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遺族厚生年金って子供がいない妻だけでなく夫も受給できるのですね

夫に家計簿をシェア!私が欲しいものを伝える自己表現の場所 お金

FPの勉強をはじめていますが、さっそく自分の無知さに気づきました・・・。

遺族厚生年金って、子供がいない妻だけでなく、夫も受給できるのですね!

でめこ
でめこ

し、知りませんでした!

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遺族給付には遺族基礎年金と遺族厚生年金がある

公的年金の被保険者や、ねんきん受給者などが死亡したときに、残された遺族の生活保障のために支給されるのが

遺族給付(いぞくきゅうふ)です。

で、この遺族給付には

  • 遺族基礎年金
  • 遺族厚生年金

の2種類があります。

それぞれ「受給できる遺族の範囲」があります。

でめこ
でめこ

受給できる人、受給できない人が決まっているんですよね。

遺族基礎年金を受け取れる遺族

遺族基礎年金を受給できる遺族は、

死亡した人に生計を維持されていたまたは子のある配偶者(妻だけでなく、父子家庭となった父も該当します。)

【子の要件】

18歳到達年度の末日(18歳になって最初の3月31日)までの未婚の子。または、②20歳未満で障害等級1級または2級に該当する未婚の子(年金法上の子の要件は他の年金給付においても同じです)。

引用:FP3級合格のトリセツ 速習テキストより

子供がいない遺族は、遺族基礎年金を受け取ることはできません。

でめこ
でめこ

うちは子供がいないので、遺族基礎年金は受給できない、ということになります。これは知っていました。

参考書はこちら!

遺族基礎年金って、いくら受け取ることができるの?

遺族基礎年金の受給資格がある方は、万が一、受給できる立場になったら、どれぐらいお金がもらえるのか、把握しておくと良いと思います。

お金は、わからないと不安になります。

わかると安心できるので、ちゃんと把握しておくといいと思います。

遺族基礎年金の計算式はこちら!

遺族基礎年金の計算式(配偶者が受け取る場合)

老齢基礎年金の満額+子の加算額※

※第1子、第2子は各234,800円 第3子は各78,300円

引用:FP3級合格のトリセツ 速習テキスト

例えば、

子供が3人いる専業主婦の場合

○遺族基礎年金の金額:基本額816,000円、子2人目までは234,800円、3人目は78,300円

=1,363,900円

となりますね。

お子さんが3人いる方は、ひと月 113,658円 の遺族基礎年金受給額になります。

お子さんがふたりの場合は、1,285,600円。月にすると、107,133円

でめこ
でめこ

明確な数字が出ると、これから何をしたらいいかが見えてきませんか?

他に、

  • 寡婦年金(かふねんきん)
  • 死亡一時金

などもあります。

もっと詳しく知りたい方はこちらを!

日本年金機構 遺族基礎年金(受給要件・対象者・年金額)

遺族厚生年金を受け取れる遺族

もうひとつの遺族給付が「遺族厚生年金」

遺族厚生年金とは、公的年金の2階部分「厚生年金」加入者が亡くなった場合の保証。

(公的年金は2階建て!1階部分は国民年金(基礎年金)です)

会社員や公務員などが加入するのが「厚生年金」。

厚生年金に加入していた人が亡くなった場合、遺族は「遺族厚生年金」を受給できます。

でめこ
でめこ

我が夫は会社員。厚生年金に加入しているので、夫が亡くなったら、妻は遺族厚生年金が受け取れる・・・というのは知っていました。

遺族厚生年金は、子がいない妻も、受給できるんですよ。

では、夫は?

私も会社員なので厚生年金に加入しています。が、私が亡くなった場合、夫には受給資格がない、と思っていたんですよね。

ところが、こちらをご覧ください。

遺族厚生年金を受給できる遺族の範囲

死亡した人の一定の家族が受給できます。受給には優先順位があり、最も順位の高い人にのみ支給されます(子のいない妻にも支給される。兄弟姉妹には支給されない)。

遺族厚生年金を受給できる遺族の優先順位

第1順位夫(55歳※以上)・妻(年齢要件なし)・子
第2順位父母(55歳※以上)
第3順位
第4順位祖父母(55歳※以上)
※年金の受け取りは、60歳から

引用:FP3級合格のトリセツ 速習テキスト

あれ?

夫も受給資格がある!

えーーー?

でめこ
でめこ

初耳!

ご存知でしたか?私は知りませんでした。

ただし、60歳から、とあります。

子のない夫は、55歳以上である方に限り受給できますが、受給開始は60歳からとなります(ただし、遺族基礎年金をあわせて受給できる場合に限り、55歳から60歳の間であっても遺族厚生年金を受給できます)。

引用:日本年金機構 遺族厚生年金(受給要件・対象者・年金額)より

うちの夫は今年55歳になったので、早速伝えました!

でめこ
でめこ

「夫よ、あなたも遺族厚生年金の受給資格があるので、万が一のときは、忘れずに申請してね!」と。

「わかった」とのこと。

これ、エンディングレターに追記しておこう。

あ、家計簿に書いておくのもいいかもね。

計算式はこちら!

遺族厚生年金の計算式

老齢厚生年金の報酬比例部分×3/4

※被保険者期間が300月に満たないときは、300月(短期要件の場合)で計算する

引用:FP3級合格のトリセツ 速習テキスト

もっと詳しく知りたい方は、こちらを!

日本年金機構 遺族厚生年金(受給要件・対象者・年金額)

まとめ。事実を知ることで、今が楽しめるようになる

人は、知らないことに不安になります。

不安だと必要以上に備えてしまうし、そうなると常にお金が足りない気がして・・・。

お金の不安が付きまとうことになります。

ですが、こういった事実を把握することで、不安って軽くなるんですよね。

特にお金は「数字」でハッキリ出せるので、足りない分がいくらかもわかる。

また、今の貯蓄ペースでなんとかなりそうだ、という場合もある。

なので、自分たちに必要な分だけを、今の自分から未来の自分へ送ることができます。

今の自分も楽しめるようになるので、お金の事実を知るって本当に大切だなーと思いました。

でめこ
でめこ

夫も「知っておくと、安心できる」と言っていました。

参考書はこちら!

最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪

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