80代の両親は、2024年1月から老後生活に入りました。
老後生活2か月が経過。先日、父と母と三人でランチした際、リアルな老後生活について話を聞いてみました。
結論:老後資金の準備はできるだけ早いうちに!気づいたタイミングで即行動を!
老後生活「ねんきんだけじゃ足りない」の内訳
家計管理をしている父に、「老後生活、お金の面はどう?」と聞いてみたところ、
「ねんきんだけじゃ足りないねー」とのこと。
具体的な数字としては、ひと月5万円ほど足りないようです。
【実家の場合】
■ねんきんは夫婦で19万円。
■ひと月の支出は24万~25万あたり。
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現状、5万~6万足りていないようです。
老後の支出平均をネットで検索しても、約27万円〜と出てくるので、実家も平均的な支出なのかな?
ただし、この支出には自分たちがやりたいこと、ちょっとした贅沢をするためのお金も含まれています。
父はゴルフ。母は、イオンで服を買うのが楽しみ。そういったお金も含まれています。
遊興費、ですね。
生きていく上で、ひつよう最低限の生活を維持するだけならねんきんでも足りるかもしれません。
でもね、それだけじゃやっぱりつまらない。
まだ足腰が動くうちは、カラダを動かし、好きなことしたいですよね。
それには資金がひつよう。
お金があるからできることはありますし、お金を使ってやりたいこともあります。
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何歳になっても「欲望」を持ち続けるのは大事だと思っています。
80歳だから・・・老後だから・・・ねんきん生活だから…
好きなことはできない、と諦めてしまうのはもったいないですよね。
そうならないためにも、一生お金に困らないためのお金の備えは現役時代からコツコツやっておくべき!
そこは強調したい。
老後はいつから?
ところで、老後とはいつからのことを言うのか?ですが、わたしは
老後とは「労働で働かなくなってから」と認識しています。
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「一生働く!」と決めている方には、老後はこないかもしれませんね。
ただ、年を重ねてから体力の変化や、気持ちももしかしたら変わるかもしれません。
やっぱりもう、仕事のことを考えず。ゆっくりしたいナ-と思うかもしれませんよね。
もしそうなった時のためにも、そのための備えもしておいた方がより将来が安心できますね。
ちなみに私も、一生働くと決めています。
その一方で、老後のための備え=老後資金も準備していますよ。
50代は老後資金の計算を!
実家の場合。
70代で「老後の資金が圧倒的に足りていない!」という事実が判明。
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この時は大変でした・・・。
なんてったって70代。
そろそろ老後か、という年代にお金の問題が発覚したのですから。
老後の資金計画はできるだけ「早いうちに」。(できれば50代から)夫婦ふたりでやっておいたほうがいい!と学びました。
父は70代でも知り合いの社長さんから頼まれ、フルタイムで仕事をしていました。
老後のお金はもう十分貯まっているモノだと思っていたところ・・・ふたを開けたらビックリ!ほとんど貯金がなくて、えぇ?!
家計管理を任されていた母は、お金の管理が苦手だったんですね。
浪費グセもあり、その他いくつかの事情もあって、このような結果に。
これだけ切り取ると、まるで母だけが悪者にみえるかもしれません。ですが、そうではないんです。
家計を丸投げしていた父にも責任はある。
そして、子どもであるわたしにも責任はあると思っています。
だって、家のお金を使うのは家族みんななんだから。
母だけに責任を押し付ける文化は、もう古い。
それを改めなかった家族みんなにも、責任はあったんですよね。
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父も落ち着いたら「自分にも責任はあった」と話していました。
それでも「逆の気持ち」も残っているようですが。笑。でも、それも当たり前な感情ですよね。
この経験もあり、わたしは
家計管理は、夫婦ふたりでしたほうがいい!お金の流れは透明にしていた方がらいい!
との思いが固まりました。
つい最近まで「夫に家計簿は見せられない」マインドでしたが。
いまは全部みせています。
気持ち的に楽になったのと、モノを購入するとき以前より考えてから購入するようになりましたね。
「監査役」がいる感覚。笑笑笑
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ムダ遣いが減り、必要なものが迷いなく購入できるようになっています。
投資した分は必ず「リタ-ン」を得るぞ!という気持ちも、なぜか強まっているのを感じます。
「老後資金が足りない!」と判明したときにすること
老後資金が足りない!
もしそれが判明したら?どうしたらいいのでしょう。
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実家とわたしの例、2パタ-ンをシェアしてみます
70代で老後資金が足りない!と判明した実家の場合
- 家計管理の担当者を交代(母から父へ)
- 家計簿をつける
- 家計の中身を夫婦でシェアする
- 収入-貯金=支出の徹底!
- 長く働く
まず、家計管理を得意な父がやることになりました。
やっぱり、得手不得手があります。ですから、家庭内の役割分担も資産形成に大きく影響してきますね。
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お金の管理能力が高いほうがやるべし!そしてその結果は夫婦でシェアするべし!
30代で老後のお金が足りないと判明した私の場合
- お金の本やブログを読みまくる
- 40代で投資の勉強をして投資を始めると決意
- 今を良くすることに集中
30代でライフプランを立て、老後のお金が圧倒的に足りないことが判明した私の場合。
まずは、図書館でお金の本を借りまくり読みました。
それとネットで家計管理の検索をかけ、似たような環境でもお金と上手にお付き合いしている方のブログに辿り着きます。
ブログや本で学んだことを実践。
そうして今を良くすることに集中してきました。
30代40代。若いうちは、正直老後のことなどイメ-ジできませんよね。
そんなときは
今を良くすることに集中
これが唯一の方法であり、最も効果的。
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今が良くなれば未来も良くなります。未来は今の延長線上にあるから。
若いときに老後が心配なら、とにかく今をより良く。今をさらに豊かにするための行動を!
20・30・40代。老後のお金を心配し、行動してきたわたしだからこそ、そこはハッキリ言えますね。
まとめ。老後は老後になってから!まずは今を良くして行くっきゃない!
リアル老後な80代両親。
老後が身近になってきた(?)50代のわたし。
それぞれ、人生のとある時期に「老後のお金が足りない!」と気づきました。
そしてお互い、その時すぐにできることをし、今に至ります。
老後はいったい、いつ来るの?と思っていた両親にも、老後はやってきました。
ねんきんだけじゃ足りないけど、貯金を崩しながら今のところ、楽しそうに生活しています。(まだ2ヶ月目ですが!)
でも、父はお金の管理能力が高いので、心配していませんね。
未来を良くしたいなら、今、行動するしかないんだな、としみじみ感じます。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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