「でめこさん。とつぜん失礼な質問かもしれませんが・・・」(という前置きがあり)
「共働き夫婦、家計管理はどうしていますか?」
と、職場の方から質問を受けました。
この質問から話は広がっていき、けっきょく質問者さんは
「お互いの【財布の中身】がどうなっているか分からないことが、不満!」
という根っこにある問題が明らかに。
共働き夫婦の家計管理。わたしの結論は、
◯ふたりのお金を1つにまとめ、ふたりともお小遣い制にする
◯独身のときの貯金は、個人の資産
◯お小遣いの使い道は、それぞれの自由!口出ししない
◯家の金融資産は、夫婦で共有する
(いちばん最後がもっとも重要)
共働き夫婦。家計管理はどうしていますか?我が家の場合
「共働き夫婦、家計管理はどうしていますか?」
これに対する回答は、うちの場合
わたしが全部管理しています。
です。
結婚が決まったとき、夫から「家計管理はぜんぶでめこに任せる」と言われました。
「自分は毎月小遣いをもらえばいい」とのことだったので、結婚してからずっとわたしが全部管理しています。
まとめると、うちの家計管理は
- ふたりのお給料を合算
- 支払いはすべて、そこから支払う
- 余った分から、貯金・投資・浪費(お小遣い含む)に回している
になります。
共働き夫婦の家計管理~職場の方の場合
一方、職場の方の場合は
- 夫婦別財布
- お互いに、毎月定額を出す(旦那さまの方が負担が多い)
- 余った分は、お互いがそれぞれ管理
ざくっというと、このような管理法でした。
共働き夫婦、お財布が別での不満!
共働き夫婦。お財布が別による不満は、なんといっても
お互いのお財布の中身が見えないこと
ではないでしょうか。
中身が見えないのは、不安になりますよね。それが不満や、ひいては不信につながります。
質問してきた方も、この不満を抱えていました。
一般的な収入で別財布は無理がある?!
個人的な意見になりますが、一般的な収入の家計で別財布は無理があるのでは?と感じています。
国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与は約443万円とのこと。
ご夫婦あわせて、約900万円と考えてみます。
※ただし、年収はあくまで額面金額であり、手取り額ではありません。
ここから、
- 住民税
- 所得税
- 社会保険料
などが差し引かれます。税金ーーー(^_^;)
すると、手取りは約30万ぐらいになるそうです。
ここにはボーナスも含まれているでしょうから、毎月の給与はもっと少ないですよね。
そこから、たとえば多くのご家庭にある支出、
- 住宅ロ-ン
- 車のローン
- 車2台分の管理費用
- お子さん二人の教育費
さらに今は、
- 自分たちの老後資金
これらを管理し、備える必要があります。
かなり大きな金額ですよね…。
私の方が負担が多いのではないか?疑いの目は?
今は、イロイロとお金がかかる時代。
マーケティングが「いかに、お金を使わせるか?」になっていますから。
気をつけないと、お金をどんどん使わせられるワナにはまってしまいます。
そんな中。お互いのおサイフ事情を知らずに家のお金を管理するとなると…。
(私のほうが給与少ないのに、多く出している気がする…)
と、モヤモヤしてしまうのも仕方がありません。
しかし、そのままであれば、それがずっと続くわけです。
その状態。メンタルにかなり負担かかりませんか?
ひとつ屋根の下で暮らしている家族を、疑いの目で見ることになっているとしたら。
それは、本当に望んでいる状態なのか?
これは、どちからが家計管理を任されている場合でも、言えること。
家のお金事情は透明な方がいい
繰り返しになりますが、今は生活するのにお金がかかる時代です。
そんな時代では、夫婦ふたりで協力してお金も管理しないと息切れしてしまいますよね。
家計管理は各家庭それぞれ、やりやすい方法があると思います。
- ひとつにまとめるやり方
- 別々のお財布で管理するやり方
どの方法を選択するにしても、個人的には
【家の金融資産は、夫婦で共有したほうがのちのちラク!】
だと考えます。
中身が見えないと、どうしても不安になりますよね。
不安になると、余計な妄想をしてしまいますし。それでは、夫婦の関係もうまくいきませんよね。
もしパートナーが浪費家だと、老後お金に困る?!
それからもし、パートナーが浪費家の場合。
老後になってから【お金ぜんぜん貯めてなかったじゃない!】というキケンも考えられます。
まさに、実家がそのパターン。(^_^;)
老後。お互いお金で苦労したくないなら、お金の価値観のすり合わせは、早いウチにやっておくべき。
まとめ。家計管理の目的は家族がお金に困らないためにする
家計管理は、家族が一生、たのしく暮らすためにやること。
お金に困らない人生にするために、やること。
それには、お金と。それから、パートナーと自分の人生と。
ホンキで向き合う必要があるのかもしれません。
ホンキで取り組めば、人生に小さな変化が起きる、とわたしは思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
コメント