日経平均株価が最高値更新(2024/2/22)しましたね。(今さらですが)。
新NISAもスタ-トしていますし、現金を株に交換し、資産分散・資産運用を考える人も増えています。
わたしも長期・分散・低コスト・つみたて。この4原則でお金を大きく膨らませ、増やしてからお金を使っていこう、と考えています。
で、最も大切なのは、長期運用で増やしたお金のその後。
いつ、どんな風に使うのか?ですが、それは
15年~20年以上先。お金が必要になったときや贅沢したいな、と思ったとき。運用しながらその一部を取り崩して使う♪
です。できることなら全部自分で使い切るのが理想。ただ、それはどの株式投資においても難しいかな、と私は考えています。
今日はそこには触れていません。また別で書いてみます。
※投資にはリスクがあります。かならず増える、という保証はありません。リスクを引き受け、自己責任の上で投資を選んでいます。
友人からの質問「長期でお金を増やした後、どうするの?」
先日、友人と株の話をしました。
彼女のこれまでのメイン投資は、個別株。
新NISAではつみたて投資枠があるので、その枠で「投資信託」の購入もスタ-トしたそうです。
個別株歴が長い友人に、「お金のことで何を知りたい?」とド☆ストレートな質問をしてみました。
すると「投資信託で増やしたお金のその後、どうするのかが知りたい」と。
お金を増やしたその後が、いまいちイメ-ジが沸かないようでした。
わたしも経験がないので、明確な答えは出せません。
ただ、長期・分散。低コスト=投資信託を選ぶ目的に「答え」があるかもしれないな、と感じたので。
その辺を書いてみますね。
個別株・投資信託。目的を分けて考える
まず、個別株投資と投資信託。どちらも株式投資という前提。
株は、長期で持ち続けて資産を増やす活動。
ですので、個別株やETF・投資信託。どれも長期で持ち続ける、というスタンス。
※株式は投資。ギャンブルではないので、株式を短期で売買する場合、それは「投機」と考えます。
その上で、目的ごとに分けて考えるのが良いかと思います。
- 投資信託→資産を大きく膨らませてから使いたい人向け
- 個別株・ETF(分配金がある投資信託も含む)→いま、使えるお金を増やしたい人向け
投資信託はダラダラお金を増やす
わたしは投資信託派ですが、投資信託でも「分配金再投資型」を選んでいます。
投資信託の中身は「株式」。
新NISAでは、全世界株式(オルカン)に投資しています。
投資信託なので運用成績により、分配金が発生しますが、それをまた、投資信託の購入にあてていくのが「分配金再投資」
こうすることで、投資元本がふえ、複利が効いてきます。
複利効果による長期投資で、投資の効率を高めたい人に向いています!
投資でお金を増やしたい場合、何が一番大事かと言えば「投資元本」。
たとえば、同じ運用利回り5%でも、投資元本が1,000万円と100万円では増え方がぜんぜん違います。
- 運用利回り5%・投資元本1,000万円場合→50万円
- 運用利回り5%・投資元本100万円の場合→5万円
これが一億になると、一年で500万増えることになります。
資産を大きく膨らませたいなら、元本を増やすことが大事なんだな、と分かるかと思います。
ですから投資をする目的が、「長期投資で複利をきかせ、投資効率を高めて資産を大きく膨らませたい」であれば。
- 分配金は受け取らず「分配金は再投資」
- 15年~20年ほったらかしてダラダラ運用する
それには、分配金再投資型の投資信託が向いている、ということになります。
今、使えるお金を増やしたいなら個別株かETF
一方で、個別株やETF、分配金を受け取る投資信託の場合。
その目的は
「いま、使えるお金を増やしたい」
個別株での配当金や、ETFや投資信託からの分配金。
これを受け取り、そのお金は今、使うことができます。今使えるお金を増やすために、投資をするのであれば、こちらを選択することになるのでしょう。
分配金再投資型の投資信託とは目的が違うのだ、ということが分かるかと思います。
わたしは個人の資産で個別株もやっています。
自分で投資先を選ぶのが楽しい人は個別株が向いているかも
友人と話していて思うのは、「株式投資が大好きなんだな、楽しいんだな」ということ。
自分で興味を持った会社のことを調べていく。会社の理念や経営者のこと。その会社が世の中に提供しているもの。
いろいろ調べあげた上で「この会社に投資したい!」と思ったら、身銭を切って投資をする。
その結果もすべて、自己責任と分かってやっている。
たいへんなこともあるけど、モチロンいいこともあり。
ぜんぶ自分で決められる、それが楽しくて♪個別株投資をしている。
・・・と、そんな風にわたしには見えます。
彼女のように、
- 会社や経営者のことを調べるのが好き
- 投資先は自分で選びたい
- それが苦ではない、むしろ楽しい
- 結果も得ている
そういったタイプは、個別株投資が向いているのでしょうね。
投資をされている皆さんは、どちらのタイプですか?
長期で殖やしたお金の使い方
さて。友人からの質問。
長期で殖やしたお金の使い方。ですが、これはすっごくシンプル。
- お金が必要になったとき
- これ以上、お金を増やさなくても良いと思ったとき
そのとき、運用しながら投資信託の一部を取り崩せばいい、と私は考えています。
15年から20年先に使うお金の一部を、投資信託で準備している、というイメ-ジです。
15年後。わたしは67歳です。
そのとき大きく膨らんだ資産の一部を使い、夫とファーストクラスで地中海に旅に出たいですね。
あとは、駅直結型のマンションに住み替えもいいですね。マンション内に、ジムや温泉施設が併設されているマンションがいいな~♪
と、こんな感じで増えた資産に使いみちを、ワクワクしながら考えています。
予定より早く資産が大きく膨らんだら、その時使い始めます
ただ、15年を待たずにお金が必要になれば。その時は迷うことなく投資信託を現金にして、そのお金を使うでしょう。
また、予定よりも早く目標額に到達した場合は、その時に取り崩して使っていこうと考えています。
ですので、投資信託で大きく資産を膨らませる場合は、かならず「目標設定」をしていた方がいいですね!
目標がないと、ほんとうにただ、ダラダラとお金を増やし続けるだけになっちゃいそう。
お金は使わないと意味がないし、使うために膨らませているのですから。
今使うお金は?
投資信託では、未来のわたしが使うお金を育てています。
未来も大事ですが、今、お金を使うことも同じぐらい大事ですよね。
私の場合になりますが、資産運用で未来のお金を備えるために、
- お金を学び
- 家計管理をし
- 無駄な固定費を削減
- 借金完済
- 副業スタート
- 自由に使えるお金が増えてきた
結果。
今、自分や家族が楽しく使えるお金の量も、少しずつ、増やすことができました。
まとめ
長期投資で増やしたその後の使い方。ひとことで言えば、
- お金が必要になったとき
必要になったとき、必要な分を取り崩しながら使う。運用しながら、使っていく。
また、予定より早く資産目標額を達成したら?その時は、一部を取り崩して「贅沢旅行♪」に使おうと決めています。
実際、まだ資産を膨らましている段階なので、あくまで計画ですが。こんな感じで今と未来に。お金を使っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
コメント