わたしは高校を卒業してからずっと、会社員をしています。が、
仕事が楽しい、そう思えるようになったのは、40代になってからです。
とくに
30代の10年間は
仕事が
つまらなかったな~。
わたしが仕事が楽しくなかったのには、3つの原因があります。それは、
- 主体的でなかった
- 自分で考えず、惰性で仕事をしていた
- 会社員としての立場を理解していなかった
とくに3つ目の「会社員としての立場を理解していなかった」。
これは、かなり痛手でした。だいぶ時間をロスしたな~という感じ。(;^_^A
ただ、ここをちゃんと理解してからは、
- 以前より、仕事が楽しくなった。
- お給料も上がった。
- プライベ-トの時間も充実した。
その結果、人生全体が底上げ!されたな~感じております。その辺り、詳しく書いてみます。
「会社員」という立場を理解すること
会社員として楽しく仕事がしたいのであれば、
まずは「会社員」としての立場を理解することが大事と考えています。
なぜならば、「経営者と会社員」。それぞれの役割を認識できていないと、変えられないことにエネエルギ-を注ぎ、
会社に対して、不満タラタラになってしまうからです。
立場が違えば
役割も、目的も違う。
お互いの立場を
ちゃんと理解し、
その上で働く。
これも、楽しく仕事をする
うえですごく大事です。
会社員は会社に雇われている
会社員は、会社に雇われてそこで働いています。
会社側はわたしに「この仕事をしてください」と、指示しています。それに対する給料の額も、提示してきます。
給料分の働きをする、という契約を交わし、わたしは雇われています。
経営者(社長)=働く場所を提供。
わたし=労働力を提供。
・・・
それで成り立っている関係。
・経営者(社長)は、会社を継続していくため、会社の利益を上げることが目的です。そのために、働く人を雇っています。
・会社員(わたし)は、生活するために必要なお金を稼ぐことが目的。その手段として会社員を選択。労働力を提供してお金を稼いでいます。
つまり、会社側の一番の目的は、会社を運営すること。利益を上げることなのです。
感情は抜きにして、仕組み上ではそうなります。いくら夢や理想があっても、まずは会社を続けて行かないと、話にならないですからね。
ところがわたしは、
会社は、社員をしあわせにする
義務がある!
会社は、従業員のしあわせを
いちばんに考えるべきだ!
そのために、給料をあげるべき!
・・・と。
思っておりました。
「会社は従業員を幸せにする義務がある」「従業員が幸せであるためにも、給料をもっと上げるべき!」と。
ものすごい勘違いをしていたんです。
そんな感じだったので、会社に対して、不満に思うことも多々ありました。
与えられた環境に有り難い、と思うことより、不満に思うことの方が多かったですね~。
これじゃ、仕事も楽しくないですよね。(;^_^A
そもそも、そう簡単に会社は給料を上げてはくれません。(その理由は後で書きますが)。
とにかく。会社員としてできるだけ気分よく働きたいのであれば。
まずは、
会社員としての立場
を理解すること。
これは必要だな、と。ということで。まずは、ここをしっかり受け入れることにしました、はい。
今の仕事をこなしているだけでは給料は上がらない
以前は
- 長く勤めているんだから
- もう○○歳なんだから、
給料上げてくれてもいいじゃないか!そう思っていました。
年功序列が
しっかり
根付いている世代
なもので。
( ̄▽ ̄;)
でも、会社員として給料が上がる仕組みは、本来はそうではありません。
会社員として給料が上がる仕組みは、「会社にどれだけ貢献できたか?」「会社にどれだけ利益をあげることができたか?」なんですよね。
会社は利益を上げることが目的です。なので、会社に利益がないと、給料も上げられません。
つまり。
会社員として給料をあげたければ、雇用主が納得するような成果を上げないと給料は上がらない、ということ。
与えられた仕事をこなしているだけでは、給料は上がらないのです。
与えられた仕事以上の仕事をし、かつ、会社側に利益がある結果を出さないと、給料は上げられない。
これは、私も何度も
上司から言われました。
はい・・・。
この辺もちゃんと受け入れられると、会社に対しての見方もずいぶん変わっていきます。
環境によって、できることは限られてしまう
ただし、会社員として。置かれた場所で、やれることは限られています。イコ-ル、給料にも限界があります。
特に大手は、すでに決められた規則にのっとって、従業員を配置します。その判断のひとつが「学歴」。
わたしは高卒ですから、高卒ができる仕事の区分(枠)が決められています。給料も、そこで上限は決められています。
ただ、ステ-ジを変えることは出来ます。しかし、それをするには、ものすごい努力が必要。
高卒でも、
若い時から
「この会社で出世する!」
と明確な目標を持ち、
コツコツ努力し、
出世を果たした方もいます。
上司との面接で「それを今からやれば、デメコさんもステ-ジを上げ、給料を上げることもできますが、やりますか?」
と聞かれました。(※私にその能力があるから、ではなく。一応聞いてみた、という感じです。笑)。
が、わたしは好きなことを仕事にしている訳じゃないので、そこに時間を使いたくないな、と思いました。
つまり、会社員としての給料は、これ以上は望まない、と受け入れたことになります。会社員の限界を、わたしは受け入れました。
決してネガティブでなく、
前向きに!
そのお蔭で、「会社員以外の場所で、自分が出せる価値を見つけ、それを提供していこう!」と腹をくくることもできたのですから。
そこで40代からは、
- 投資でお金を増やす
- 副業で価値を提供できるよう、コツコツ動く
この二つにチャレンジができたわけです。
会社員として楽しく仕事をするには?
会社員の立場が理解できたうえで、今後も私は今の会社で働くことを選んでいます。
それならば、少しでも楽しく仕事ができたらいいな、と考えます。
そのためにしてきたことを書いてみます!
給料アップの交渉
会社員として楽しく働くために。
わたしは非正規社員だったころから、給料アップの交渉をしました!
非正規社員で給料(時給)アップの交渉?!そんなのできるの?やっていいの?ですよね。
私も以前はそう
思い込んでいました。
・・・
そもそもにして、
「非正規社員=給料上がらない」
と、諦めていましたから。
ただ、自分が提供している労働力にたいして、もらっている給料に納得できていないのであれば、交渉してもいいですよね。
そのために、まずは今の仕事を全力で頑張ること。じぶんがやっている仕事に対して自信を持つこと。
会社に価値を提供できている、と自信をもつこと。これが必要です。
そうじゃないと、給料交渉といった、ハ-ドルの高いことにチャレンジできませんよね。
ただ、わたしにおいては
正直「いきおいだけ」で!
給料交渉をしましたっ。
まさに「無謀。身の程知らず」だったと思います、はい。
しかし、その結果。会社側も譲歩してくださり、給料アップを勝ち取ることができました♪
非正規社員でも毎年給料があがり、ボ-ナスも頂けるまでに。その後、正社員にもしていただき、今に至ります。
もし、少しでも自分がもらっている給料に納得できていないのであれば、まずは交渉してみるのも一案です。
やっぱり
年収がアップすれば
楽しい気分になりますから。
いただいているお給料に見合った仕事をしよう、と。意識も変わっていきます。
自分がやっていることを深く理解する
仕事を楽しくするために、自分がいま、何をやっているのか?深く理解することもおススメです。
もし、「あなたが今やっている仕事は、なんのためにしていますか?説明して下さい」。
と聞かれたら、すぐに答えられるでしょうか?
以前、わたしは
ほぼ答えられなかった
んです・・・。
「上司からそう言われたから、やっています」と、答えていました。(/ω\)
言われたからやっている。その状態は、自分では何も考えず、ただ惰性で仕事をしているだけの状態。
それじゃ、楽しくないですよね。(;^_^A
そもそも、仕事の中身を理解できていないと、同僚とコミュニケ-ションもとれません。
仕事内容を深く理解していないと、仕事の話しが対等にできないから、コミュニケ-ションも働かないのです。
【余談:仕事上のコミュニケ-ションとは?】
仕事上のコミュニケ-ションとは、
仕事の進捗状況など、仕事に関する情報を共有することです。
仕事中に、長々と
プライベ-トな話しを
することではありませ~ん。
つい、プライベ-トなことで長話しすることを「コミュニケ-ションをとっています」と正当化したくなりますが・・・。それは違うかも。気をつけましょう。私も気を付けます!
仕事内容を深く理解していくと、徐々に同僚と仕事の話しがスム-ズにできるようになります。
聞かれたことに、回答することもできます。
分からない事は、「わかりません」で終わらせず、「調べてからお返事します」、と言えるようになります。
これができるようになってから、私の仕事に対する「面白さ」は、右肩上がり!なんでもそうですが、知るって大事ですね。
自分には無理、と思っていることにチャレンジ
それから、自分には無理だな関係ないな、と思っていた事にも興味を持つと、もっと仕事が楽しくなります。
興味を持つと、それを得意としている人に「教えてください」と言いたくなるんですよね~。
自分が得意なことであれば、人は喜んで教えてくれます。
そして、わたしも「苦手だ~」と思っていたことが、少しずつできるようになります。
- わたしは、教えてくれた人に感謝し、
- 教えてくれた人も、人の役に立てた充実感で満たされる。
その結果。職場の雰囲気も、良くなります♪
職場の雰囲気がいいと、
仕事に行くのもイヤじゃ
なくなります。
雰囲気、すごく大事です。
ちなみに、外部の業者さんにも、分からないことを良く教えていただきます。たとえば、
- 機器のメンテナンスをしてくれる方
- 職場の清掃をしてくれる方
- ソフトの導入、管理をしてくれる方
契約している業者さんはその道のプロ!私が知らないことをたくさん知っています。
時間がある時は、色々教えていただきます。
専門性がある仕事を
している方は、
詳しいので、
教え方も上手です!
実は昨日も、デジタル関係のことを業者さんに教えて頂いたのですが、本当に教え方が上手でした~。
すごく充実した時間を過ごすことができました。「仕事、楽しい!」って思いましたよね~。
こういう時間を意図的に増やして行くと、仕事がもっと楽しくなります。
まとめ。会社員として仕事をするなら立場を理解することから
まとめ。今後も会社員として、たのしく仕事をしていきたいならば。
まずは、会社員としての、自分の立場をしっかり認識することをおススメします。
なぜならば、立場によって「できること/できないこと」があるからです。
会社員として、できないことをやろうとしていると、会社に不満タラタラ、愚痴だらけ、になります。
それじゃ、楽しく仕事など出来ませんよね。
私が長年、
会社員として
楽しく仕事が
できなかった原因は、
これでした・・・。
自分の立ち位置を、ちゃんと理解すること。そこで出来ることを、まずはやること。
その場所で、できることを探し、自分で広げていくこと。
そのように意識を前向きに働かせると、たとえ給料に反映されなくても、人生にはかならず良い影響を及ぼします。
意識が、
そうなっていますから。
意識が良い方へ変われば、それは人生にも、ちゃんと反映されます。
まずは、自分が選んだ場所で♪楽しめるようになりたいですね。
わたしもまだまだなので、これからもコツコツやっていきますよ~。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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