時に
貯金なんてしなくてもいい。貯金はムダ!お金は使ってこそ意味がある
といった発言を目にします。
ここだけ切り取ると乱暴。ちゃんと発信内容を解釈しないとキケンだなと思います。
貯金不要説を唱えるひとは、すでにお金を生み出す力が備わっている人。だから貯金という方法で安心感をえなくても平気なのではないでしょうか。
わたしもその域をめざしています。が、凡人(わたしね)はその域に達する前に、まずはやることがある。
まずは、自然とお金があまる(貯金ができる)家計管理を身に着けること。
お金をコントロ-ルする能力を鍛えてから。
貯金しなくてもいい人は家計管理ができている人
まず。
貯金しなくてもいいと言い切れる人は、すでに家計管理ができている人です。
家計簿つけている!収入の範囲内で暮らしている!とかではなくて。
ここでいう家計管理とは、
- 自分がお金をコントロ-ルしている
- 自分にとって必要なものが何かを十分理解できている
という意味になります。
お金に一喜一憂しない。お金に振り回されない。
その土台ができ上っている人。
生きていくのに最低限必要なものが何かを分かっていて、それさえあればじゅうぶん生きていける自信がある。
それ以外は、たとえ今使っているものでも、手放そうと思えばすぐに手放せる。執着がない。
自分に必要なものは、そう多くないし、お金もかからない。
と、心底思っている人。
・・・。と、わたしには見えます。その人がどう思っているのかはその人にしか分かりませんが。
貯金しなくてもいい人はお金を自分で生み出す力がある人
そして、貯金なんてしなくてもいいと発信されている人は、たいてい
すでにビジネスで成功されている人。
ここ!ポイントだと思います!
つまり、自分の力でお金を生み出す力があるひと。
それを経験している人。
ビジネスで成功したことがないので、ここからは聞いた話や私の想像ですが。
ビジネスを一人でやるということは、もう私には想像もできないような色々な経験をされてきたと思います。
お金がたくさん入って来たり。逆に、お金を一気に失ったり。
人間に優しさや裏切りにも、いろいろな経験があって、今がある。と多くの方がそうお話されています。
経験。
経験なんですよね。
経験があってこそ「貯金よりもお金を使って稼ぐ力を身に着けよう!」と言えるのです。
また、ビジネスで成功するには会社のお金をどこにどれぐらい動かすか?をちゃんと計算して、自分で決めているわけです。そして、結果を出しているひと。
つまり、お金の管理がめちゃくちゃ上手い人、と言えます。
しかも、会社の経営の方が当たり前ですが、プライベ-トの家計管理の何倍もむずかしいそうなんです。
会社のお金を管理する方が、家計管理の何倍もむずかしい。
お金の管理ができているから、ビジネスでの成功がある。
つまり、
貯金なんてひつようない!といい切れるホンモノは、家計管理はとっくに「おちゃのこさいさい」なわけです。
家計管理に翻弄されている私レベルは、まずは家計管理をしっかりやろうね、という話し。
家計のお金を自分がコントロ-ルしている、という意識をしっかり育てよう。
そう思うのです。
家計管理をしっかりできている目安とは?
家計管理がしっかりできている、といえる目安としては、シンプルに
「純資産が増え続けている家計」
資産-負債=純資産
資産とは、貯金や株式などのこと。負債とは借金=返さなくてはいけないお金のことです。
資産から負債を引き残ったものを「純資産」。
ここがマイナスだったり。増えていかない家計管理は、お金を自分でコントロ-ルしているとは言えません。
わたしも初めて純資産を算出した時は、マイナスな現状にショックを受けたものです・・・。
ぜひ、チエックしてみてくださいね。
貯金しなくてもいい人はお金の不安がないひと
心から「貯金をしなくてもいい」と言える人は、お金の不安がない人だと思います。
お金の不安がないとは、
- お金が足りなくなったらどうしよう
- もしも、万が一が起きたら、どうしよう
と感じていないひと。
「なんとかなる」と心から思えている人
どうしてそう思えるのか?と言えば、それは「信頼・信用がすでにあるから」。
お金以外での「備え」があるからだと思います。
たとえば、仲間や友人、家族。信頼関係の構築ができているので、もし本当に困ったら助けてくれる人がいる、と心から思えている。
もちろん、まずは自分で自分のことは・・・と考え、自立しているのですが。
その上で、更に安心できるのが「信頼信用」。
それを得るために、これまで十分先に出してきた、という実感もあるのだと思います。
やってやったでしょ、感ではなくて。
お互い信頼信用できている、という安心感。
みなさんの身近にもいませんか?「この人に何かあったら、自分にできることをして協力したい!」と思える人が。
家族かもしれないし、友人かもしれません。
または、すごくお世話になった方かもしれません。
もしかしたら、みなさんがそう思われているかもしれません。
貯金なんて必要ない、と発信している方をみると「この人に何かあったら「ぜひ何かお手伝いさせてください!」と名乗り出る人がたくさんいる」と分かります。
そうなれた時。真の意味で「貯金は必要ない」と言えるのかもしれません。
そのレベルに達するまで、まだまだやることがたくさんあるな~。
まずは家計管理から!ですね。
まとめ
貯金なんて要らない、というひとは、
- お金のコントロ-ルができる人
- お金を生み出す力もある人
- すでにたくさんの価値を世の中に提供している人
- 信頼信用の構築ができている人
だから、お金が必要なら自分で作れる。作ればいい、と心から信じている人。
また、本当に困ったら助けてくれる人がいる、と心から安心できる信頼関係を築いてきた人。
ゆえに、貯金なんてしなくてもいい、と言えるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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