さいきん「備え」という言葉をよく耳にします。
今月のカオラボでも備えについて扱っていましたし。2024年からは新NISAもはじまりますし。
個人個人で、じぶんの将来に備えていかなきゃね。
時流はとっくにそうなっています。
無駄に不安になるのは必要ないけれど。
「備えあれば患いなし」ということわざにもあるように。
いまの自分にできることをして、未来に備えると、過剰な不安から脱出することができる。
備えは、今のじぶんのためにもなるのです。
今の自分のためにもなる将来への備え。もうお済みですか?
備えあれば患いなし・憂えなし
備えあれば患いなし、の意味はgoo辞書によると
万が一に備えて、あらかじめ準備をしておけば、事が起こっても少しも心配事がない。備えあれば憂えなし。
引用:goo辞書
とあります。
※「患い」は「憂え」(または、憂い)と書くこともあります。
備えをすることで手にできるもの
「事が起こっても少しも心配事がない」。ない、とは昔の人は言い切ったもんだ。笑
でもね、たしかに・・・と思う。
この言葉の意味、私はこう捉えています。
→「なにがあっても、わたしなら大丈夫。なんとかする」と心から思える信頼感・安心感。
じゅうぶんな備えをすると、この心地よさを手にできます。
信頼感・安心感って、すごく心地いいですよね。それを手にできるのです。
だから、無駄に不安になることもなくなるんですよね。
するとまず、今に不安がなくなります。
未来も・・・そりゃじっさいその時になってみないと分からないけど。
しかし、これだけ備えてもダメならもうお手上げ!あとは天にお任せするしかないっしょ!といい意味で開き直れる。
こうなると、強くなりますよ~。
外側でザワザワすることが起こっても、まあ、わたしは未熟な人間なので。ブレることもあるのだけれど。
それでもまた、元に戻ることができる。
なぜなら、「そうだ、わたしはいまできることをして備えをしているんだ」との確信と信頼があるから。
今の自分にできる備えは、今すぐにできる。
すぐに始めて、コツコツ構築していくことで、未来は俄然あかるくなるから。
30代までの備え方は「依存と他責」
ちなみにわたしは20代から自分の未来に不安しかない人間でした。
だから、20代から民間の個人年金保険に加入したり。
19歳から本業と副業を掛け持ち。
手に職を!とかんがえ、なぜかネットワ-クビジネスに走ったり。(お-い)
そうじゃない、スクールに通って資格取得だ!と思い直し100万近くかけて、民間資格を取得したり。(でも結局続かない)
こうなったら、結婚相手に期待するっきゃない!玉の輿狙うぞ!と合コンにいったり(まあ、これも突き抜ければ正解?!)
と、色々やっていたんですよね。
それでも不安は消えませんでした。なぜ、ここまでやっても不安が消えなかったのでしょう。
それは、根本が「依存・他責」だったからだと思います。
自分で色々やってはいたものの、根っこの部分では「親のせい」「社会のせい」「運命のせい」
そんな思考(マインド)でいたものですから。
どんなに備えても無意識で「自己否定」していたので、うまくいかない。
セルフイメ-ジが「悲劇のヒロイン」だと、求めているモノがそうなっているのでね。
何をやっても、結果がでない。
お金でいえば、貯まったと思うと一気に浪費に使ってしまう、というバカげたことをしてしまうのです。
そしてまた後悔。その繰り返しでした。
このときは「貯めても貯めても、お金が貯まらない!」と感じ、つねに焦ってましたね・・・。
でもね、実は自分で使ったいたんですよね。ははは。
不安=邪気。浪費や暴飲暴食に走りやすい!
不安って邪気(乱れた気)。
邪気にからまれていると波動が低く、ムダ遣い(浪費)してしまうのです。
また、暴飲暴食にも走りやすい、と言われています。
まさにその通りでした、わたしも。
不安、心配、恐れ。自分ではどうすることもできない他責の人生のとき。
今思うと、すごく恵まれている環境でも、自分自身がぐちゃぐちゃな思考だったので。
自分で自分の人生を、ごんがらがせていました。
現実逃避したくて、週末になると飲みにいき、暴飲暴食。
毎週末ショッピングにいってはお金を借りてまで必要のない服を買う。
一瞬の快楽をほしがり、そんなことをしていたんですよね。
でも、根本は解決していないので、また不安に逆戻り、と言った状態でした。
40代からは「主体的」な備えに
それではうまくいかないと分かったのが、40代になってから。
40代になり、「主体的に生きる」というマインドを知ります。
ワタナベ薫さんの本との出合いで、このマインドを知りました。
そこからは、主体的に。
わたしが不安に感じていることを明確にし、それに対する対策を講じるようになったのです。
そうなってから、驚くほどに不安がちいさくなっていきましたね。
私の場合、老後不安がいちばん大きかったので、まずはその部分の不安をつぶしていきました。
今の自分にできることをやって、将来の自分への備えを始めたのです。
具体的には、
- 国の社会保障制度をちゃんと調べる
- 日本のねんきん制度について調べる
- じぶんの年金受給予定額を調べる
- 老後の生活費を決める
- 自助努力でお金を増やす(株式投資)選択をする
- 満足度を下げすに、生活費を下げる
- 健康!
- 副業にチャレンジ!
- 家族との関係性を見直す
- 横のつながりを大切にする
- 災害への備えもしっかりやる
など、とにかくできることはやる感じで。40代の10年かけてコツコツと積み上げてきましたし、今も積み上げています。
その結果、なにがあっても何とかするだろうと思えるようになり、これだけやってダメならあとは天に任せよう、と思えるように。
そうなと、無駄に不安になりません。
考えても答えが出ないことに、思考を使うことがなくなりましたね。
そっちに傾いても「これはムダだな」と自覚できるので抜け出せるのです。
50代からはじっさい備えを使うフェーズに
現在50代ですが、さいきん【備え】を使う場面もチラホラ出てきました。
例えば社会保障。
夫が長期で仕事を休んだときは、【高額療養費制度・傷病手当金】にお世話になりました。
入院の際、夫が個室を希望したので、個室代金は貯金から出しました。
まだ問題が起きていない時から備えていたお蔭で、じっさいにそれが起きても無駄に不安になることはありませんでしたね。
今の生活を維持するために、備えはやっぱり大事なんだなと思います。
まとめ。備えあれば患いなし!は事実です。
まとめ。
不安はまだ起きていないことに対して引き起こす感情。
そこから抜け出すには、自分が何に不安を感じているか?言語化すること。
ボンヤリしていると、不安の正体がみえず、余計不安になるのです。
まずは不安に感じていることをハッキリさせる。
それから、不安を和らげる対策を打つ。
今できることを全部やってもしもに備えると、不安は小さくなります。
小さくなると目立たなくなるので、気にならなくなりますよ。
備え有れば患い無し。確かに!
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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