今、携帯をひらいたら飛び込んできたニュ－ス、
経済評論家の山崎元さんがお亡くなりになられたとのこと。
かなりのショックを受けています。
（トウシル（楽天証券オリジナルの投資情報メディア）記事のリンクを貼ります）
訃報：経済評論家・山崎元さんが死去――資産づくりに正義を乗せて
ご冥福を、心からお祈りいたします。
初めて読んだ山崎元さんのご著書
私が初めて手にした山崎元さんの本は、
「難しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えてください！」でした。
当時、山崎さんは楽天証券経済研究所客員研究員という肩書をお持ちでした。
ところが山崎さん、楽天の社員でありながら（これは個人的な感覚ですが）楽天に偏った発信は一切なく。
良いものはいい。ダメなものはだめ。
つねに中立な立場で金融情報を発信して下さる、たいへん貴重な方、というのが私の印象です。
「難しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えてください！」は、山崎さんと「お金のド素人」とおっしゃる著者（大橋さん）との会話形式でお金の話が展開されます。
そのなかで、楽天証券とSBI証券どちらを使うか悩む大橋さん。
けっきょく大橋さんはSBI証券を選択したのですが、そんなやりとりにも山崎さんのお人柄があらわれていて、感動した記憶があります。
長期！分散！低コスト！ほったらかし投資術といえば
その後もたくさんのご著書を出され、本の中で
「長期・分散・低コスト」
この3原則を、かならず提示してくださいました。
一般人が、投資で資産を増やしたいなら「長期・分散・低コスト」。
これなくして、一般人の資産形成は成り立たない。
それを、繰り返し繰り返し、粘り強く、発信してくださいました。
「ほったらかし投資」という言葉も、山崎さんと水瀬ケンイチさんの「ほったらかし投資術」から生まれた言葉。（・・・と、わたしは認識しています）。
ほったらかし投資術での学びは、わたしの投資人生での軸となり、それは今も変わりません。
わたしはこれからも、インデックス投資家。
「長期・分散・低コスト」で、資産を大きく膨らませていく。
膨らませたお金を、運用しながら使っていく。
そこに一ミリも変わりないのは、山崎さんと水瀬さんの発信のお蔭です。
山崎さんのすごいところ！金融業界にいながら業界の闇を発信する勇気！
山崎さんのすごいところは、金融業界に在籍している間も一貫して「金融の闇」をハッキリと。
そして、面白おかしく伝えて下さるところです。
投資のことはもちろん、保険業界に関してもそう。
「民間保険会社の手数料が表示されないのは、おかしい」
という考え方も、山崎さんの発信で私、はじめて気づいたのです。
言われてみれば、たしかに・・・。
あるサービスを利用するのに、利用者に手数料が開示されないのは変ですよね。
保険会社だけが悪いのではありません。
消費者の立場として、自分の頭では何も考えず。大切なお金を使ってきた個人にも、考え直すべき点はたくさんある。
それを、一般消費者や個人投資家にも、コツコツ。丁寧に。愛を持って。
伝えてくださった、山崎さん。
こんなに勇気のあるかたは、なかなかおられません。
ほんとうにありがとうございます。
山崎さんが遺してくださったもの
山崎さんはこれまでにたくさんのご著書を出されています。
動画もたくさん遺されています。
山崎さんのマインドに、わたしたちはこれからも触れ続け、学び続けることはできます！
ダイヤモンドオンラインのコチラの記事に、山崎さんの動画や記事がまとめられていました。
ダイヤモンドオンライン【追悼・山崎元さん】金融の「不都合な真実」に切り込み続けた経済評論家が遺したもの
いままで、大変お世話になりました。
また、これからも山崎さんが遺して下さったご著書や動画、記事にわたしはお世話になります。
そして。一ミリ・・・0.000001ミリでも、わたしも山崎さんのように勇気をもって。自分の信念を曲げず、自己発信ができるよう。
「しあわせな小金持ち」が日本に一人でも増えるよう。
人生の底上げができるよう。そしてそれが、日本全体の底上げにつながるよう。
そんな大きな願いへの、小さなお手伝いができるように。自分自身の心を磨いていきます。
ありがとうございます。
ご冥福を心から、お祈り申し上げます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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