家計管理をしていてつくづく思うのは、
私が欲しいのはお金というよりも、購買力なんだ。
ということ。
そこをどうにかしないと、「今も未来も、お金の不安」を抱え続けることになるのだろうな。
購買力とは?
購買力とは、
様々なものやサービスを買うことができる力のこと
引用:日本経済新聞
私たちは、今も何十年か後の将来も、ずっとものやサービスを購入できる力が欲しいのです。
「お金」を貯めておけばいいのでは?
「それなら、お金を貯めておけばいいのではないか?」
と思いませんか?
貯蓄をして、お金を備えておけばいい。
そう思いますよね。
でも、そのお金。いったいいくら貯めればいいのでしょう。
今から5年後に、ものやサービスで購入したいものがあれば、大体の予算はすぐにわかります。
そのお金を貯めていけば5年後、それを買うことはできます。
ところが、30年後となれば、価格がいくらになっているかわからない。
お金、いったいどれぐらいあればいいのか・・・
お金を貯めていても不安が消えないのは、結局「いくらあれば将来ものやサービスを買えるのかわからないから」だと思うのです。
つまり、私たちはお金が欲しいのではなく、どんな時代になってもものやサービスを購入し続けることができる「力」が欲しいんですよね。
購買力が欲しい!のです
購買力を維持するには?
ということは。
購買力を維持するには、
- 私たちの購買力がずっとキープでき
- 尚且つ、物価上昇に連動していればいい
ということになります。
購買力を維持するためにできること
では購買力を維持するために、何ができるのでしょうか?
公的年金について学ぶ
一つは、日本の公的年金。
日本の年金運営方式は「賦課方式」です。
賦課方式とは、
賦課方式の年金というのは現役で働いている人の給料からその一定割合を保険料として納めてもらい、その保険料を年金として支給する仕組み
引用:知らないと損する年金の真実
ですから、
給料が上がれば、年金支給額も増えることになります。つまり将来、物価が上昇しても購買力が維持できるというわけです。
引用:知らないと損する年金の真実
お給料は上がるのか?問題がありますが、最近は大手がベースアップをしたり。
これから日本は人手不足、働き手が減ると言われていて、お給料を上げないと求人が来ないとも言われています。
お給料は上がっていく雰囲気は感じられます。(どうなるかはわかりませんが)
まず、今の日本の年金制度は「賦課方式」なんだということ。
以前、私は「年金は自分が現役時代に積み立てた保険料を老後に受け取るもの」と思っていました。
そうだとしたら、物価上昇に耐えられるように、お金を運用しないといけませんよね。
賦課方式は、現役世代のお給料から保険料を納めてもらい、その保険料を年金として支給する仕組み。
仕組みとしては、物価が上昇すれば年金受給料も増えるのです。
年金受給開始時期を遅らせる
年金受給開始時期を遅らせることで、受け取る年金を増やすことができます。
年金の繰下げ受給ですね。
年金を繰下げ受給すると、本来の受給年齢(65歳)から1ヶ月繰り下げるごとに0.7%ずつ増額率が加算されます!
一年繰り下げると、8.4%加算されることになりますね。
70歳からにすると、42%加算されます。
年金は、一生もらい続けることができます。ここを厚くしておくことで、将来の購買力もより強めることができますよね。
働く時期を長くする
今後、購買力をキープするには、働く時期を長くすることも考えなくてはなりません。
というのも、今後日本は少子高齢化。
現役世代の人口が激減し、高齢者の人口が増加します。
現役世代が全ての高齢者の保険料を支払い続けるのは、負担が重すぎる。
そのために、国もGPIF(年金積立金管理運営独立行政法人)で保険料の一部を運用したり、努力はしています。
これからは、高齢者が高齢者を支える時代になるかもしれません。
私は働けるうちは働きたいなと思っています。
ただ、働かないと生活できないから働く・・・のではなく、仕事が好きだから働きたいと思える環境にしたいなと思っています。
自分年金も備えます
最後は、「自分年金」。
お給料の一部を運用し、お金にも働いてもらっています。
資産の一部を、インフレにも耐えられる資産に変えておく。
もちろん、現金でも確保しています。そもそも、日本で生活しているのでお給料は日本円。将来受け取る年金も、日本円ですしね。
まとめ。購買力を維持したいなら今を良くすること
購買力をキープするために色々と書いてみましたが。
結局、今できることは
「今を良くすること」
なんだな、と。書いていて思いました。
これからも今を良くすることに集中していこうと思います!
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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