ねんきん受給開始年齢について考える機会が増える50代。
50代のみなさん、ねんきん受給開始年齢を何歳からと考えていますか?
わたしは75歳から。
何事もなければ、75歳までねんきん受給を先延ばしにします。
何事もなければ、というぐらいなので、何かあったら考え直すことも想定しています。
どんなとき、ねんきん受給開始年齢を考え直す可能性があるのか?
ねんきん受給開始年齢を考え直すとき。ここにも、お金を感情と切り離して考えるヒントがあると思うので、書いてみます。
ねんきん受給開始年齢を考え直すときがあるとしたら
ねんきん受給開始年齢をもし、考え直すときがあるとしたら。それは「健康状態」。
健康状態に明らかな不安をかんじたら、もしかしたらねんきん受給開始年齢を考え直すかもしれません。
先日のブログにも、
ねんきん受給開始年齢
〇夫→65歳から
〇妻→75歳から
※ただし、その時の健康状態による
と書いていましたね。
ねんきん受給開始年齢の考え方
ねんきんは「保険」。
貯蓄でも、投資信託や株などの金融商品でもなく「保険」。
公的年金には3つの受け取り方があります!
- 老齢年金
- 障害年金
- 遺族年金
それぞれ、1階部分が「国民年金(基礎年金)・2階部分が「厚生年金」となっています。
ねんきんは「老齢年金」になります。
ねんきんは「保険」!どんなリスクに備えているのか?
ねんきんは間違いなく「保険」。
保険はもしもが起きた時、貯金だけじゃ対応できない事象に備えるもの。
「もしも」とは、老齢年金の場合「長生き」。
想定以上に長生きした場合、生活に必要なお金が足りなくなる恐れがあります。
長生きリスクに備えるのが「老齢年金」。
とはいえ、自分が何歳まで生きるのか?など誰にも分からない。
だからこそ、最大限のリスクに保険で備える、という選択をしています。
ちなみに日本人の平均寿命は女性87.09歳。男性は81.05歳。
令和4年のデータでは平均寿命が縮んだ、との結果。これは新型コロナで高齢者の死者が増えた影響なのだそう。
人生100年時代と言われている今、平均寿命はどんどん延びています。
女性の2人に1人は90歳まで生きる、という試算もあるようです。
平均寿命が短くなる可能性
自分の寿命は分かりませんが。寿命が短くなる可能性は「そのときの健康状態」。
万が一、大病をわずらい、それによって生存率が低くなったとしたら。
または、働けなくなったとしたら。
そのときは、経済状況も考慮しながらねんきん受給開始年齢を考え直すかもしれません。
生存率のデータと照らし合わせて、考えたい。
ただ、実家の母は60代でがん。70代でクモ膜下出血を起こし、生死をさまよいましたが。
ことし80歳ですが、まだまだ元気。
庭先での野菜づくりや、娘との買い物とランチも楽しんでいます。
※ちなみに母は60歳からねんきんを受け取っています。
当時は「早くもらっておかないと損する!自分は長生きしないと思うから」と言っていました。
・・・やっぱり、未来がどうなるかなんて、誰にもわかりませんね。(^O^)
まとめ
50代。ねんきん受給年齢を考える年代になりました。
今現在、わたしは75歳まで繰り下げ受給を選択する予定。
ただ、もしもねんきん受給開始年齢を見なおす可能性があるとしたら、それは「健康状態」。
大病などで生存率が低下した場合、または予定していた年齢より前に働けなくなったとき。
その時の、保有資産なども考慮し受給年齢を見直すかも?しれません。
あくまで、ねんきんは保険。
貯蓄や金融商品ではなく、長生きリスクに備える保険。
と考えると、何らかの原因で長生きリスクが低くなったら、受給開始年齢を考え直してもいいのかもしれませんね。
長生きするのはいいこと。ただ、生活するためのお金が足りなくなったら・・・と考えると不安がでてきますよね。
未来が不安だと、今も不安になる。それじゃ、今も楽しめない。
今の自分にできることは全部やり、未来しっかり備えていたいですね。
追加!年金受取額を増やしておくと無理して投資しなくてもいい?!
ねんきん受給年齢を繰り下げし、受給額を増やせば、50代以降の場合。
個人的には無理して資産運用の金額を増やす必要ないのでは?と考えます。
まったくしなくてもいい!という訳ではありません。
投資もするけど、ねんきん予定受給金額と理想の老後に必要なお金のバランスを考えて。
無理のない範囲で投資ができるのではないかな?
将来に回すお金が減ったら?
その分は、いま使えます。
自己投資(稼ぐ力や健康)や良い浪費(経験や家族との思い出)に使うことで、今も未来も楽になる。
そんな選択もでてきますよね♪
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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