「貯金は悪」「貯金はしなくていい」「お金は廻さないと意味がない」「お金は使えば入ってくる」「お金は使わなければ死に金」
と言い切る声を耳にすることがあります。が、
私は基本、言い切る意見は無視しています。
貯金は悪ではないし、廻さなくても意味があるお金もあると実感しているから。
ただ、悪の貯金になることもあります。それも経験しました。( ̄▽ ̄;)
だからわたしたちは「良の貯金」をすればいいのです。
貯金は良。自分にとって「良い貯金」をすればいい。そう考えます。
お金そのものに良いも悪いもない!
まず、お金はお金。
欲しいものと交換する「媒介物」。
または、価値を保存する道具。
そして、誰が見ても分かりやすいようにモノの価値をはかる「モノサシ」にもなります。
ハサミとか包丁とおなじ「道具」です。
ですので、お金そのものに良いも悪いもありません。
お金に感情を乗せるのは「人」
でも、たくさんのお金をもつといろいろ言われたり思ったり。
なければないで、色々感じたり。
お金に感情がのります。
道具の中で唯一、人の感情がここまでのる道具はお金だけじゃない?
お金を貯めこむと「あの人は貯金ばっかりして、全然お金を使わない」「ケチ」といわれたり。
お金を使い欲しい物を買うと「あの人は荒稼ぎをして、自分のことだけにお金を使う」「浪費家だ」「見栄っ張り」と言われる。
たくさんのお金が入ると嬉しい!でも、そのうち「誰かに取られるのでは?」と不安になる。
とにかく、人はお金が絡むと色々な感情を起しやすい生き物です。
お金という道具を使ってどんな感情を得たいのか?
ですから、わたしたちがもっとも意識したいのは
「お金を使ってどんな感情を得たいのか?」
ここ、なんですよね。
貯金もそう。
貯金をすることで、何を得たいのか?または、どんな感情になりたいのか?
それが大事だと思うのです。
だから
「貯金は、自分の元にお金を貯め込むだけで意味がない」「お金は廻さなければ意味がない」
と、ひとことで片づけるのは危険。
まずは自分が
- お金と何を交換したいのか?
- お金で何を保存したいのか?
- 持っているお金で、なにを測定(モノサシ)したいのか?
それによって、どんな感情が得られるのか?得たいのか?
それが大事だなと思います。
貯金で得られる感情は「安心感」
わたしは貯金もしています。
使う予定のあるお金を貯めて、使う予定のないお金も貯めています。
貯金と交換したいもの・保存したいのも・測りたいものは
「安心感」
です。
何かあっても生活に困ることがないだけのお金がすでにあると思えたら、安心できます。
少し先の未来に欲しいものがある時も、それを買えるだけのお金をコツコツ備えていると思えたら、これも安心感につながります。
また、使う予定のないお金を持つことで、「もし欲しいものができても、それを買えるだけのお金がある」と思ったら。
心からホッとできた、という経験もしています。
使う予定のないお金も「安心感」には必要だなと思います。
安心感から得られる感情を具体的にあらわすと
「ほっとする・・・」「心地よい」「うれしい」「わくわく」「ありがたいな」「もう十分あるな」
といった、豊かなきもち。
これを持つためには、わたしにはある程度の貯金も必要です。
まとめ
貯金は意味がない。お金は廻さないと意味がない。
貯金は悪、とカンタンにいい切るのは危険だと思います。
お金は道具。その大きな役割は、
- 媒介物
- 保存
- モノサシ
道具でしかないお金に、感情を乗せるのは「人」。
お金貯めて「貯金」にし、どんな感情を得たいのか?
それが大事だと思っています。
私の経験上、
使う予定のないお金も、人生を豊かにしてくれました。
「も」なので、その他にも人生を豊かにする要素はたくさんあります。
ただ、使う予定のないお金も、人生をまちがいなく豊かにしてくれています。
よい人生を実現させるには、「安心感」が欠かせないから。
だから、貯金も必要だと私は思っていますが。みなさんはいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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