投資に興味を持つ人が増えてきましたね~。
私の身近でも「投資初心者です!」という人が増えてきました。
投資まったく分からないので、教えてほしいと言われる回数も、少しずつ増えています。
ということで今日は、「投資初心者がしっておくといいなあと思うこと」
- 投資におけるリスク
- 適正なリスクの取り方
など、シェアさせていただきます。
ちなみにわたしの投資スタイルは、世界経済に「長期・分散・低コスト・コツコツつみたて」で投資をするスタイル。
ブログ内で「投資」と書く時は、これが軸です。
短期売買や、個別銘柄投資は入っておりませんので、ご了承くださいませ。
証券口座は開いたが投資をはじめない理由→リスクを引き受けられないから
さいきん友人から「つみたてNISAはじめようとおもって、証券口座を開設したよ」と報告がはいりました。
証券口座開設は、投資をはじめるにあたり、いちばん初めのハードル。
ここをクリア出来たら、あとはラク!・・・かと思いきや。
じつは、証券口座開設で満足してしまい、その先のメインである「実際、投資をはじめる」までに、なかなか至らない人も。
※ちなみに友人は無事にスタ-トしておりました。
あんなに投資やる気マンマンだったのに。なぜ、はじめることができないのか?それはやはり、お金を失うかもしれない恐怖、ではないでしょうか?
つまり、リスクを引き受けられていないからではないでしょうか?
または、じぶんにとっての「適正なリスク」をまだ把握してないという可能性も。
じつは投資をはじめる場合。まずは、リスクを理解し、自分のリスク許容度を知っておく必要もあるのです。
投資でいうリスクとは、「振れ幅」「不確実性」のこと
まず、リスクとはなにか?について書いてみますね。
リスクときくと、「危険!」とイメ-ジする人が多いと思います。
リスクという言葉を使う時、ほとんどの場合「この先の将来を考えたとき、いつか悪いことが起きる可能性」にたいして使ってきました。
たとえば、老後、長生きしてお金が足りなくなる可能性のことを「長生きリスク」なんていいますよね。
長生きが
悪いような
印象に・・・。
こんな感じで、リスクという言葉にはマイナスなイメ-ジを持つ人の方が多いと思うんです。
投資においても「リスク」という言葉が、ひんぱんに使われていますよね。
しかも投資は、たくさんのお金がからむ活動・・・。そりゃ、リスクと聞けば怖くもなりますよ。
ただ、投資においてのリスクは、危険という意味だけじゃないのです。
投資においてのリスクは、「振れ幅」「不確実性」のこと。
投資した結果、収益はプラスになるかもしれないが、元本割れを起こすかもしれない、という意味。
ぜったいマイナスになる、危険しかない!というわけではないのです。
マイナスになるかもしれないが、プラスになるかもしれない。これが、投資でいうリスクなのであります。
投資する=収益がプラスになる活動に参加すること
このように、投資におけるリスクの考え方を、まずは理解します。
その上で、投資をするほうが有利だ、と感じられたのであれば、はじめて「投資をやる」ときめることができますよね。
だって、投資をしてマイナスになると思っているなら、やらないほうがいいですし。
マイナスになると思っているなら、わたしだったら、やりません。お金をドブに捨てるようなものですからね。
こう捉えると、マイナスにならないためにはどうしたらいいのか?どこに投資すれば、お金は増える(プラスになる)のか?と考えるようになりませんか?
お金が増える可能性が高い場所はどこか?かんがえて、投資する場所を選べますよね。
つまりそれは、よく分からない場所へは投資しない、と決めることにもなります。
自分にとってのリスク許容度を把握しよう
投資におけるリスクを理解し、投資をはじめようと決めたら、次は「自分にとってのリスク許容度」を知る必要があります。
リスク許容度とは、
投資しているお金がどれぐらいまで減っても(損失)どの程度まで受け入れることができるのか?
です。
たとえば100万円投資しているとしたら、半分ぐらい減っても受け入れることができるのか?
それとも、10万円なのか?
ここは人それぞれ。まずはそれを把握し、投資に回せるお金の中から実際どれだけの資金を投資に回すのか?決めます。
100万ほど、投資に回せるお金があるとして。半分減ってもだいじょうぶであれば、全額投資しても平気、とわたしは判断します。
※これは、過去の大暴落(リ-マンショック)で、約50%の下げがあったんですね。そこを目安に考えています。
100万投資して、最大級の暴落が来たと想定すると、資産は50万円になります。これは許容範囲内。
10万円までの損失なら許容できるのであれば、投資に回すお金は20万円。
そんな感じで、自分の許容範囲を知り、投資に回す金額を決めます。
するとここで、「リーマンショック以上の暴落が来たら?どうするの?」と考えるかもしれませんね。
それも、ある意味リスク。未来がどうなるのか?は、誰にもわかりません。そのリスクも受け入れられるか?は、自分で決めるしかないのです。
過去の暴落を知っておく
投資をすればかならず「暴落」を経験することになります。
景気も、波。上がれば下がる、これは法則なので。
必ず、暴落はきます。さいきんで言うと、「コロナショック」。
この時、市場の株価はものすごく下がりました。わたしの資産も減りました。
暴落は、なんど経験してもイヤなもの。心理的に、かなり負担になります。
ただ、景気は波なので。時間をかけると株価はまた戻っていくんですね。
だから、暴落時(株価が低いとき)もコツコツ買い増しができた人は、株価が復活した時に、資産を大きく増やすことができる、というわけ。
いちばんマズイのは、暴落時、あわてて売却してしまうこと。
分かっていても、じっさい暴落を経験すると、冷静でいられず。売却してしまう人が多数でてしまうそうです。
暴落時、焦って売却しないためにも、はじめにリスク許容度をきめておく。そして、過去の暴落時の株価推移も見ておくといいと思います。
マイナスに振れても今の生活を失うことはない状態に生活を整えておく
投資にはリスクがあります。
プラスになるかもしれないし、マイナスになるかもしれない。これは事実。
ですから、万が一マイナスに振れた時のことも考えておく必要があります。
- 万が一、マイナスになったとしても、それを受け入れる覚悟。
- 万が一マイナスになっても、生活に支障がない状態に整えておく。
この2つはかならず、投資をはじめる前に、やっておくべきこと。
生活が回っていないのに、無理して投資をはじめてはなりません。
投資を始めるなら、まずは家計を正常に。
無駄な支出をなくし、投資に回すお金を確保する。
そして、万が一マイナスになっても生活を失わない状態で、投資をはじめること。
わたしも
そのようにして
はじめました。
まとめ。未来はどうなるか?誰にも分からない。だからリスクをとって行動する
まとめ。
今日は「これから投資をはじめる!」と、ご自身で決めた方へ向け、わたしの考え方をシェアさせていただきました。
決して、投資を推奨しているものではございません。投資する、しないは、ご自身でお決めくださいね。
それにしてもさいきん、身近で投資をはじめる人がほんとうにふえました。増えたからこそ、危うさも感じています。
投資にリスクはつきものです。マイナスになるかもしれないし、プラスになるかもしれない。
どっちの可能性もゼロではありません。だからこそ、無理のない状態で、投資は始めることが肝心ですよね。
投資について、わからないことがあれば遠慮なくご質問くださいませ。
私でわかることであれば、お答えさせていただきます。わからないことは、ごめんなさい。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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