今まで家計管理をしてこなかった。
お金の勉強もしてこなかった。
貯金もほぼないし、今の家計では貯金ができる余裕もない。
投資もしていない。
このままじゃ老後が不安・・・どうしたらいい?何からやればいい?
というお声を耳にします。
お金のことを知らなかったから損していたこと、たくさんありました。
お金の勉強をはじめてから「時を戻したい!」と何度も思いましたが、残念ながらそれはできません。
その思いを持ちながらも、一歩ずつ前に進めてきたことを書いてみました。
これからどうなりたいか?ホンキで考える
家計管理をしてこなかった。お金とちゃんと向き合ってこなかった。
その結果、貯金がほとんどない。
これはもう、これまで自分がそうしてきたことなので、仕方がないですよね。
自分を責めたり、家族のせいにしたくなるかもしれませんが、いつまでも変えられないことを考えていても現実は何も変わりません。
きついかもしれませんが、これは事実。
だから、いつまでも変えられないことを考えるよりも、今から変えられることに意識を向けた方がいいんです。
とはいえ。負の感情を感じちゃダメ、とは言いません。
私はそれは無理だったもので・・・。(;^_^A
そんなときは、自分や(主に)他人のせいにしながら(笑)前に進むしかないんですよね。
わたしはそうしてきました。
くそ---という怒りの感情も、スタ-トダッシュの原動力になることもあります。
どうせなら、有効活用したほうがいいです。
負の感情を抱えながらも、これからどうなりたいのか?をハッキリ決めること。
これからどうなるかを決めると、道筋ができます。
道筋ができると、それにそった選択をするようになっていくものです。
まずは、これからどうなりたいのか?ホンキで考えて、ノ-トにメモするのがおススメ!
わたしは高校生の頃からマイ・ノ-トを持ち歩き、こうなりたいな~と書いていました。
高校生の頃は、
- ライブに行く
- 仲のいい男友達を作る(男友達に憧れていた。笑)
- こんな服がほしい
など書いていましたね。ぜんぶ叶っていました。20代は欲しい服を書いたり。
結婚してからも「今年の目標」は毎年書いていましたね。そうか、お金の勉強をする以前から目標を紙に書き出していたんですね。
具体的な数字で目標を決めていく
これからどうなりたいのか?が決まったら、まずは具体的な数字で大きな目標をひとつ。
大きな目標を決めたら、それを細分化して、初めの一歩の目標を決めます。
たとえば、
【これからどうなりたい?】一生お金に困らない状態を確保して、家族と年に3回は旅行を楽しむ
【大きな目標】資産2,000万円!
【目の前の目標】まいつきの貯金額=3万円!
などなど。
家計管理をホンキでやれば、お金の管理能力が身につく
お金の目標を出したら、いよいよ具体的な行動に移ります。
願えば叶う、ほど現実は甘くありません・・・。
高校生の私も、「男友達を作る」と決めたら、自分から話しかけたりしていましたもんね。
お金のことでいえば、まずは家計管理。
家計簿をつけて、収支を把握することからスタ-トです。
家計管理がお金の土台。これは決まっているので、家計管理やるっきゃない、ですね。
いま、お金にも人生にも余裕がある人は。過去、家計管理をしっかりやってきた人です。
家計管理ができていて貯金ができている人は、これからの人生でお金に困ることはほぼない、と思います。
だって、貯金ができる=お金の管理能力がすでに備わっているという証拠、ですから。
お金の管理能力があれば、鬼に金棒。
今からでもじゅうぶん間に合います。
ちなみに実家は、父が74歳のときから家計管理をスタ-ト!
2016年のスタ-ト時は、貯金20万円。
その7年後、2023年には借金完済&貯金額4桁台達成していました。
父がどうやって家計を回復させたのか?それはやはり、家計管理でした。
家族みんなで協力する必要がある
家計管理をホンキでやるなら、やはり家族の協力は欠かせません。
ひとりで家族全員のお金を管理するのは、心身ともに大きな負担となりますよね・・・。
これがストレスになり、ストレス発散!で無駄なものまで買ってしまっては本末転倒。
家族にお金の話をするのは勇気がいることです。
その勇気、わたしもなかなか出せずにいました。
ところがあることをハッキリさせてから、お金の話がよりスム-ズにできるようになったんです。
それは、わたしの目的や目標を家族にも伝えたこと
老後も年に3回旅行がしたい、ずっと働き続けたい、長期投資で資産を増やしたい、猫とわたしと夫と楽しく幸せに過ごす。
などなど、時を経て。内容が少しずつ変わればそれを夫にも伝えるようになりました。
はじめは勇気がいるし、勇気を出して伝えても、夫の反応がいまいち・・・ネガティブだったりで、ムッとすることもありましたが。
これは、わたしの目的。
そう言い聞かせて(じっさいそうなので)コツコツ継続していたところ、夫の人生目的や目標も聞けるようになり、いまは
- 夫婦で人生の目的を共有
- お互いの目標も共有
- それにはお金が必要だと認識
- ふたりで家計管理を協力
という流れになっています。
家計管理は節約を意識しなくて済むように、固定費の見直しから
家計管理をスタ-トだとしたら。
まずは大きなお金がかかる固定費の削減から着手を。
どうしても、食費や光熱費など、変動費から取り掛かるものですが。
まずは、固定費です。
一度の削減で、大きな効果が期待できるから。
それと、一度見直してしまえば、その後は意識しなくても済みます。
変動費は、毎月・毎日・意識して節約しなくてはなりませんが、固定費は一度設定してしまえば、あとは考えなくて済むんです。
脳のリソ-スを「節約」に使わずに済むようになります。
その分、次は収入を増やすとか、投資でお金を増やすとか、そっちに使うことができるようになりますよね♪
だから、まずは固定費の見直しから♪
お金をかけずに楽しむ方法を考える
それと、お金をかけずに楽しむ方法を考えるのもおススメしたいです。
それまで貯金ができなかった一番の理由は、「使いすぎ」。
使いすぎて、貯金ができなかった。これがシンプルすぎる理由です。
ですから、お金をかけずにできる方法を考えます。
楽しみながらやるのが肝心。
イヤイヤやっていると、ストレスになりますから。
楽しむためには、なんでこれをやっているのか?目的を定期的に確認することがポイント。
目的がないと、継続しません。
継続するには、目的。そして、目標。
これを忘れないようにする工夫も大事だな、と思います。
よく目にするところに書いておく、とか。
家族で月に一度「ミ-ティング日」を決めて、そこで目的や目標をチエックするのもいいですね。
うちは今年から、月に一度。家計管理の結果を夫にも共有することにしました。
家計簿を見せながら、今月はここのこれだけお金を使って、こんなものを得たね。お互いの願いを叶えたね、楽しかったね、楽しいね、よかったね。と話したり。
逆もあります。
ちょっと今年はお金使いすぎているから、○○は来年に持ち越しだね、とか。
やっています。
まとめ
今まで家計管理をしてこなかった結果、貯金もほとんどなく、老後のお金が心配です。
・・・いう声を耳にします。
お金が貯められなかった、という過去に意識が向きすぎると、前を向くことができなくなります。
それでは現実は何も変わりません。
ですから、過去を責めながらも、「一歩前に進む」。これがとっても大事だな、と自分や身近な家族を見ていて思います。
今日は、家計の見直しに関して。過去の自分や家族を責めながらも、やってきて効果を感じた方法をシェアしてみました。
何か参考になることがあれば嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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