「高齢の親から、「自分の資産を運用してほしい」と頼まれた。どうしたらいい?」と、ご相談を受けました。
50代~60代になると、こんな悩みも出てくるのですね。
高齢の親から、資産運用を頼まれた・・・。みなさんなら、どうしますか?
ちなみにわたしだったら、まずは、お金の使い道(目的)を聞きます。
その上で、目的に合った運用法を提案し、最終判断は親にしてもらいます。
ちなみに私でめこは、お金に関する仕事をしているわけではありません!また、プロレベルでお金に詳しいわけではありません。
ただ、身近な人に「つみたてNISAで、インデックス投資をしている」と伝えているので、ときどき資産運用初心者からお金の相談をされます。
![でめこ](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2022/03/DSCN1959-3-e1648365271639.jpg)
今日も友人から「SBI証券でNISA口座を開設したいんだけど、不安だから一緒にやってほしい」と頼まれ、ZOOMで口座開設のお手伝いをしました。たのしかった~♪
(この件も、今度記事にしてみますね!)
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まずはヒヤリング!「そのお金、自分で使う?子孫に残す?」
わたしだったら、まずは親にこう聞くと思います。
「そのお金、自分で使う予定?それとも、子供や孫に残したいと思っている?」
と。とにかくまずは、そのお金をどうしたいのか?目的をハッキリさせます。
目的がはっきりしないと、運用方針も決められないから・・・。
親は、どう考えているのか?案外知らないものです。
相談者さんも「・・・知らない」との答えでしたね。
ですから、「じゃあ、まずはお母さんにそのお金を使う目的を聞いてみてください」とお答えしました。
自分で使う場合。銀行の普通預金で!
仮にもし、「5年以内に、自分で使う」という回答であった場合。
私だったら、「一銀行・1000万まで。銀行の普通預金に預ける」ことをおすすめします。
1000万までなら、銀行のペイオフ制度で資産が守られるので、安心だからです。
1000万以上ある場合、複数の銀行に分けて預金することになります。
なぜ普通預金?定期預金じゃないの?
なぜ、普通預金なのか?定期預金じゃないのか?ですが、理由はふたつ。
- カンタンに下ろせる
- 銀行の窓口に行かずに済む(無駄な金融商品をすすめられずに済む!)
銀行の窓口にいくと、必要のない金融商品をすすめられる可能性があります。
それをできるだけ避けるためにも、窓口には近づかない方がいい。
金融リテラシ-が高い人であれば、自分に必要ない商品だ、と判断できますが。年齢関係なく、まだおまだそういう人は少ないと思います。
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ちなみに私も30代の時。銀行に定期預金を預けに行き、窓口で投資信託をすすめられ、仕組みを全く理解しないまま、一括購入しました・・・。
投資信託を、投資だと思っていませんでしたの。投資信託を、投資のようにお金が増える貯金!みたいに思っていましたの。おバカ・・・。
ヘタな金融商品に手を出させないためにも、使う予定のお金は銀行の普通口座に置いておく、でいいのでは?
※あくまで個人的な感想です!
子や孫に残したい!場合。ネット証券口座でコツコツ運用。
「子や孫に資産を残したい!」という場合。
まずは、
- 将来的に、増やしたいのか?
- 一円たりとも減らしたくないのか?
を聞きます。
一円たりとも減らしたくないなら、銀行口座の定期預金かな。
でもま「運用を頼まれた」が前提であれば、できれば増やしたい方向でしょうね。となるとやっぱり、
わたしだったら、SBIネット証券に親の口座を開設し、つみたてNISA(2024年からは新NISA)口座を開き、そこで投資信託を購入することを、親に提案してみます。
その際、かならず、以下4つのことを伝えます。
- 投資なので、リスクがある。(増えるかもしれないし、減るかもしれない)
- ただ、過去のデ-タ上、継続して20年以上運用を続けると、マイナスにならないというデ-タがある
- 親が亡くなった後は、子供が相続し、投資信託のまま運用を続ければ、資産が増やせるかもしれない
- これからは、個人で資産運用をする時代である
以上、投資のリスクと重要性を、できるだけ分かりやすく伝えます。
その上で、最終判断は、親にしてもらいます。
「よく分からないから、あんたに任せる」と言われたら?
もし、親が「投資とか、よくわからないから、あんたに任せるよ」と言ってきたら?
わたしだったら、そのまま銀行の普通預金に置いておきますね。
親が、これまでがんばって貯めたお金です。持ち主である、親が理解できないのであれば、わたしだったらやりません。
そんな感じでしょうか。
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以上。あくまで、個人的な考えです。投資をおススメしている訳ではありません。
みなさんだったら、どうしますか?
ある金融機関ですすめられた金融商品にビックリ!
ちなみに相談者さんからは、「高齢の親と金融機関に行った際、すすめられた商品があるんだけど、見てほしい」との相談も受けました。
それは、生命保険でした。
・・・なんのために?生命保険?
500万までなら、相続税がかからないから?でも、、、高齢者が加入できる保険て?どんな仕組み?
謎が多すぎて、ネットで検索しましたよ。
その辺の話しは、わたしにはよくわかりませので、ここでは触れません。
ただ、生命保険は、「その人病気やケガになったり、亡くなった時、困る人がいる場合に加入するもの」
そこで相談者さんに「親が病気で入院したり、亡くなった時、お金で困ることはありますか?」と確認したところ、「ない」とのことでした。
であれば、私の考えは「生命保険、不要」。あとは、人それぞれの価値観です。
しかし、90代の方に生命保険をすすめてくるのですね―。加入者にとって、なにかメリットってあるのでしょうか。ご存知の方がいたら、教えてください。
まとめ。高齢の親から資産運用を頼まれたら「目的」を確認しよう
まとめ。
50代~60代。親のお金を任せられる人もいるかもしれません。
そんな時、どうしたらいいのか?
私なら、まずは親に「そのお金は、自分で使う予定なのか?子や孫に残したいお金なのか?」聞きます。
それから、「増やしたいのか?一円も減らしたくないのか?」も聞きます。
その上で、親の考えを聞いて、いろいろな提案ができたらいいな~と思います。
あくまで、わたしだったらこうする、という考えをシェアいたしました。
参考程度に聞いていただけたら、と思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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