わたしも今年で「つみたて投資歴11年目」となりました。
![でめこ](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2022/03/DSCN1959-3-e1648365271639.jpg)
つみたて投資11年生ですね。
身近な人から、投資に関する質問もちょうだいするように。
さいきんは「すぐに使う予定のないお金、どうしたらいい?」と質問をいただきました。
そんなとき、私が必ず確認していることを、今日はシェアしたいと思います。
つみたて投資、まだまだ少数派!
わたしがいる環境では、つみたて投資をしている人は、まだまだ少数。
しかし、2024年からスタ-トする新NISAもあって、「投資やってみようかな」と考える人が急増。
身近な人から「つみたて投資」(長期投資)について聞かれることがすごく増えたんです!
分からないと不安になるので、誰が知っている人に聞きたくなりますよね。
このブログに「お金や投資」でたどり着いてくださった方もまた、投資初心者さんではないかな、と想像します。
そこでこのブログでは、つみたて投資歴11年目のわたしが、投資初心者さんから頂く質問と、それに対する回答をシェアしたいと思います。
第一弾はこちら!
![](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2023/09/okane-160x90.jpg)
使う予定のないお金の運用、どうする?
投資初心者さんから、
「すぐに使う予定のないお金が数百万あるんだけど、どうしたらいい?」
とよく聞かれます。
「いますぐ使う予定のないお金が500万あるんだけど、どこに投資したらいいと思う?」とか。
「80代の親から(親の貯金の)資産運用を頼まれたんだけど・・・どこに投資したらいいと思う?」など。
このような質問をいただいたとき、わたしが必ず確認するのは次の3点。
使う予定のないお金の運用、まずはこの3点をチエック!
- 生活防衛資金、貯まっていますか?
- そのお金、5年先まで使う予定がありませんか?
- そもそも、投資が必要ですか?
この3点をかならず確認させてもらいます。
生活防衛資金貯まっていない人、多いのです
まずはひとつめのチエック項目。生活防衛資金貯まっていますか?
生活防衛資金が貯まっていないのに、投資をしようとしている人。
じつはけっこう多いんですね。
これ、一般的にはNG!
投資の大前提。「投資は余剰資金ですること」
これが、基本です。
なぜなら、投資にぜったい!はないから。
投資にはリスクがあります。投資でいうリスクとは、「不確実性」。振れ幅がある、ということ。
プラスに振れることもあれば、マイナスに振れることもある。
その、プラスを取りに行く活動が「投資」。
リスクをとって、リタ-ンを取りに行く活動が投資なんですよね。
ただ、もしかしたらマイナスに振れることもありうるわけです。
そのリスクも引き受けて、投資活動をします。
成功している投資家の共通点
マイナスに振れても大丈夫なように、
個人投資家さんの多くはリスクヘッジをします。
【リスクヘッジとは?】
「リスクヘッジ」とは、今自分が行っていることに対するリスクを予測すると同時に、そのリスクが実際に発生したときに備えて対応できる体制を整えておくことを表す言葉
引用元:マイナビニュ-ス
株式投資の場合。
投資における将来のリスクを、あらかじめ想像します。
たとえば、
- 世界経済の暴落
- 世界経済の減速。
- 自身がなんらかの理由で投資を継続できなくなった。
など。
そしたら次は、予測したリスクを、あらかじめ避けることができないか?
また、避けられないことに関しては、それが実際起きたとき、被害を最小限に抑えるためにできることはないか?
それを考え、対策を図る。これがリスクヘッジです。
ながく成功している個人投資家さんは、ちゃんとリスクヘッジしている、と聞きます。
私が知っている数少ない個人投資家さんも、皆さんリスクヘッジをしていました。
まずは、今の生活を担保する!
個人投資家さんがするリスクヘッジで代表的なものが「今の生活を担保する」。
株式投資で運用しているお金が仮にゼロになっても、今の生活に影響がない。
今の暮らしを維持できるような備えをしています。
そのうちの一つが「まずは、生活防衛資金を備える」なんですね。
万が一、株価が暴落しても生活に支障がないように。
まずは、月の生活費数ヶ月分のお金を貯金でキープします。
これが生活防衛資金になります。
会社員は毎月安定した給料がある
会社員は労働収入で、毎月一定額のお金が入ってきますよね。
これもリスクヘッジになります。
安定収入は、心強い。
会社員は、これもひとつのリスクヘッジになります。
病気になったら「傷病手当」がある
それから、会社員が病気やケガで働けなくなったときは、
傷病手当金
を受け取ることができます。
参考資料:全国健康保険協会:傷病手当金
我が家も今年はじめてお世話になりましたが、めっちゃ助かりますよー。
まとめ。リスクヘッジした後で投資に回せるお金を計算
まとめ。
数百万円単位で、まとまった資金があっても、すぐに投資はしないほうがいい。
投資にリスクはつきものだから。
ちゃんとリスクヘッジし、生活を担保した上で、投資に回せるお金を計算したほうがいいと思います。
夫婦揃って会社員の我が家は、自分たちにできるリスクヘッジをし、生活を担保。
とつぜん明日から収入が途絶える!という確率はかなり引くくなっています。
生活が安定している状態で、リスクを取り、リターンを取りにいっています。
投資をするなら、人それぞれ自分のリスクをあらかじめ予測し、それを最小限に抑える対策を図ってから。
なので、使う予定のないお金があっても、生活防衛資金がないならば。そのお金は「生活防衛資金に回すこと」
これが最優先!ですね。
オマケ。
オマケ。
超超!個人的な価値観ですが。
あまりにもリスクヘッジ しすぎると、投資をスタートする時期も遅くなります。
なので、ある程度安心していられる状態を整えたら、投資を小さくスタートしてみるのが個人的には好きな考え方です。
つみたて投資歴11年の経験から、
「一般人(わたしね)も、全世界に丸ごと投資をし資産分散しておくべし」
と考えます。これも私の価値観。
投資は、自己責任ではじめてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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