コーチングを学び始めたら、コーチングができるようになるのはもちろんのこと(上手くできるかは別ね!)
それ以外の【副産物】もありました。
それは、自分自身で気づいていなかった自分の一面に気づくようになったこと。
タイトルにある、「豊かさマインドと欠乏マインド」もそのひとつ。
ある日、欠乏マインドの自分に気づく
つい最近です。わたしは自分がまだまだ欠乏マインドなんだ、と気づいたのは。
なぜ気づいたのか?というと、焦り。
あることに対して、妙に焦っている自分に気がついたんですね。
その時、どんなことを頭の中で考えていたのか?というと、これ。
→「だれかに、わたしの○○を、とられてしまう!早く行かなくちゃ!」
でした。
ビックリしました・・・。
取られちゃう、と思っている自分に、ほんと驚きました。
でもね、「あぁ、これ。ずっとずっと一緒だった」「ずっと感じていたことだ」と。
その時すぐに分かったんですよね。
それぐらい、常に傍にいた感情。
たぶん、子供のころから?うん、きっとそうですね。
子供のころから、誰かに取られちゃう!という気持ちがありました。
これを「欠乏マインド」といいます。
わたしは子供の頃から欠乏マインドが優勢だったようです。
欠乏マインドになる理由
欠乏マインドになる理由は、
世の中の富の量が一定である、と考えているため。
なのだそうです。(リベ大の両学長がライブでそんなお話しをされていました)、
世の中に富は一定数しかない、と考えていれば、他人の取り分が増えると、自分の取り分が少なくなる、と考えます。
だから、とられる前に、取る!そんな気持ちになってしまいますよね。
わたしはまさにコレ。この感覚でした。ほんとうにビックリ・・・。
なにがこんなにびっくりしたのかというと、「取られちゃう!」と感じていたモノが、そこまで私が欲しいものではなかったから。
それなのに、なぜこんなに焦って取りに行こうとしているのか?
なぜ?。。。
と、深堀してみたら。幼少時代の、とある記憶を思い出しました。
3歳ぐらいから母親が働きに出るようになり、私は親戚の家に預けられ、いとこと一緒に過ごしていたんですね。
その時の、あまり良くない記憶。
満たされない思い。それが潜在意識の奥底に記録されていて、似たような事象があると、それを引き出して今の行動を選んでいる・・・ような?
実際のところ、どうだかわかりませんが。現時点では、そう感じましたね。
ひとまずは、自分の欠乏マインドに気づけただけで、大進歩!
自覚できれば、クセは治せますし、プラスの記憶を増やして行くことで、潜在意識も変えることができます。
せっかくなので、人体実験で(笑)自分をモデルにし、潜在意識の書き換え(潜在意識を変える)ためしてみますね。
豊かさマインド
ところで、世の中の富の量は一定なのでしょうか?
富は、限りがあるのでしょうか?
たべもので例えてみましょうか。たとえば、ケ-キ。
目の前に、おいしいケーキがあるとしましょう。その数が5個。しかし、ケーキのまわりには8人います。
ケ-キが大好きなわたしは、どうしても欲しい!食べたい!取られたくない!そう思ってあの手この手でケーキを奪おうとします。
そのケ-キ、おいしくないよ~と嘘をついたり。
太るから、食べない方がいいんじゃない?と心配するフリしてみたり。
ヒトコトで言えば、誰かの足を引っ張りたくなってしまう、そんな危険が欠乏マインドには潜んでいます。
無自覚なので分かりにくいのですが、実は欠乏マインドが強すぎると、イヤな人になってしまいがち。
しかしもし、「世の中にケ-キは有り余るほどある」と思っていたら?
食べきれないほどのケ-キが、世の中にはある、と本気で思っていたら?
今、お腹が空いている人に「どうぞ、どうぞ~」と譲ることができますよね。
もしいま、私もお腹が空いていて、ケ-キが食べたかったけど、取れなかったとしても。
買いに行けばいいだけさ、って思いますよね。
だって、ドアを開けた外の世界には、ケーキはたくさんあるのですから。
こう思える人が、豊かさマインドの持ち主。
世の中の富の量は増え続けています
しかも、新しいケーキは、まいにち作られています。
新しいケーキは、日々生み出されているのです。
ケーキは、増えつづけている。
お金もそうです。
お金(富)も、一定ではありません。
世の中にお金はたくさん流れていますし、お金を増やすこともできます。
ですから、隣の人の収入が増えても、自分の収入が減る訳じゃありません。
だれかが裕福になって、その人の取り分が増えても。自分が貧乏になるとか、自分の取り分が減る、ということはないんです。
もし、自分の取り分を増やしたいなら、誰かから奪うのではなく、自分の元に流れてくる量を増やすにはどうしたらいいのか?を学ぶ必要がありますね。
その辺り、私もまだまだ未熟なので、これから学び実践し続けて行かねば!と思っています。
それには、欠乏マインドのままではむずかしい。。。
ひとまず、他人の取り分が増えても、自分の取り分が少なくなる訳じゃない、ということは覚えておきますね。
欠乏マインドだと他人の足を引っ張りたくなる
先にも書きましたが、欠乏マインドのマズイところは、無意識に他人の足を引っ張りたくなること。
誰だって富の量が一定だと思っていたら、他人が豊かになることを心のそこから喜ぶことはできませんから。
無意識なので、本人も自覚がありません。これが怖い。
無自覚だと、ずーっとそれをやり続けてしまうので。
アインシュタインも言っています。
「同じことをして、ちがう結果を得ようとする、それは狂気」と。
(文言まちがっていたら教えてくださいー)。
まずは、小さな気づき。
小さな違和感を無視しないこと、ですね。
コーチングを学んでから、不思議と自分のドロドロした部分により気づくようになりました。
なぜだろう?チャンスがあれば、薫さんに聞いてみますね。ないかなー?
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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