毎日生きていると上手くいかないこともたくさんあって。
そんな時は「あぁ、私はホント、ダメな奴・・・」となり、凹むこともありますよね。
自分を変えよう、人生をより良くしよう、と意識が前に向いている人ほど、この傾向が強いのではないかな。
そんな時、皆さんどうされていますか?
わたしは「陰陽一体」を思い出します。そしてダメな自分もそのまま、受け入れます。
これが私の楽に生きるコツです。
わたしたちはもうすでに「完璧」。不足していないんです。
「自分は完璧じゃないからダメ」と思っていませんか?
他の人と比較して、自分にはできないことがたくさんあって。
チャレンジしたけど、目標達成できないこともあって。
失敗もしてしまったし、お金も無駄にした。誰かを傷つけてしまったこともある。
だから、自分は完璧じゃない。
こんな自分、だめだ・・・。だれにも認めてもらえない。
完璧にならないと!と思っていました。
でもね、何年たっても「完璧」になれない。それもそのはず、だって私たちはすでに完璧だったのだから。
ダメな自分も実は、たいせつな私の一部
「もうすでに完璧なんだ」という考え方は、心の勉強をしていく中で知りました。
「ダメな自分、できない自分、そんな自分も実は、たいせつな私の一部」という考え方を知ったのです。
ダメな部分があるから、良い部分もある。これはいわゆる「陰陽一体」表裏一体、ですね。
陽は陰が、陰は陽があってはじめてひとつの要素となります。
つまり、お互いが存在しているから、もう片方も存在するのです。どちらかがいなくなると、もう片方も存在しません。
あの、有名な太極図。(タオマ-クとも言います)。あの図を見ると、それが分かりますよね。※太極図(たいきょくず)で検索してみてね。
陽は陰が、陰は陽がないと成立しないのです。
これは自然な法則。
これが腹に落とし込めたときから、わたしもやっと「今もうすでに、わたしたちは完璧な存在なんだな」と、頭の中で流れる言葉が、その通りになっていました。
自分で自分を認め続けてあげる
とはいえ、この考え方をはじめて知ったその瞬間から、今のこの状態になれたわけではありません。
はじめは正直、意味が分からなかったです。(;^_^A
言っていることは分かるけど、それってどういう感覚?どうなったらそうなったといえるの?という・・・。
わたし、自分で感じられないと納得できないタイプなようで、いくら言われても「それったどんな状態なのか?わからない」という感じでした。
そこで、まずは言われたことをやってみたんです。
たとえば、「ダメな自分も、大切な自分の一部。だから、ダメな自分も心の中で「そんなあなたも大好きだよ」と言ってあげる」
これを、わたしもやってみたんです。
ほかには「鏡に向かって、「そんなあなたも大好きだよ」と言ってあげる」など。
本に書いてある方法を、とにかくやってみました。
はじめは違和感だらけ!それでも続ける
初めは、正直違和感だらけ。
ダメな自分はダメ!と思っていたのに、急にダメな自分も大好き!というのです。
慣れないことをするのですから、最初は違和感がありますよね。あって当然。
それでも、しばらくは続けました。
すると、徐々に違和感が薄れていきます。
時間をかけてやっていくうちに、自然と言葉がこぼれるようになりました。
その段階にくると、ダメな自分にも「大丈夫、そんなあなたも好きだよ」というと心が落ち着くように変化していたのです。
もう違和感はありません。
反省はする!ただ自分を傷つけない
先に書いたように、失敗したり。意図せずに誰かを傷つけてしまったり。他の人の迷惑をかけてしまうことは誰にでもあります。
そんな時も、もう一人の心が広い自分が、迷惑をかけてしまったもう一人の私に「大丈夫だよ!」と声をかけてあげる。
ただ、モチロン迷惑をかけたことに対しては、しっかりと反省をします。
そして、同じ失敗がないようにするにはどうしたらいいか?考えますよね。それはちゃんとやるようにしています。
じゃないと、「人としての在り方」の部分で自分が嫌いになってしまうから。
それとは別で、寛大なわたしが失敗して視野が狭くなっているわたしを、ゆるめてあげる。
そのために、言葉をかけて許してあげるんですね。
「そんなあなたも、大好きだよ」と。心の中で。
まとめ。
まとめ。
私たちはどこかで「完璧にならなくてはいけない」と思っています。
しかしじつはもうすでに、カンペキなのです。
いい自分、ダメな自分、両方そろって「完璧」だから。
これは法則です。
だから、どちらかが欠けたら完璧じゃなくなります。
わたしたちが今までなんとなく生きづらさを感じていたのは、この「完璧なのに、カンペキを目指していたから」。
完璧になろうとして、自分のダメな部分を排除しようと必死になっていたからです。
それも、自分のたいせつな一部なのに・・・。
ちょっとした考え方のコツを知ると、生きるのがとても楽になりますね。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
コメント