「あの人は、器が広いよね」
そんな表現が、日本にはあります。
器とは、たとえばお金であれば、そのひとが一度に扱えるお金の量のこと。
また、人としての器であれば、他の人をうけいれる寛容さ。懐(心)の広さなど。
現実(実現していること)の大きさでも、その人の器をはかることは可能。※その人がアクセスできる現実には幅があり、その幅=器の広さ、といえるようです。
「○○の器」。わたしにも自然とあたまの中にインプットされており、他の人だけでなく、時にじぶんにも使います。
他人と接し、些細なことでイライラする時は、(あぁ、わたしってなんて器が小さいのだろうか・・・)と思いますし。
じぶんにとって大きな金額のお金を動かす時には、(こんな大金!一気に使ってだいじょうぶなのか・・・)と不安になり、
(あぁ、今のじぶんのお金の器は、この額が限界なんだな・・・)とかんじます。
そんな時は、
わたしの器。
もっと
広げたい!
と、思うのです。
器がいまより広がれば、もっとたのしく、楽(ラク)に生きていけそうな気がしませんか?
わたしはするんですよね。
「えぇ?でも、器ってそう簡単には広がらないのでしょう?」
「そもそも器は、持って産まれたものなんじゃないの?」
と思う方もおられるかもしれません。
たしかに、【持って産まれた器の大きさ】問いうのはあるようです。
ただ、その持って産まれた器の大きさを、フルに活用している人は、実は少ないみたいなんですよね。
つまり。まだまだ伸びしろがある人は、けっこう多い。
そういう意味では、器を広げることは可能!となります。
ではどうやったら、自分がもっている器の上限いっぱいまで。枠を広げていくことができるのでしょう。
それは、ひとことで言うと「慣れる」。
お金や人としての器を広げたければ、とにかくそのサイズに慣れること。
カンタンに説明していきますね♪
お金も経験も。じつはそれに慣れていないだけ
お金を使う時、不安になる人がいます。
なぜ不安になるのか?いくつかの理由がありますが、そのひとつに
「お金を使うことに慣れていない」
というものがあります。
たとえば通常、お財布には多くても一万円しか入れていない人が、給料日などにその3倍の額。
3万円を入れたとすると、、、なんとなくそわそわ。(お財布落とさないかな?(盗まれたりしないかな?)と、不安になりませんか?
これは、「お財布に3万円」に慣れていないから起きる現象。
お金だけでなく、人としての器も同じ。
生きている年(年齢)関係なく、若い頃から色々な人に囲まれているひとは、人に慣れています。
世の中には、自分以外にもたくさんの人がいる、つまり、色々なかんがえがある、と体で覚えています。
なので、ちょっとしたトラブルが起きても、感情がカンタンにはみだれない。
対処法をしっているので、いちいち大袈裟に反応せずにいられるのです。
そういう冷静な姿をはたからみると、「あの人は、器が広い」。そう見えるんですよね。
まとめると、器の大きさは経験値によって変えることができる、になります。
器を広げる方法
ということは、器を広げたいのであれば、
「まずは、経験したことがないものを経験し、それに慣れろ!」
になりますよね。
お金の器を広げる方法
たとえば、お金。
お金の器を広げたいのであれば、いま自分が手にしても不安にならない額以上の額に、慣れるひつようがあります。
どうやって慣れていくのか?方法はいくつかあります。
たとえば、
- お財布にいまより少し多めの額を入れる(一説によると、年齢分の額を入れると良いと言われています。30歳なら、30万円)
- 少額でもいいので、寄付をする
- 記念日関係なく、たいせつな人やお世話になっている人にプレゼントをする
などなど。
・いままでの自分では、持っていられなかった額のお金を持つ。
・いままでの自分では、出せなかったお金をじぶんから出す。
そうやって初めてのことをして、大きなお金に慣れさせていく。
すると、じょじょにお金の器を広げることができます。
わたしも
この方法で
お金の器を
じょじょに
広げてきました。
お金に見慣れる
お財布に3万入れているだけでも、ドキドキだったけれど。
40代になり、この方法を知ってからまずは10万円をお財布に入れてみました。
すると、まいにちその額を目にするようになるんですね。まいにち目にすると、10万円という額が当たり前(日常)になります。
日常になると、その額をもっていても、もうドキドキしないんですよね。不安にもなりません。
そうなった時。わたしのお金の器はお財布に3万円から、「お財布に10万円に広がった」といえます。
一度に送り出せる金額も広がる
で、ここからがおもしろいのですが。
10万円という金額を見慣れると、一度に出せる金額もそれと同じになっていくんですよね。
お金に慣れると、お金を送り出す時も不安にならなくなるんです。これも、お金の器が広がった証拠。
入ってくる金額もじょじょに広がっていく
お金は、快く出せた時。また自分の元に戻ってくるようになるので。
結果として、その人が一度に扱えるお金の幅も広がる、となります。
ただしポイントは、「お金を出す時。いい気持ちだけを乗せて送り出せるか?」になります。
ほんとうは不安を感じているのに、それを見ないふりをして。
表面上だけで「だいじょうぶ、お金出せば入ってくるから!」と言い聞かせても、お金は入ってこないんですね。
なので、まずはお金に見慣れて。そして、少額から今まで使ったことがない使い方をし、お金を使うことに慣れる。
これがファーストステップ。
お金の計算はしっかりと!
お金の不安を乗せず、お金を使うために大事なことがあります。
それは「お金の計算をしっかりすること」
ときどきお金の計算をせず、お金をジャンジャン使う人がいますが、これはダメ。
いい例が、「借金してまでお金を使う」。
お金は使えば入ってくるからと言って、借金をしてまでブランド物を買ったり。
借金して高額な講座に通う人もいるみたいですが・・・。これではほとんどの場合、お金の不安を抱えながらお金を使うことになります。
よほど確信がないかぎり、また、よほどの強靭メンタルの持ち主でない限り。
通常の人は、借金は不安の種火になってしまうもの。
なので、ちゃんと計算をして、はじめはそんなに負担にならない額から。
徐々に、お金に慣れていくことが大事なのです。
そうして器を少しずつ広げていくこと。なにごとも急に一気に!は、広がりません。
じょじょにしか、器は広がらない。これは覚えていた方がいいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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