マネ-リテラシ-が高い親に育てられた友人と、マネ-リテラシ-が低い親に育てられた私。
教えられてきたお金の教育が、こんなにも違うんだ!と。大人になってわたしは知りました。
ブログを読んでくださる読者さんの中には、これからお子さんを社会に送り出すステ-ジに立たれている方もいらっしゃるかと思います。
お金の教育、ほんとうに大事です。これからの時代、ますます重要になってくる、と言われています。
ということで今日は、マネ-リテラシ-の高い親に育てられた友人と、マネ-リテラシ-が低い親に育てられた私。
お金の教育の違いについて、シェアしたいと思います。
マネリテ低い親・子ども時代~お金の話しは一切しない
マネ-リテラシ-が低い親に育てられた私。
子供時代、家庭内で親が楽しくお金の話しをしている記憶は・・・いっさい、ありません。
父と母が、楽しくお金の話しをしている記憶。ゼロです。
親に関してのお金の記憶と言えば、
- 母はよく「お金がない!」と言っていた。
- そのくせ急に「金は天下の回り物~」と、ぱっぱと湯水のようにお金を使う母の姿。
- 連帯保証人になり、その返済でお金を工面する親の姿。
- 人前で平気でお金の話をする人を見て「下品」と言っていた。
そんな記憶はあります。
書き出して分かるのは、私は子供時代。お金に対してあまり良い記憶がない、ということ。
なので大人になってからも、お金にたいして不安や執着がこびりついていましたね。
マネリテ高い親・子供時代~普通にお金のはなしをしている
一方、マネ-リテラシ-が高い親に育てられた友人は、子供のころから家庭内で普通にお金のはなし飛び交っていたそうです。
なので彼女のマインドには「お金の話をするのがスタンダ-ド」と、自然とインプットされています。
先日いっしょに食事をしたのですが、お金のはなしをたくさんしました!
たのしかった~♡
お金の話しにブロックがない人といると、私のブロックもより外れやすくなるんだな~と感じますね。
余談ですが。
いぜんの私だったら、友人と投資のはなしをするなんて、想像もできませんでしたね。
40代で投資をはじめて、みんなと楽しくお金の話をする・・・。
夢がまたひとつ、叶っています♡
マネリテ低い親「貯金しなさい」
マネ-リテラシ-が低い親に育てられた私は、社会人になった時。親から
「貯金しなさい」
と教えられました。
もしもが起きた時のために、お給料の一部を貯金していきなさい。そう教えられました。
今思えば「もしも、って何?」ですよね。
たとえば、家を建てる、とか。車を買う、とか。前向きな目的がある貯金ならいいのですが。
うちの親は、「何かあった時こまるから。とにかく貯金しておきなさい」でした。
- 貯金はした方がいい、だって、みんなやっているから。
- 何かあったら困るから、貯金はしておくべき。
そんな感じだったと思います。
親に言われた通り、わたしも貯金を始めました。
ただ、不思議なもので。
「何かあったら困るから、貯金」と言っていただけあって。
母親も私もその「お金に困るような何が」が、実際起きた!という経験があります。
しかも、親も私も。かなりの大金が一度に出ていく、という経験がありますね。
たまたまかもしれませんし、そうなる運命だったのかもしれません。
また、こじつけに聞こえるかもしれないけど「困る時に使うお金」との目的で貯めていたお金は、ちゃんと目的通りに使われた、という結果に。
お金について学んだ結果。どうせなら、「楽しいことをイメ-ジして、貯金はした方がいい」と思っています。
子供がいたら貯金についてこう伝えたい!
私にもし、子供がいたら
- 貯金は、あなたが将来やりたいと思っている、楽しいことのためにするものだよ
- 貯金は、あなたの生活を守るためにするものだよ
だから、あなたがやりたいことや、あなたの生活を守るために。いくらのお金があればいいのか?いっしょに調べてみよう。
・・・と言えたらいいな。
【質問!】
みなさんは貯金について。お子さんにどのように教えていますか?
または、なんて教えると思いますか?
マネリテ高い親「投資しなさい」
一方、マネ-リテラシ-が高い親に育てられた友人は、社会人になったらこう言われたそうです。
「投資しなさい」
貯金しなさい、とも言われたのかな?たぶん、それも教えられたと思います。
でも、日本人ではなかなかない、「投資」についても教育を受けていたのです。
私が貯金を当たり前と思うように、きっと彼女にとって投資も当たり前だったのでしょう。いいな~♪
ただし借金(信用取引)はダメ!と言われたそうです
ただし、ここが非常に重要なポイントですが、投資をする際ひとつ絶対にやってはいけないことも教えられたそうなんです。
それが、「借金」。
株式投資でいう「信用取引」です。レバレッジとも言います。
※端的に言うと、証券会社にお金を借りて、株の取引をする方法です。
それだけは、ぜったいにやってはいけない、と教育を受けたそうです。
子どもを愛しているからこそ、お金の怖さもきちんと教育される、素晴らしいご両親ですよね。
株式投資に「ぜったい儲かる!」はありません。投資をすればお金が増えるかもしれないし、減るかもしれない、リスクがあるもの。許容範囲を超え投資をしたら、サイアク生活が人生が、破綻する可能性もあります。そこまでリスクを背負ってするものではありません!
彼女にとって株式投資とは、楽しいモノであること。
そして、取り扱い方によっては怖いものでもあること。
両方をしっかり理解されているのだな、と話していて感じます。
マネリテ低い親「大人になったらだれもが民間の医療保険に加入するもの」
マネ-リテラシ-が低い親に育てられた私は、
「大人ならだれもが医療保険や死亡保険に加入した方がいい」
という価値観が、気づいた時にはありました。
だから、結婚した時夫が死亡保険や医療保険に加入していないと知った時、ものすごく焦ってあわてて高額な保険に加入したのです。
夫は「保険なんて、要らないっしょ~」と言っていたのに。
私ひとりが「もし、あ―たに何かあったら、わたしはどうすんのさ!」とプンプン!ブリブリ!
結局数年後。その保険を全部解約し、それまで払ったお金を無駄にすることになろうとは・・・。
【じぶんにとって保険は必要なのか?】
保険に入ろうか?迷う時は。
保険の立ち位置について、考えよう。
保険とは、万が一が起きた時。生活が立ち行かなくなる場合のみ加入するもの。
なので、じぶんにとって必要な保険だけ加入しよう!
我が家は現在、車の保険と、火災保険に加入しています。
マネリテ高い親「保険?不要!貯金で賄えるから」
マネ-リテラシ-が高い親に育てられた友人は、
「これまで一度も医療保険に加入したことがない」そうです。
なぜなら、「医療費にかかると想定される金額なら、貯金でじゅうぶん賄えるから」。
ズバッとしていて、すがすがしい。
たしかに貯金なら、医療費以外にも色々使えますが、医療保険は「入院した時」など、お金の使い方が限定されていますよね。
しかも、使うかどうかも分からないし・・・。だったらたしかに貯金で備えていた方がいい、と思えます。
(もっと早く知っていたら・・・笑笑)
40代で彼女と出会い、「同じ日本生まれ育っても。環境によってお金の教育がこんなにも違うのだ」、と知りました。
では、今現在の彼女と私の経済状況は?
では、マネリテが違う親に育てられた彼女と私。今現在の経済状況は?どうなのか?
・・・。スミマセン、それはお伝えすることはできません。ズコ---!
というか、お互いの資産状況は把握していませんし、気になりません。
ただ、共通点は彼女も私も、いまは親の価値観から離れ、自分の価値観のもとで、お金を楽しく増やし、楽しく使っています。
彼女も私も、自分なりの豊かさの基準があり、それに沿ってお金と付き合っています。
親から教えられた価値観で、これからも大事にしたい部分は持ち続け、自分には要らないなと思うモノは手放して。
これからもお金と仲良く付き合っていく。お互い、そんな感じです。
ちなみに、マネリテ低い親に育てられた私ですが、親を恨んでなどいません。
強がりではなくて、ホント。
だって、貯金の習慣がついたのは親のお蔭ですし、民間保険について本気で考えられたのも、親の価値観があったお陰。
まとめ。マネリテが低い親に育てられてもお金の価値観は変えられる
まとめ。
マネリテが低い親と、マネリテが高い親。
こんなにもお金の価値観が違うのです。
ただ、マネリテが低い親に育てられても、何歳からでもお金の勉強をすれば、お金の価値観は変えられます。
自分で学び、自分が理想とする経済状態を決めれば、理想に近づけることはできます。
なんでもかんでも、自分が上手くいかないのを親のせいにするのは、もうおしまい。
感謝して、完了させ、次に進んだ方が親孝行ですね。
そんな感じで、今日も自分が豊かになるには?どうしたらいいのか?考え、行動していこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。また明日です。
コメント
私はマネーテラシーが低く裕福でもない家庭でしたが、したいことはさせてもらいお金がかかるなどと言われたこともなく育ててもらったのは感謝しています!いま教育費にこんなにお金かかるのかとビックリしているので…
子供にはしたいことが出来るように貯金していると伝えています。投資のことなども私もよく分からずNISAやiDeCoをしているので子どもと一緒に勉強していけたらなと思います♪
ひまわりさん、
コメントありがとうございます!
>したいことはさせてもらいお金がかかるなどと言われたこともなく育ててもらったのは感謝しています!
ほんとうですよね。大人になると、親の有難さが身にしみてわかります。お子さんがいらっしゃるとなおのことと思います。今はひまわりさんがそれをお子さんにされているのです!すごい!投資もされているとのこと、これからが楽しみですね!