道修正ができるようになった
- 妄想上の不安癖が、劇的に減った
- 問題解決能力が向上した
- 心配や不安から短時間で抜け出せるようになった
といった変化が、ありました。
心配性の私でも、心配性は治せるんだな。心配や不安になる時間が人生から減ると、こんなにも軽やかな気分になれるんだな、と実感しています。
ということで今日は「心配や不安から自分を解放する方法」について、シェアしたいと思います。m(__)m
不安や心配から自分を解放する方法
心配や不安。それは誰もが持っている感情です。ただし、その感情を
- 長引かせる人
- 短時間で抜け出せる人
ここは、個人差があります。
生まれ持った特質の場合もあれば、これまでの経験でそうなる場合もあり。
なんと、栄養バランスが影響している場合もあるとか!
様々な要因が絡んでくるみたいですね。
ですから、めっちゃポジティブな◯◯ちゃんにはなれませんが。
過去の自分よりは、不安や心配に囚われる時間を減らすことはできます。
それは妄想か?実際起きていることなのか?
まず、心配や妄想がはじまったら、それは事実か?それとも妄想か?考えてみます。
妄想です、の場合
いま感じている不安や心配。それは実際起きた事ではなく、妄想です、の場合の対処法。
- いやだ!私また妄想癖が出ちゃった、とまずは自覚する
- それでも妄想を続けたい場合、自己責任で妄想を続ける
- 続けたくないなら、「やめた!」と決めてやめる
わたしは
根が心配性。
不安になりやすいタイプ。
その心配や不安はほぼ
妄想でした。
実際起きていることの場合
実際、不安になること・心配なことが起きている場合の対処法
- 解決しないとどれぐらい困るのか?状況を把握する
- 不安や心配を解消する方法はないか?自分で調べる
- 方法があれば、それを片っ端から試す
- それでも解決しない場合、信頼できる人に相談する
実際、不安や心配になることが起きている場合・・・。たとえば、
- 体調がなんとなくすぐれない
- 職場で嫌がらせを受けている
- 借金返済があり、生活がギリギリ
などがあがります。こういった心配や不安の芽は、早いうちに摘み取ってしまった方がいいです。
このまま放置していると、どんどん伸びていき、大きくなって摘み取る(解消する)のが大変になります。
不安や心配の芽は、気がついたら早いうちに対策を取った方が、後が楽になります。
といっても、初めの一歩がすごく大変で、行動しない人がほとんど。わたしもそうでした。
そんな時は「この不安や心配の芽を、このまま放置していたら・・・どんな状況になるのか?」をイメ-ジしてみます。
体調の不安。
不調な部分があるのに
このままなにもせず
放置していたら
・・・
悪化しますよね。
悪化してから病院にいき、治療してもらうとなると。治るまで時間がかかる可能性があります。
時間だけでなく、お金もかかります。
さらにいうと、心配ごとや不安に思っていることが解決するまで、不安や心配でいる時間も長引きます。
それは「自分がいい状態でいる時間」が、減ることになります。これは、運気アップしていきたい場合、NG行動になります。
不安や心配、恐れの感情は、波動でいうと「低い波動」に分類されます。
長い時間、不安や心配、恐れを感じていると、「低い波動」でいる期間も長くなります。
すると、自分が放つ波動も「低いもの」が多くなり、それに似た事象と引き寄せ合いやすくなってしまうんです。
たまに不安になったり
心配したり程度なら
人間だれしもあります。
その程度なら
問題ありません♪
気にしすぎる必要は
ありません。
しかし、あまりにも長い期間、不安や心配でいると、目の前の事象もそれに似たものになってしまう可能性があります。
以上の理由からも、不安や心配の芽がじっさい生えているのであれば、さっさと行動して、少しでも早いうちに、摘み取ったほうがいいのです。
心配や不安、気になることがあったら、少しでも動いてみること。動くことで、不安や心配も解決できる可能性がグッと上がります♪
家族が心配なんです、の場合。それは本当に家族のため?
私は以前、自分のことではなく家族の心配をよくしていました。
- 独身の時は、親のことが心配
- 結婚してからは、配偶者のことを心配
とにかくつねに、自分の身近にいる誰かを、私は心配していました。ここでの不安も、ほぼ妄想。
妄想で、「もし親が○○になったら・・・」「もし夫が○○を起したら・・・」と想像し、心配していました。
今振り返ると、
ほんと
無意味だったな、と
思います。
なぜなら、「妄想の不安や心配って、実際起きていないことだから」です。
実際起きていないことに対して、私は自分のエネルギ-を注いでいたのですから・・・。でも当時はそれに気付いていませんでした。
ですから当時私がやっていたことは
妄想している心配ごとが実際起きないように・・・と。先回りして、対策をとっていた!
起きてもいないことに対して、一生懸命対策を打とうとしていたのであります。
どういうことか?というと、
親や夫を
自分のいいように
コントロ-ル
しようとしていた
のです。
たとえば、妄想で「親がたくさんお酒を飲み、けがをして大変なことになる!心配だ!」と妄想したとします。
するとわたしは、親にお酒を飲ませないよう、コントロ-ルしようとするんです。どうやってコントロ-ルしようとするのか?というと
あなたのことが、心配なんです。だから、あまりお酒を飲まないでください、と相手に言う。
いやいや、それ本当に親のカラダのことを心配していっているんでしょう?と、思いますよね。
たしかに、それもあります。ただ、私の場合、もっと大きな理由があったんです。それは、
「親のせいで、わたしは心配や不安にさせられているのだ!」と思っていた。
つまり、わたしがこんなに心配や不安で嫌な気分になるのは、親や夫のせいだ、って思っていたんです。
自分の感情を、全面的に、他人(親や夫)のせいにしていたんですね。
私がこんなに心配したり不安になるのは、家族のせい。
だから、私を嫌な感情にさせる親や夫を、無意識に自分のいいようにコントロ-ルしようとしていたんです。
あくまで私の場合。
私の場合、身近にいる家族のことを「あなたのことが心配なの!だから、○○しないでほしい」と、思っていたのは、じつは心の底では
わたしは、家族のせいで、不幸になりたくない!と思っていた。じつは、私が不幸なのは、家族のせいだって思っていた。
だったのではないかな?と感じています。だから、あんなに心配して先回りして家族の行動を制限しようとしていたのではないかな?と。
あくまで、素人の想像ですが・・・。
ただ、これに気が付いた時、とてもスッキリしたんです。
なぜなら、私は自分のため(エゴ)に、変えられない他人を変えようとしていたんだな、って分かったから。だからこんなに苦しかったんだな~と、自分が苦しかった理由が分かったからです。
私が家族の心配をしていたのは、
- じつは自分のためだった
- なぜなら、私が心配になるのは家族のせいだと勘違いしていたから
- 自分のために、変えられない他人を変えようとコントロ-ルしていた
これが全部つながったとき。そういうことだったのか・・・と理由が分かり、スッキリしたんです。
不安や心配のハンドルを握っているのは自分
家族を通し、自分がこんなに心配になるのは、じつは自分の不幸を、家族のせいにしていたのだ、教えてもらいました。
グワッとまとめると、「私は、自分で自分の人生を良くしていく気がなかった」のです。
それ以降、もう自分のために、家族のことを心配するのはやめよう、と思いました。
私は、私をよくすることに一生懸命になろう、と思いました。人のことより、まずは自分だろ!って(笑)
そもそも、家族の人生は、家族の物です。わたしの物ではありませんよね。それなのに、私は自分のエゴで・・・家族をコントロ-ルしようとしていたのですから。
本当に、家族のことが心配な時は、その心配を解決できる方法を探し、自分にできることがあればそれをやる。
私は自分にできることだけ、やろう。それしかできないから。
不安や心配も、その感情をコントロールするハンドルを握っているのは、わたし。
誰かのせいで、不安にさせられているのではなく、自分でそれを選んでいた。
だからいまは、自分でコントロールできる部分だけ、自分が心地のいいように整えていこう。
そう思っています。
まとめ。心配や不安は自分にできることをすれば軽くしていける
まとめ。心配や不安。そういった負の感情は人生につきものです。ゼロにする必要はないと思っています。
なんだかんだ
書いていますが
私は今だに
妄想不安になることも
あります♪
そんな時は「いまは、それがしたいのだ、だからやっていい」と自分で自分に許可をし、やっています。ただし、長引かせないようにはします。
心配や不安に隠れている本心。それに気付けないと、
いつまでも無意味なことに、大切な時間を奪われている可能性があります。
- 自分が抱いている心配や不安。それは、果たして事実なのか?
- それとも、妄想か?
はたまた、
- 自分が不安や心配になるのは、誰かのせいだ!と他人のせいにして、他人をコントロ-ルしようとしていないか?
その辺り、いちど探ってみるのもいいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
コメント
初めまして。
いつも楽しく読ませていただいてます。
前のブログから読んでいますが、コメントを
残すのは初めてです。
不安や心配、執着。もう私のテーマのような
もので長年向き合い続けてきました。
恋愛に多かった気がします。
考え方を変えもせず、ただ湧き上がる不安をなだめるだけ事しかしてこなかったので、
根本は何も解決せずだったのですが、
最近やっとデメコさんと同じように、軽減されてきました。
考え方そのものを変える(他人をコントロールしない、自分ができることをやったらあとは考えないなど)と腹をくくり、それを実行にうつせたのがよかったのですが、その土台になるのは自分を大切にする心が育っていたからだと思いました。
「人のことより自分だろ!」おっしゃる通りです。自分の心を整える、自分を愛す、
大事なことだと改めて気付かされました。
なつきさん、
はじめまして。
前のブログから読んでいただき、ほんとうにありがとうございます。
コメントまで・・・うれしいです。
なつきさんも「不安や心配、執着」が長年のテ-マとのこと。
まず、それが自分のテ-マと自覚されている。
それはすごいことです!自覚があれば、いくらでも自分が望む方向へ
好きなように方向転換ができますものね。
>その土台になるのは自分を大切にする心が育っていたからだと思いました。
そうですよね、まずは自分を大切にするこころ。ここが軸となるんですよね。
まずは、自分(土台)。ここですね、ありがとうございます。
お返事ありがとうございます。
タイムリーな記事だったので、思わず自分のことばかりですみません。
デメコさんとのブログの出会いは、私も「いい加減今の自分を変えたい!」と思い立って、自分原因論で検索かけたところ、前のブログの記事にたどり着いたのです。
私と同じように考えて、いろいろな事を実践し、先を行く方がいるんだー!と感動して、そこから読者になりました。
自分を否定してばかりだったので、大切にすることから始めたらいろいろ変化していきましたね。
長々とすみません、
これからもブログ楽しみにしています。
なつきさん、
こちらこそ!コメント本当にうれしいです。
ありがとうございます。
私のブログを読んでくださる方によく言っていただけるのは
なつきさんも感じてくださったように「タイムリ-でした」
というお言葉です。
きっと、波長が似ているのだと思います。
私はたまたまブログで発信しているだけ。
なつきさんと同じく「実践者」です。
>自分を否定してばかりだったので、大切にすることから始めたらいろいろ変化していきましたね。
本当にその通りですよね。
じつは、わたしも近く書きたいなと思っていた内容です。
「自分を嫌いだと上手く行かない理由」的なタイトルで。
うまくまとめられたら、アップしますね。
こちらこそ、今後もどうぞよろしくお願いいたします。