「自分を疑え」の誤解

「まずは、自分を疑え」。

これは、哲学や自己啓発本などによく書いてある言葉です。

これを聞いて、「そうか、まずは自分を疑うんだな、了解！」と納得し、すぐに行動に移ることができる方は、すごく素直な方です。

しかし中には、「自分を疑え」と聞き、じゃっかん違和感やモヤモヤを感じている方もいるかもしれません。

わたしはこっちのタイプでした。これを「素直じゃない」という言い方もできますが。単に認知が歪んでいたために誤解していたことも、多々あります。

その誤解が解ければ、「なんだ！そういうことか！それなら納得」と思えるものです。

「自分を疑え」。これについて感じるモヤモヤや違和感の原因は、もしかしたらこれでは？と思うことがあるので、書いてみます。

ちなみに私は現在、モヤモヤや違和感はすっかり解消され、自分を疑いながら一歩ずつ。歩みをすすめているところです♪

お陰様で、少しずつ・・・自分の世界が広がって、「自分史上・今がいちばんいい状態」を更新し続けています。

なぜ「自分を疑え」にモヤモヤするのか？

なぜ啓発本や哲学本に書いてある「自分を疑え！」を目にするとモヤモヤするのか？

それは、「自分を疑え」を、誤解して受け止めてしまっているからかも？しれませんね。

原因①自分を疑え？自分を信じろ？いったいどっちよ？

啓発本には、

• 自分を疑え
• 自分を信じろ

この、相反する二つのことが書いてあるんですよね。

だから混乱するんです、疑えって言いながら、信じろとか、いったいどっちよ？と。

言っている意味がわからない～？？？これが、モヤモヤや違和感の原因①。

結論から言うと、「自分を信じて、自分を疑え！」になります。

原因②自分を否定しろ！と勘違いしている

モヤモヤの原因②は、

「自分を疑え」を、「自分自身を否定しろ」という意味だと捉えているからかもしれません。

自分を疑え＝自分そのものを否定しろ、そんな意味で捉えていれば、自分を疑え！と聞くと、

• 私が間違っているってこと？
• 私が悪いって言いたいの？
• 私がダメ人間って言いたいの？

と、「わたしが」になっていて、まるで自分を否定されたように思えて納得できない・・・。その結果、モヤモヤを感じてしまいます。

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自分を疑え！に、モヤモヤを感じる理由は、

1. 自分を疑え？自分を信じろ？いったいどっち？と混乱してしまう
2. 自分を疑え＝自分を否定されている気がして納得できない

大前提は「自分はOK！」自分は全肯定です

まず、大前提として

自分はOK！自分を全肯定

これがベースになります♪自分を全肯定する、というのは

何かができても、できなくても、どっちでもいい。無条件で「わたし」という存在を受け入れる。

それが「自分OK！自分を全肯定する」になります。まずは、これが土台です。

なので、自分そのものを否定するって意識は、存在しないんですよね～。

「自己否定」というのは、ないんです。自分の存在を丸ごと受け入れ、全面的にじぶんを信頼している。じぶんを信じている。まずはここをしっかり認知していくことがポイントです！

そのうえで、「自分を疑え」となるんですね。それが最初に書いた結論。「自分を信じて、自分を疑え」になります。

自分を疑え＝自分の思い込みや常識を疑え！です

自分を疑え、というのは、

• 自分がこれまで正しいと信じて疑わなかった思い込み・常識・やり方を疑え

という意味なんです。

「わたし」という存在を疑え、ではなく、「わたしが持っている考え方」を疑え、ってことなんですね。

疑うのは「わたし」でなくて、わたしの→「考え方」。こっち！だったのです。

どういうことか？具体的にいうと、たとえば、以前の私は

• お金持ちになりたければ、一生懸命働いて貯金するしかない
• 資産運用は、一部のお金持ちしかできない

と思っていました。それが、わたしの常識で正解でした。

しかし、「にほんブログ村」の「家計管理カテゴリ－」を初めて見た時、知ったんです。

・・・普通のサラリ－マン家庭でも、資産運用をしている人がいる・・・と。そして、平均年収のサラリ－マンでも、大きく資産を増やしている人がいる！！！と知ったんです。

私と同じ年収の人でも、資産運用をし、資産をじょうずに増やしていたのです。それまでわたしには無理～と思っていたのに、そうではなかったのですから・・・。

ここから学ぶことは、

わたしにとっての非常識は、他の人にとっての常識。ということ。

そんなことが、この世にはたくさんあるんですよね～。だから、自分の固定観念にとらわれていると、世界は広がっていかない。

世界が広がらないと、成長はできない。成長できないと、人生は変わらない。充実感は感じられない。

だから、人生を変えたければ「まずは、自分の常識を疑え！」「自分のやり方を疑え！」。

なぜなら、他に上手くいく方法があるかもしれないから、、、と、それを伝えたかったのですね。

まとめ。自分の常識は他の人にとって非常識、のこともある

自分を疑え＝自分を否定しろということではありません。

自分のこれまでの考え方や、今まで当たり前だと思っていた思い込み。それは、ほんとうにそうなのか？と、考え方を疑え、という意味でした。

なぜなら、自分の当たり前（常識）は、他の人にとって当たり前ではない（非常識）なことも、たくさんあるからです。

わたしには絶対無理！と思い込んでいると、その先に進むことはできませんよね。しかし、世の中には「わたしには無理！」なことを、それをいとも簡単にやっている人がいます。

似たような環境なのに、できる人とできない人がいます。その差はただ「認知が違うだけ」だったりするんですよね。

それが、自分の常識を疑えという意味だったのです。自分へダメ出しをしろ、という意味ではない、ということを覚えておきたいですね。

私にもできるかもしれない、そう思えた時。はじめて、次のステ－ジへの扉が開くのです。

最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日～♪