わたしには79歳になる母がいます。
母親との関係は、わたしにとって課題のひとつでした。
だいぶクリアしたな、と思っていましたが。いやいや、まだまだでした。(;^_^A
母と過ごした時間でつい、イライラしてしまった51歳の娘。
79歳母親との関係でイライラした理由5つ!をシェアしたいと思います。
高齢の母親との関係でお悩みの方へ。なにかヒントになることがあれば、うれしいです。
母親との関係~イライラする理由①親に期待している娘
イライラ。その根底にあるのは「期待」。
わたしは子供のころからずっと、母親に期待してきました。
わたしが泣いたらすぐに飛んできて、慰めてほしい。
どんなときも、そうして欲しい。それがわたしの理想の母親像でした。
理想、大きいですね。
子どもだから、仕方ないね。
ただ大人になったいまも、記憶の深く深くにそれはあります。
だからこそ、この年になってもまだ、母に期待してしまう。
期待に反したことをいわれると、「ちがう!」「そうじゃない!」と、駄々をこねてしまうのでしょうね。(;^_^A
相手に期待するのは自由!
でも、その期待に応えてもらえなくてもガッカリしないこと。
ネガティブスイッチは「お金」
ただ、今の私が母に対してイライラが「カチッ」と入る原因はひとつ。
それは「お金」。
母がお金に対してネガティブな発言をすると、スル-できないときがいまだにあるのです。
先日もそうでした。
親との関係~イライラする理由②親をコントロ-ルしたい病
母は昔からお金に関して
- ない
- 足りない
- たったこれだけ
など、マイナスなセリフをしょっちゅう言っていました。
私はそれを聞いて育ったので、「うちはビンボウなんだ」と思い込み、母と同じ価値観がわたしにも受け継がれていきます。
大人になり、お金の法則を知ったわたし。
自分がどうしてこんなにお金に対して不安なのか?その原因が幼少期の周りの大人(私の場合、それは母)からの刷り込みにもある、と知りました。
母は、いまも変わらない価値観のまま。
いまも「お金がない」「足りない」が口癖。
でもね、お金はあるんですよ。それから、使ってもいるんですよ。だから、お財布からお金が減るわけです。
それなのに、「もう、これだけしかない」とか。「もっとほしい」というんですよね。
そうなると未熟な娘はつい「そうじゃない!」とイラ。
「お母さん、お金がナイナイいってるけど、あるよね」「使ったから減ったんだよね」「でも、欲しいものが手に入っているよね」と、説教したくなっちゃう病が。(;^_^A
そうして母親をコントロ-ルしようとしてしまうのです。
これも、イライラの原因。
親との関係~イライラする理由③自分を投影
母のお金に対しての発言でイライラするのは、私の場合「自分を投影」している部分もあると思います。
わたしもいまだ、お金に対してのブロックがゼロにはなっていません。
自分にとって、大きなお金を使う時は「ここにお金を使っていいのかな?」と悩みます。
だから母の口からお金に対してマイナスな発言がでると、「うっ・・・」とくる。
つまり、母のお金に対するマイナス発言は、私の中にもある感情・感覚。
ここを刺激され、揺さぶられるから、母の言葉に「イラッ」と反応してしまうのであります。
なんとも思わなければ、「ふぅん」でスル-できるはず。それができない、ということは何かしら自分に原因があるのです。
親との関係~イライラする理由④こうはなりたくない!と思うから
一方で、「こうはなりたくない」との反応でもあります。
うちの母親は本当に「お金に対しての執着」が、すごいんですよ。
お恥ずかしい話しですが、そうなんです。
それで、家族での問題になったこともありました。
そんな母を見て「わたしはあんな風にはなりたくない」との思いがあります。
反面教師、ですね。
お金に対していつもマイナスな発言をする母。それなのに、必要ないものまで買う母。それでお金がないと騒ぐ母。
子供のころからそんな母だったので、お金の勉強をした今。
わたしは「悪い見本」として母を見てしまうのです。
「悪い見本」の母でも大好きだから
でも、そんな母でも私は大好き。
大好きだからこそ。母にもお金にたいして、生きているうちに自由になってほしいと願ってしまう。
だから、イライラするんですね。
これまで書いてきて思いました。「ほんと、まだまだ子供だな、私って」。
大好きなお母さん。だからこそ、私が思う「お母さんの幸せ」を、押し付けてしまうのです。
親との関係~イライラする理由⑤母親の良い面に意識が向いていない娘
最後はこちら。
私が、母親の良い面に意識が向ていない。
母と過ごした休日。帰り道で母にイライラしてしまった娘ですが。
よくよく考えたら、お金のことでマイナス発言をしていた時間より、
- たのしい
- うれしい
- ありがとう
このセリフの方が、圧倒的に多かったんです。
それなのに、最後の最後で「イラ」っとしたのはわたし。
私にも、いや・・・わたしに、原因があったのです。
1%の悪い部分に意識を向け、99%の良い部分に目を向けていないのは、私。
友人のブログで、そのことに気付かされました。
ブログで偉そうなことを書いていますが、こんなものです。まだまだなんですよ、私。
イライラしても最後はかならず「笑顔」で
51歳娘。
79歳母との関係でいまだ駄々をこね、イライラしています。(;^_^A
ただ、そんな未熟なわたしがひとつだけ、ぜったいに気を付けていることがあります。それは、
どんなにイライラしても。
別れ際はかならず「笑顔」で。「ありがとう、またね~」といって別れる。
別れ際はかならず「笑顔」
これだけは、やります。母親に限らず、別れ際はかならず笑顔。
これが自分との約束。守っています。
まとめ。母親とのイライラで得たこと
79歳の母親にイライラした娘。
イライラの原因は5つ!
- 母親に期待している娘
- 母親をコントロ-ルしたい病
- 母親に自分を投影
- 母親みたいになりたくない!悪い見本
- 母親の良い面に意識を向けていないから
でした。
ただ、わたしがお金に興味を持てたのは、母親のお蔭でもあります。
母の影響でわたしにも「お金のブロック」が引き継がれて。それで長いこと苦しんできました。
お金のブロックを壊したくて。
お金の奴隷から解放されたくて。
だから、お金について学ぶ意欲が沸いたのです。
お金の満足度を上げたくて、行動していた結果。その他の分野も底上げ!していました。
結果、「自分史上、いまが一番いい状態」になれた。
また、自分が経験した「お金のこと」をブログで発信することにもつながっています。
そう思えたら、母に感謝ですよね。
オマケ
書き出して気づいたことは
わたしはやっぱり、母親が大好きなんだな。
です。
どうでもいい存在なら、イライラしないし。コントロ-ルしようとも思わない。
イライラも、コントロ-ルも、エネルギ-使いますから。エネルギ-を使いたい、大好きな相手なんですね、私にとって母親は。
ただ、会いたくない時は、無理して会わなくてもいいと思っています。
それから母親の「ネガティブスイッチ」と距離を置くのも大事ですね。
うちの母親の場合「お金」。
母親がお金に対して不安になる「スイッチ」。それから私がイライラする「スイッチ」も、今回やっとわかりました。
ネガティブスイッチのキ-ワ-ドは「ない・終わり」。
母は自分にお金が流れてこないと思うと不安になり、ネガティブ発言をする、と今回のことで判明。
ですから、母と過ごす時はその「スイッチ」を押さないようにします。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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