(この保険、解約したら後悔するんじゃないか・・・)
これで何年も悩みました。当時すでに、
◯加入している民間保険が、わが家には不要な保険だと分かっている。
◯無駄な保険の支払いが、家計を圧迫していることも、じゅうぶん分かっている。
それでも解約に踏み切れなかったのは、
(今、この保険を解約したら。将来、後悔するのではないか?)
との不安がぬぐい切れなかったから。
4年も悩みました。(;^_^A
その不安や恐怖をどう乗り越え、無駄な保険の解約に踏み切れたのか?書いてみますね。
もしも、万が一、があったときの公的保険を調べる
もしも、万が一、が起きた時。
公的保険でどれほどの保障があるのか?を徹底的に調べました。
※わたしたちはすでに、世界最強の保険=公的保険に加入しています。
公的保険には、
- 高額療養費制度
- 傷病手当金
- 遺族年金
- 遺族厚生年金
- 障害年金
など、手厚い保障があります。
子どもがおらす、フルタイム共働きのわが家は、医療保険や生命保険、がん保険は不要だと分かりました。
何かあったら「貯金」で払う!と決めた
民間保険で備えていた内容は、
- 医療保険
- 終身保険
- 収入保障保険
- がん保険
- 個人年金保険
でした。
病気で働けなくなったら・・・。治療にお金がかかったら・・・。配偶者が死亡したら・・・。
お金に困らないために、上記民間保険で備えていました。
しかし、保険の仕組みを理解したら、これらすべて。うちには不要な保険だとわかったんです。
では、万が一。不安に思っていることがじっさい起きて、お金が必要になったら?
これは、「公的保険と貯金で払う」と決めました。
貯金はすでにあります。もしもが起きたとき、生活が困窮しないために貯めている「生活防衛資金」。
生活防衛資金は、
〇会社員なら、基礎生活費の半年から1年分
〇自営業者なら、基礎生活費一年から二年分
を貯めておくといい、と言われています。
ウチは夫婦そろって派遣社員だった時期が長かったので、基礎生活費の2年分を貯めています。かなり手厚く備えていますね。
ちなみに、基礎生活費には遊興費などは含まれません。
そもそも、病気や失業しているのに、遊んでいる暇ないですよね。(;^_^A
早く仕事探せ-!ですよね。(余談でした)
民間保険を解約したら、もしものときは貯金で賄う、と決めました。
入院時は個室がいい夫
保険を解約する際、夫にもそれを報告しました。
その際、夫から
「入院したら、どうするの?」
と聞かれたので、「貯金で払う」と伝えました。
夫からさらに、「入院時は個室に入りたいんだけど、それも大丈夫なの?」と聞かれたので、その分も貯金から出すよ、と言いました。
(できれば大部屋で・・・)と祈りながら。笑
後悔しない!と決める
それと、最後は
「もし、保険を解約したあと。病気になったり。手術したり、入院することになったとしても。無駄な保険を解約したことは、後悔しない」
と決めました。
後悔しないようにする、と決めたんです。
ここでやっと気が楽になり、保険の解約に踏み切れました。
じっさい「もしも」が起きた!その時は有言実行
民間保険を解約した数年後。
「もしも」がじっさいに起きました。
こちら!
夫が入院!やっぱり個室を希望!
ですので、そこは「有言実行」。
そのために備えていた貯金で支払いました。
約50万の支払いでしたが、1度も「保険解約しなければ良かった…」との後悔はありませんでしたね。
もしこれから、なんども入院することになったらどうするの?その度に、そんな大金を払うの?と不安になるかもしれません。
わたしの考えは、
「個室代は、贅沢費」
贅沢に使えるお金があるなら、払う。
もしなければ、個室には入れないから大部屋で対応する。
お金がないなら、それしか選択肢はありませんからね。
仮に、医療保険に入っていたとしても、給付金の上限が決まっていたのでぜんぶをカバーできる訳じゃなかったんです。
過去最高約5万円!まいつき保険に支払っていました
我が家が過去、民間保険へ支払っていた保険料ですが。
マックス約5万円ほど、まいつき保険会社へ支払っていました。
けっこうな金額です・・・。
民間保険って、加入金額によって保障内容が変わってきます。
あたりまえっちゃあたりまえですが、保険料が高いほど、補償も厚くなる。
ですから、不安を解消するために民間保険に加入するとなると、保険料がどんどん高くなっていきます。
保険料を安くしようとすると、補償も薄くなる・・・。
ただ、支払える額には限界がありますから。妥協して、民間保険に加入していました。
十分な補償だと思える状態にもなれず、なんとも中途半端なきもちで高い保険料を払っていました。
これじゃぜんぜん安心できない・・・。
貯金もしました!そのために節約も!
保険だけじゃ安心できなかったので、貯金もしました。
保険料の支払いや貯金のために、節約にも走りました。
病気になって働けなくなったら不安を解消するために、わたしの30代は、
- 民間保険に加入(中途半端な補償の保険。でも保険料は高い・・・)
- 貯金
- 節約
これがストレスになり、家計管理が楽しくありませんでしたね・・・。
いまは、無駄な保険を解約し、住宅ローンも完済。余剰資金でインデックス投資もできているので、気持ちにもゆとりが生まれました。
まとめ
(この保険、解約したら後悔しないか?)
は、
後悔しない!と決めて、もしもが起きたときはどうするかを決めておくこと。
そして、実際万が一が起きたら、決めていたことを実行すること。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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