先日、20代の方とお金の話をする機会がありました。
その方が「わたしは高いものとか欲しいと思わないんです。ただ、旬のおいしい野菜や果物を、ときどきでいいから食べさせてあげたい」とおっしゃいました。
そのために、自由に使えるお金をすごく努力して増やしている姿をみて、もうおばさん胸がギュ---っとなりました。
- もっと自由に使えるお金が欲しい。
- お金のゆとりが欲しい。
- お金の不安をなくしたい。
- お金を気にせず、欲しいものが買えるようになりたい。
そんな願望がでてきたとき、ぜひチェックして欲しいのは
支出です。
めっちゃシンプルなんですが、収入-支出=可処分所得(自由に使えるお金)。
だから、手っ取り早く自由に使えるお金を増やす方法は、支出を見直すこと!
ですが、シンプルすぎて忘れ去られてしまうのが、支出の見直し。
ブログで偉そうに語っているわたしも、最近自分のお金の使い方(支出)が少々ザルになっている?と感じました。まずい。
ということで、自分への戒めとして今日の記事を書いてみようと思います。
ガソリンがビビるほど高くなっている今。ここらで再度、家計の見直しやっていきましょ~。
そうして少しでも自由に使えるお金を増やし、楽しくお金を使える状態にしていきたいですね。
自由に使えるお金を増やす方法
自由に使えるお金を増やす方法は、2種類あります。
- 支出を減らす
- 収入を上げる
このうち、どなたでも手っ取り早くでき、かつ効果がすぐにでるのが
- 支出を減らす
収入を増やすのは、ある程度の時間がひつようですが、支出の削減はやろうとおもえばすぐにでき、結果もすぐに手にすることができます。
やればやった分、結果もすぐに得られるのは嬉しいですよね!
支出には「固定費と変動費」の2種類ある!
ちなみに、支出にも2種類あります。
- 固定費
- 変動費
です。
固定費とは?
固定費とは、まいつき固定で払っているお金のこと。
たとえば、
- 住宅費
- 通信費
- 保険
- 教育費
など。
変動費とは?
変動費とは、月によって変動がある費用のことです。
- 食費
- 日用品費
- 医療費
- 美容代
などが、それにあたります。
支出の見直しは、固定費から!
自由に使えるお金を増やしたくて、家計の見直しをする際。多くの人が変動費から着手しようと考えます。
ですが、まずはじめにやるのは
・固定費の見直し
こちらからなんです。
固定費から見直す理由2つ!
固定費から見直す理由は二つあります。
- ひとつの金額が大きい
- 一度の見直しで大きな成果が得られる
固定費はひとつひとつの金額が大きいので、たった一度の見直して大きな成果を得やすいのです。
だから、先にやるべきは固定費!
固定費というのは先にも挙げたように、
- 住宅費
- 通信費
- 民間保険
- 教育費(塾代など)
になりますが、これらの費用が支出の大部分を占めているのではありませんか?
その固定費を減らすことができれば、自由に使えるお金もグッと広がりますよね。
固定費削減の盲点!これ以上減らせないと思い込み
ところが固定費には、こんなイメ-ジがあります。
(もうこれ以上、減らせない!)
イメ-ジで、固定費はもう減らせない!と思っていませんか?わたし、思っていました。
固定費は、まいつき固定した金額が自動で引き落とされます。まいつき知らない内にひき落されていますよね。
なので、それが当たり前の支出だ、と思い込んでしまうのです。
思い込みの怖いところは、それを疑うことをしなくなる点。
「当たり前」と思い込んでいるので「見直そう」、という意識もないんです。
その結果、わたしも
- 住宅ロ-ンの見直しはできない
- 保険の解約もできない
- 携帯電話の変更もむずかしい・・・
と、思い込んでいました。
でも、そんなことはありませんでした。
意識を切り替えたあと見直した固定費は、
- 住宅ロ-ン。2回の見直し
- 保険の見直し(支払額約4万→約1万へ)
- 携帯電話の見直し
- ネット契約の見直し
こんなにできたんです。
ちょっとだけ意識の向け先を変えたら、9年間でこんなに固定費を削減することができたんですよ。
思い込みって怖いですね。(;^_^A
一番大変だったのは保険の見直し!
とはいえ、カンタンに変更できない大変なものもありました。
個人的に一番大変だったのは、保険の見直しでした。
これまで支払った保険料が無駄になる、と考えると・・・解約の最後の一歩がなかなか踏み出せませんでしたね~。
ちなみにこの心理を
サンクコスト(の呪縛)
といいます。
すでに支払ってしまったお金で、取り返すことができない費用のことを、経済学では「サンクコスト」といいます。
取り返すことができない費用に縛られ、正しい判断ができなくなる・・・。まさに呪縛!
しかし、そもそもにして保険の役目というのは万が一の時の備えです。
万が一が起きた時、生活が立ち行かなくなる可能性があるものに対しては、保険に加入し加入者全員で備える。
万が一が起きた人を、加入者で支える、それが保険の仕組みです。
ですから、加入した時点で「損する確率が高い仕組み」でもあるんですよね~。保険で得しよう、ということ自体、本質からズレているということ。
この保険の仕組みを知ってから、
「現時点で、わが家で万が一が起きた時、生活が立ち行かなくなる可能性がある部分だけに、民間保険に加入して、それに備える」
というマインドセットにしました。
そうしてやっと、わが家にひつような保険と、不要な保険が判断できるように。その結果いまは、
- 火災保険
- 自動車保険
- わたしが20代で加入した個人年金保険
のみの加入となっています。
このような無意識の領域の思い込みによって、「固定費はもう削減できない」と勘違いを起している可能性も考えられます。
いま一度、思考を柔軟にして。もっと固定費が削減できないか?ぜひ見直してみてくださいね。
固定費が減らせるとお金の不安も軽くなる!
固定費の削減をすると、お金の不安も軽くなります。
万が一、収入が減ったり。ここ最近のような物価高があっても、そもそもの生活費が低く設定されていれば、さほど大きな影響は受けません。
いまの生活の土台は、キープできますよね。
だから、固定費が低い人は安定感が半ばない、強いのです♪
少ないお金で暮らせると、お金の不安からも解放されやすくなります。
まとめ。固定費が低い人は最強!
まとめ。
お金の自由を広げたいなら、ますは固定費の見直しから♪
無駄な固定費を削減し、最低限の生活にかかる費用を低くできれば、将来お金に困ることはない、と私は考えます。
そうして余ったお金で、わたしはわたしに、色々な経験をさせてあげたい。
先に書いたように、さいきんお若い方とお金について話をしたときも、「旬のものを、お金を気にせず食べさせてあげたい」と。
それがその方にとって、心が豊かになる最高の贅沢なのだそうです。おばさん胸がギュ---っとなりました。
固定費の削減は、ハッキリ言って少しだけハ-ドルが高いもの。
ただ、それに本気で取り組むと、それが終わるころはまちがいなく私たちのマネ-リテラシ-は上がり、お金の不安も軽くなることでしょう。
そしてこの経験は間違いなく、人生100年時代を楽しく生き抜くための強力な武器になると思います。
わたしも改めて、お金の使い方を見直してみます!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また明日です。
コメント