お金が減るのが怖くてお金を使えない・・・
どんなに貯金が増えても不安が消えない・・・
このような傾向がある人のことを
「お金使えない症候群」「節約症候群」と呼ぶようです。
お金使うと罪悪感「お金使えない症候群」で人生損していませんか
あぁ、これはまさに過去の私。
過去の私はまさに「お金使えない症状群」!
いかにお金を使わないかばかり考え、お金が絡むと常に不安や恐怖で、精神的にきつかったーーー!
そんな私でも、40代からお金の勉強をすることで、お金使えない症候群を克服。
今では楽しくお金を使えるようになり、人生豊かになりました。
私もどっぷりハマっていた、お金が減るのが怖い!お金使えない症候群の原因や克服法をシェアしたいと思います。
お金が減るのが怖い原因①「認知の歪み」
お金が減るのが怖い!お金使えない症候群!原因の一つは「認知の歪み」。
私の中に「お金は使ってはいけない」とインプットされていたと分かったのは、お金を学んでからのこと。
お金がないと困る、だからお金は使ってはいけないと、いつの間にか記憶に刻まれていて、お金を使うのが怖くなっていたのです。
なぜ、このような記憶が刻まれたのか?
それは過去の経験。
明日、食べるものがないほどにお金に苦労した経験はありませんが、お金が一気に減った出来事や、親がお金で苦労している姿を目の当たりにしたことがありました。
また、テレビから影響で「お金がないと貧しい人生になる」とインプットされてもいました。
貧しい人生は誰だって嫌ですよね。
貧乏は避けたい、と思うのは自然なこと。
そのためには、お金を使わない方がいい。
だから、できるだけお金を使わないように意識していたんです。
私の中で、お金は使ってはいけないもの。お金がないと貧乏になるから。これが正解になっていたんですよね。
人は、自分が思っている通りの動きをするので、私はお金をできるだけ使わないよう、人生の選択をしていたんです。
貧乏を避けるため、お金を使うとき脳が「恐怖」という感情でお知らせをしてくれていたというわけですね。
お金が減るのが怖い原因②無計画
お金が減るのが怖い!お金使えない症候群!無計画
お金が減るのが怖くてお金が思うように使えなかったとき、じつはわたし、無計画でした。
ライフプランを立てておらず、人生で何をしたいのか、それにはいくらお金が必要なのかを把握できていなかったんです。
目的なくお金を貯めようとしていたので、
とりあえず、将来のために貯金!(目標金額は、青天井)
といった、お金をいくら貯めても不安が消えない・・・ありがちな状態に陥っていたのです。
節約してお金を貯めていると、将来の計画をしっかり立てているように誤解しがちですが。
「将来、何かあった時のために貯金」では、実は計画をせずにただただお金を溜め込むだけになっていたんですよね。
お金が減るのが怖い原因③自分に自信がない
お金が減るのが怖い!お金使えない症候群!自分に自信がない
私には何もない。学歴も、職歴も、教養も。私には何もない、と自分に自信がなかった。
だからせめてお金ぐらいは貯めておかないと、という焦りありました。
貯金が増えれば、自信が持てると考えていたのでしょうね。
自分の弱さを隠すのに必死でした。
お金が減るのが怖い理由④数字に意識が向いている
お金が減るのが怖い!お金使えない症候群!数字に意識が向いている
貯金が増えると通帳の数字も増えてきます。
それが嬉しくて、数字を減らしたくないと思うようになりました。
お金を使うと、数字が減る。それがイヤ!
減った分、早く元に戻そうといつも考えていました。
お金を使った翌日から「お金、貯めないと!」「もう使えない!」とサイフの紐をぎゅっ!と絞る。
お金を使って欲しいものを得ても、そのあとはいつも罪悪感。
こんな感じでお金とうまく付き合えず、お金のブロックが強烈なまま、人生前半を過ごしてきました。
お金使えない症候群の克服法!お金は使うものだと再インストール
ここからはお金使えない症候群の克服法を書いていきます。
一つは、お金は使うものだと再インストールをすること。
マインドセットをすることです。
お金って本来、使う時が一番楽しいものですよね。
子供の頃を思い出してください。
親から祖父母からもらった100円。
減らしたくない!と考えてお金を使いましたか?
そんなことはありませんよね、何を買おう!とワクワクして、欲しいものを選びましたよね。
ワクワクに、お金は使う。
それがお金でした。
その時の感覚を、思い出し、
「お金は自分が欲しいもの、ワクワクすることに使ってもいい」「お金は使う時がいちばん楽しい!」
これを再インストール。
お金を使う恐怖が湧き出したとき、何度も自分に言い聞かせて新しい価値観を植え付けてきました。
お金を使えない症候群克服法!お金と交換したものに目を向ける
お金は交換の手段。
お金を使うと、必ず新しい何かが入ってきます。
そこに意識を向け、さらに、入ってくるものの満足度を高めるようにしました。
要は、「気に入ったものしか買わない」と決めたのです。
お金と交換して得たものの満足度をチエックし、「いいものを買った〜満足」と自分を満たす。
これをすることで、お金を使う喜びを覚えさせていきました。
お金を使えない症候群克服法!時間軸で考える
お金を使って得られるものは「もの」だけではありません。
- 記憶
- 思い出
- 感情
- 信頼関係
など、目には見えないものも得られるのです。
そして、それこそが実は私たちが欲しいものでもあるのです。
例えば思い出。思い出は早く作った方が長く記憶を楽しめますよね。
家族と楽しい旅行をした記憶は、一生涯消えることはありません。
思い出すたびに、その時に戻って、今それを味わっているのと同じ気分になります。
お気に入りを手にいれる、もそうです。
自分が気に入ったものがあって、それを買うだけのお金があるなら、一日でも早く手に入れると一日長く楽しめる。
それが人生を豊かにしてくれるので、お金を使って欲しいものを得るのはいいことなんです。
時間は本当に有限です。
今が一番若くて、今がいちばん、残された人生が、長い。
それは、大切な家族や友人との時間も意味します。
大切な人の楽しい時間にお金を使うのは悪いことではありません。
お金を使えない症候群克服法!計画・予算・お金を貯め・使う!
お金を使えない症候群克服法、最後は無計画からの脱却!
お金を使う計画を立て、予算を決めて。そして、そのために貯金をし、ちゃんと目的のためにお金を使います。
それを何度も繰り返します。
使うまでちゃんとやるのと、何度もやるのがポイント。
貯めたお金を使わないと、お金を使っても大丈夫なんだという体験ができません。
また、一度や二度やった程度では身につきません。
- 計画
- 予算
- お金を貯める
- 目的に使う
- 満足度を確認
- 結果から学び、次に生かす
これを繰り返すことで、私はお金使えない症候群を克服できました。
使う目的がないお金も必要
私は「使う目的のないお金」も必要だと思っています。
何かあった時、生活に困らない程度の備え。これは「生活防衛資金」として貯めています。
また、リスク許容度の範囲内で、お金でお金を増やす選択(株式投資)もしています。
今の自分にできることをやって、お金を楽しく使える環境を整えています。
まとめ。お金は使ってもいい、お金は使う時が一番楽しい
お金は使ってもいいものです。
そして、お金は使うときが一番楽しい!
それを私も思い出しました。
お金使えない症候群だった頃は、まいにちお金の心配をし、夫にイライラもし、自分は運がないと思い込み。お金が絡むと常に不機嫌でした。
そんな私でも、お金の勉強をすることで「お金使えない症候群」克服できました。
あのままだったら今頃「不機嫌な50代」を過ごしていたかと思うと、ゾッとします。
克服できて本当に良かった。
今は家計管理も、お金を使う時も、どちらも楽しむことができています。
それはつまり、人生を楽しむことができていると言えると思います。
私と同じお金の悩みを抱えている方の、何かヒントになることがあれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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