人間関係での悩み。
自分がされると嫌なことを、相手に嫌だと言えない・・・。
いつも、我慢してしまう。
そんなことはありませんか?
わたしはありましたね~。いまだに、あります。
ひとつ超えると、また次にひとつ出てくる感じ。まだカンペキ人間関係の課題をクリアしていないのでしょう。
ただ、いままでと違うやり方を試してきた結果、
- 上手くいく考え方。
- 上手くいかない考え方
というのが見えてきました。
なぜ、されて嫌なことを嫌と言えないのでしょうか?
どうしたら、イヤだと言えるようになるのでしょうか?
あくまで私個人的な経験と考え方になりますが、シェアさせていただきます。
価値観が明確でない
自分の価値観が明確でないと、いちいち判断に迷います。
だからつい、誰かに意見を聞きたくなって、色々な人に「どうしたらいいと思う?」と聞いてしまうんですね。
色々な人が色々なことを言いますから、その度に振り回されて、グラグラ・・・。(;^_^A
他人の意見に振り回されて、ブレブレ。安定しなし、落ち着かない・・・ということに。
ところが、自分の価値観がハッキリしてくると、他人に聞かなくても私はどうしたいのか?は、すでに分かっています。
価値観は、「生き方・在り方・考え方」。
信念とか、人生の羅針盤なんて言い方もします。
どんな風に生きたいのか?何を目指しているのか?がハッキリしてくると、やりたい事だけでなくやりたくないことも分かってきます。
うれしいこと、イヤなことも分かるようになり、何がイヤなのか?も自分で判断できるようになります。
![デメコ](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2022/03/DSCN1959-3-e1648365271639.jpg)
わたし自身、その変化を感じています。
以前は、自分が何をされると嫌なのか?もよく分かっていなかったですし。
また、イヤなことは、わたしが我慢すればいい・・・と思っていました。
ところが今は、「わたし、そうされるとイヤなんです」と少しずつ言えるようになってきていて、自分でも驚いているところ。
自分が何をされると嬉しいのか?何をされると嫌なのか?を知るために。まずは、自分の価値観をぜひ!明確にしてみてください。
きっと、人生が底上げ!されると思いますよ。
相手に悪いと思っている
自分がされて嫌なことが言えないとき。こんな気持ちって、ありませんか?
(相手に悪い・・・申し訳ない・・・)
自分がされて嫌なことを相手に伝えると、
- その人を、イヤな気分にさせてしまう。
- その人を傷つけてしまう。
と思っていませんか?
自分の気持ちを伝えると、他の人をイヤな気分にさせてしまうと思っていたら、なかなか言えませんよね。
この考え方、日本人にすごく多いと思います。友人、知人にも、とても多いですから。
私自信も、この考え方が深く根付いています。
事実なのか?逆の立場だったらどう思うか?
相手を嫌な気分にさせてしまうかもしれない・・・。そんな思いがよぎった時、私はこんな風に考えるようにしています。
- それは事実?
- 逆の立場だったらどう思う?
この2つを考えます。
まず、事実かどうか?ですが、この答えはいつも同じ「わからない」。
だって、じっさい本人に聞いていませんから。そう、事実ではなく「想像」なのです。
ふたつめは、もし自分が逆の立場だったら・・・。
友人や知人がイヤな思いで無理してわたしに付き合ってくれているとしたら、逆にゴメンナサイ!って思います。
そんなに嫌な思いをさせていたなんて・・・。ごめんね、って謝りますね。
また、相手がイヤだということが、わたしにとってすごく大切にしたいことである場合。
それは単に「お互い、考え方が合わないということが分かった」になります。
これ、お互いにとって良いことだと思いませんか?
合わない人と無理して我慢して付き合うほど、わたしたちに時間は残されていません。
だから、考え方が合わないことが分かったら、
- いまは相手に合わせるのか?
- 心の中で適切な距離を置くのか?
- 会う回数を減らすのか?
どうするのか?は、その時に考えればいいのではないでしょうか。
じつは、嫌われたくない
そしてじつはこれが本音かもしれません。
嫌われたくない
その人に嫌われたくないから、自分がされて嫌なことを我慢している、ってことはありませんか?
![デメコ](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2022/03/DSCN1959-3-e1648365271639.jpg)
むかしの私はまさにこれ!
昔の私は、彼氏や友人に嫌われるのがイヤで、言いたいことを言えずにいました。
言いたいことを言うと、嫌われちゃう、と思っていたら、そりゃ言えませんよね。
なぜ、言いたいことを言うと嫌われると思うのでしょう?
親からの教育?思い込み?
言いたいことを言うのは悪いこと。我慢できる人の方が,エライ!立派!
・・・そういうもんでしょ、と思っていることはありませんか?
つまり、思い込み。
私たち日本人が、自分がされて嫌なことを相手に言いずらい背景には、言いたいことを言うのは悪いこと、という教育を受けてきたからかもしれませんね。
親の姿から。学校の教育で。そのような考えを刷り込まれてきたからかもしれません。
そうでもなければ、ここまで似たような考えにならないと思うんですよね。
ざっと見渡すだけでも、身近で同じ考え方の人が、ほんとうに多いですから!
まずは、思い込んでいるだけだ、ということに気づけたらいいですね。
嫌われたくないメリットは何?
それから、嫌われたくないという気もちには、実は自分にとってのメリットがあることも。
嫌われると困ることは何でしょうか?たとえば、
- 仕事がしずらくなる
- 遊ぶ相手がいなくなる
- 孤独になる
- 頼る人がいなくなる
- その人といると自分が何もしなくていいからラク(依存)
- その人の世話をすることで自分の存在価値を感じられる
など、自分にとってのメリットが必ずあるはずです。
ようは、言いたいことを伝えるより、そっちのメリットを今は選んでいる、ということなんですよね。
なぁんだ、ではないですか?
じつは、どっちにしても自分がメリットになる方を選んでいたのですから。
私の経験でも、たとえば。
行きたくない誘いに無理して行っていた時も、じつはその方が自分にとってメリットがあったからなんです。
ところが、自分のやりたいことをやるようになったら、行きたくない誘いに時間を使うのは、わたしにとって損!
デメリットだ、と思うように。
すると自然と断れるようになりましたね。
人間、自分がいちばんです。損したくありませんからね。
迷う時は、自分にとってどっちが今はメリットがあると思っているのか?本音を探ってみるといいかもしれません。
まとめ。伝える時忘れたくないのは「相手に対する思いやり」
まとめ。
自分がされて嫌なことを他の人に言えない理由や心理は、
- 価値観が明確でない
- 相手に悪いと思っている
- 嫌われると思い込んでいる
そしてもしかしたら、無自覚に「自分にとってメリットがある方を選んでいる」のかもしれません。
そんな話を、シェアしてみました。
最後に一番大切だと思っていることをひとつ。
それは、「相手に対する思いやり」。
その人は決して悪気があって、私にイヤなことをしているのではない、ということ。
無自覚なのです。それは、逆の立場で考えればわかること。
なので、伝える時は最大限の敬意をもって、伝えたいですね。
相手のことも、自分も信頼して。
そして、勇気をもって!我慢するだけじゃなく本当に嫌なことはイヤです、と伝えていけたらいいなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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