運は自分次第!
なぜなら運のよしあしは、その人の考え方と行動パターンによって変わるからです。
考え方も、行動パターンも。自分のことなら、自分でコントロールできますよね。
だから、運は自分次第!なのであります。
科学的にも、それが証明できる時代に突入しているようですよ。
運を良くしたいなら、どんな考え方や行動パターンをすれば運が良くなるのか。
その辺り、学んで行きましょう。
運がいい人は運がいい人といっしょにいる
「運を良くしたければ、運がいい人と一緒に過ごすといい」
と、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
脳科学者・中野信子さんの【新版 科学がつきとめた「運のいい人」】にも、
運のいい人は積極的に運のいい人とかかわる、と書いてあります。(P81~)
一部引用します。
人の運のよしあしは、科学的にみれば、もともとその人がもっているというよりも、その人の行動パタ-ンによって決まると考えるべきでしょう。
運のいい人のそばにいると、その行動パタ-ンが似てきて、「運を呼び込む」ことができるのです。
人はとにかく、長く一緒にいる人の影響を受ける、と言われていますよね。
たとえば子供のころは、親と一緒にいる時間が多いですよね。
そのため、子供は親からの影響を多大に受けています。
つまり、親の価値観がそのまんま、子供の潜在意識にインスト-ルされているという訳です。
親の価値観が比較的ポジティブなものであれば、それを子供も受け継いでいるでしょう。
逆の場合も同じ。
そんな感じで、人は長く一緒にいる人からの影響を受けやすいものなのです。
なぜ長く一緒にいる人の影響を受けるのか?
ところでなぜ、人は長く一緒にいる人からの影響を受けやすいのでしょう。
それは、脳。
脳の中の「ミラ-ニュ-ロン」という神経細胞が大きく関係しているのではないか、といわれているそうですよ。
ちなみにこのミラ-ニュロンは、イタリアのジャコモ・リツォラッティのグル-プが1990年代にサルの実験によって発見したものだそうです。
発見されてからまだ日が浅いのですね。(といっても30年ですが)。
本には、ミラ-ニュロンについてこう書いてあります。
ミラ-ニュ-ロンは、自分が運動を行ったときに活発化する脳内の神経細胞ですが、ほかの人の運動を見た時にも」活発化する、という特徴があります。
ミラ-ニュ-ロンがとくに注目されているのは、この細胞が他人の行動意図や目的を理解して反応するところ。
本には、サルに人がリンゴをつかんだところを見せる実験結果が記載されていました。
サルに、以下の二つのパタ-ンを見せています。
- 人がリンゴを器に入れるところ
- 人がリンゴを口に運んだとき
その結果、2の「人がリンゴを口に運んだとき」のほうが、サルのミラ-ニュ-ロンは強く反応したそうです。
この実験結果から見えるのは、「ミラ-ニュ-ロンは、他人がその行動をとる背景まで読んでいる」ということになるそうなんですよ。
すごくないですか?ミラ-ニュ-ロン。
運のいい人とかかわるほうがメリットが大きい!
ミラ-ニュ-ロンの実験結果からも、運のいい人と積極的にかかわるほうがメリットがある、と分かります。
運のいい人とできるだけ一緒にいるようにして、その行動をよく観察するのです。すると、まるで運がいい人と同じ行為をしているかのごとく、自分のミラ-ニュ-ロンが活性化します。
やがて、観察していた行動や振る舞いは自分のものとなり、自分も同じような行動パタ-ンをとるようになるでしょう。考え方やモノの見方も似てくるはずです。
そうなったらしめたもの。「自分も運がいい」と思えてくるでしょう。
運が良くなりたければ、運のいい人とできるだけ長く一緒に過ごすといい。
そう言われる所以が、これでハッキリしましたね。
(運のいい人と一緒にいれば、その人からアドバイスがもらえたり、うまく行けばタダで助けてもらえるかもしれない。だから一緒にいた方がいい)
ではないのです。
それは、損得勘定。自分だけが得しよう、では運は廻りません。
その人の行動パタ-ンをよく観察し、自分のミラーニューロンを活性化するため。なのでした。
運がいい人と一緒に過ごすにはどうしたらいい?
そのために、まずは運がいい人と一緒に過ごすにはどうしたらいいか?を考えるところからですね!
こちらが一緒に過ごしたくても、相手が同じ考えでいてくれるとは限りませんから。
運がいい人に一緒に過ごしたいと思ってもらうには、自分には何が必要か。
憧れの人に会うには、どうしたらいいか?
それを、自分で考えて行動しないと、運がいい人には会えませんよね。
勘のスルドイ方はもうお気づきかもしれませんが。実はこれも、【運がいい人の考え方と行動パターン】なのであります。
運がいい人は、あちらから会いにきてくれません。その可能性は、限りなく低い。
だから、自分から行動する必要があるのです。
だまって待っていても運はやってこない。自ら、掴みに行かなくちゃ!なんですよね。
まとめ
まとめ
私は運がいい!と思えるようにするには、いつも運のいい人のそばにいるというのも一つの方法だそうです。
それには脳の【ミラーニューロン】という神経細胞が関係している、とのこと。
運のいい人と一緒にいて、その人を観察。
すると、自身のミラーニューロンが活性化され、【私は運がいい!】と思うようになる!かもしれませんね。
そのために、まずは運がいい人と一緒に過ごすにはどうしたらいいか?を考えて、行動に移すこと。
個人的にはここも、非常に重要だなぁと思いました。
運がいい人があちらから会いにきてくれる確率は限りなく低いから。
自分から会いに行かなくちゃ!ですねっ。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
コメント