50代は一般的に
「老後のお金の不安を感じやすい」
のではないか、と感じます。
そう思う理由は50代にとって老後が、
「リアルな身近に迫ってきているが、まだ経験していないことだから」。
40代までは、「老後までまだ20年ある」という意識。ところが50代になると、「自分もいつかは老後に入るのだ」と実感が増してくる。
つまり、老後が自分ごとになるのだ。
そんな年代真っ最中である私ですが。気づけば年々、老後の不安(お金以外も)が軽くなっている自分を感じています。
ちなみに私は楽観主義ではありません。20代からずっと老後のお金に不安を抱え、過ごしてきました。
そんな私がなぜ、歳を重ねるごとに老後のお金の不安が軽くなっているのか。
年金受給予定額を把握し、「年金だけじゃ足りない」と数字で理解できている
一つは、自分が受け取る予定の年金受給額を知っていること。
毎年誕生日月に送られてくる「ねんきん定期便」。
これをチエックして、自分が受け取る予定の年金額を把握しています。
で、
「ねんきんだけじゃ、老後のお金は足りないわ」
と数字で知っています。
老後のお金が不安だ不安だーと騒いでいた時、実は私、自分が受け取る予定の年金額を知りませんでした。
知らないのに、足りない!と騒いでいたのね。
人は、わからないことに不安を感じる生き物です。これ、人間の仕組み。
なので、この場合なら「年金だけではいくら足りないのかを知る」。
わからないをわかったにしていくことで、不安の火種を一つ消すことになるんです。
50代になるとねんきん定期便に受給予定額が記載されるようになりますから。自分で調べなくてもわかります。
資産をつくる習慣が身についている
私は浪費家でありながら貯金の習慣もあり、資産をつくる習慣が身についています。
なぜそう言い切れるのかというと、これまでの社会人生活で「貯金がゼロ」という経験がないからです。
借金したこともありましたが、今思えばおかしな話ですが借金しながら貯金もしていました。
当時の試算表を作ったとしても、純資産がマイナスになることはありません。
結婚してからも、住宅ローンや車のローンを抱えながら貯金をしてきたし。
おかげで失業中の収入が途絶えた時も、貯金でやりくりができました。
で、その時の収入に合わせ、生活を小さくすることも結構簡単にできちゃうタイプ。
現役の今。
収入でやりくりができて。さらに資産づくりもできている。
それが身についていて、習慣になっている。
この生活を続けていれば、一生お金で苦労することはないなと分かっているのでしょう。
私のようなタイプはむしろ、資産を使いきれずにこの世を去る可能性の方が高い。それでもいいと思っています。
私が欲しいのは「安心感」。好きな方を選べる、選択の自由。
それをキープするには、ある程度の貯金が必要なんですよね。
ということで、老後のお金の不安が軽くなった二つ目の理由は、資産づくり(貯金と投資)の習慣が身についているからでした。
一生働くと決めている
三つ目は、
一生働くと決めていること。
これも不安がなくなった理由の一つ。
ちなみに老後の定義は「働いてお金を稼がなくなってから」
自分の労働力を提供して、お金を稼がなくなってからを意味します。
ということはよ、一緒働くと決めた私には老後はありません。になりますね。
ま、一生働くまでじゃなくても「できるだけ長く働く」としておくだけでお金の不安は軽くなると思う。
そのために、今から「自分が働く場所」のことを考えるようになるし。
今後間違いなく「体力」は落ちていく。それでも働きやすい職場かな?と考える。
こりゃ無理!ずっとは続けられない!と思えば、じゃあどうなったら働きやすくなるかなとさらに考える。
すると、今やるべきことが見えてきたりするんですよね。そんな感じで、「長く働く。一生働く」と決めることもまた、50代でも老後のお金が不安ではない理由の一つになります。
まとめ。50代こそ、老後のお金を軽くする時期!
50代でも老後のお金の不安が軽い理由を三つ書いてみました。
まとめます。
【50代でも老後のお金の不安が軽い理由】
- ねんきんだけじゃ足りないと数字で把握している
- 資産づくりの習慣が身についている
- 一生働くと決めている
まずはっきりと「年金だけじゃ足りない」と数字で出ているので、それに対する「適切な備え」ができます。
漠然とした備えではなく、適切な備えができていると実感があると不安って軽くなるんですよ。
それができている=理想の未来にちゃんと向かっていると思えるのでプロセスの途中からどんどん良くなっていく。
ゴール(この場合で言えば「老後」)に辿り着いてから急に良くなるんじゃなくて。途中から、どんどん良くなっていくの。
50代になってからさらに老後の不安が軽くなったのは、この仕組みにハマっていたからだと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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