好きなことをして、キラキラ輝いている友人。そんな友人と自分を比較し、自分のダメさ加減に嫌気がさし、はげしく凹む。
そして、自分にダメ出しばかりしてしまう。そんなことはありませんか?
わたしは、ありました。コンプレックスのかたまりだったので、いつも身近な友人と自分を比較し、自分のダメな部分に意識を向け、そこを拡大させていました。
フォ-カスしたものが、より色濃く見える。なので、ますます自分の嫌いな部分が強調され、ますます落ち込む日々。ず-ん・・・。
人と比べるのは良くない、やめよう。あなたはあなた。わたしはわたし。
と、頭では分かっていても、つい人と比べてしまい凹む。その繰り返しでした。
長年そんな状態だったわたしですが。いつの間にか、人と比べても激しく凹むことがなくなりました。
なぜ、他の人と比べても、落ち込むことがなくなったのか?それは、
「人と比べてもいい、と赦したから」。
比べちゃダメでしょ!ではなく、比べてもいいよ、と赦した。
そして「比べちゃうよね~でも、そんなわたしもOK!」と自分で自分を認めることをするようになった、たったこれだけ!
たったこれだけで、ネガティブな状態からカンタンに抜け出せるようになりました。楽ですよ~。
くわしく解説していきますね。
人は自分を認識するため、他人と比較する生き物です
人と比較することを悪い、と思っていませんか?
私も思っていました。でも、人と比べるのは別に悪いことではありません。
そもそも、ほとんどのひとが他人と自分を比べています。無意識に、やっています。
たとえば、私は背が高い、と思ったとしましょう。自分が背が高いと認識できるのは、自分以外の他人がいるからです。
比較する対象がいるから、「わたしは背が高い」と認識できるのです。これは、しくみ。なので、人と比べるなと言ってもそれは無理かもね。
比べること自体、しかたがない。悪いことではありません。みな、他人と比べて自分を認識しています、ということをまずは知っておくといいとおもいます。
人と比べてしまったら「そんなわたしもOK!」と許可する
なので、他人と比較することは悪いことではありませんし、落ち込む必要もありません。
人と比べた時は、「比べるわたしも、OK!」と認めてあげてください。認めると感情は落ち着いていきますよ。
人と比較しつらくなったら「つらいよね」と声をかけてあげる
ただ、人と比較しつらくなってしまう時もあるかもしれません。
そんな時は、「つらいよね」「わかるよ」と、自分で自分に声をかけてあげてください。
長年他人と比較して自分にダメ出ししてきた人は、自己否定の癖が身に付いています。
なので、どうしても辛くなってしまうんですよね。わたしはそうでした。
味方がいない、居場所がない。そんな感覚になるんですよね・・・。そんな時こそ、自分が自分のいちばんの味方になってあげてください。
いちばんの理解者は、じぶんです。あなたの気持ちをいちばん理解できるのは、あなたです。
いいなぁと感じること=あなたにもその可能性があるということ
あの子、いいなぁ・・・私もあんな風になりたいな。
素敵だなって思う人が視界に入る、ということは、そういう人に自分もなれるということでもあります。じつは自分にもその可能性がある、ということです。
深層心理の奥底で、「自分にもできる」と知っている。だから、気になるし、気にするのです。興味関心があるわけですよね。
自分には関係ないし、興味がまったくない。そういうことは気にもなりません。気にならないので、自分と比べることも、ありません。
自分に関係ないことは、視界に入ってこないです。
いいなぁ、、、そう感じることは、自分もその可能性がある。まずは、それを知ってください。
いいなあと思う人に近づけるように自分を磨く
いいなあ、と思う人は、自分にもそうなれる可能性がある。
であれば、「じゃあ、わたしもその人みたいになれるよう、前向きに行動してみようかな」と、感情を転換することはできますよね。
感情をいい方向にむければ、そうなれる可能性は広がります。
嫉妬を憧れに変換してみよう
羨ましい、という感情はポジティブに傾くと、→憧れ♡になり、前向きな原動力になります。
ですが、ネガティブに傾くと→嫉妬になり、間違った方向へ進んでしまいかねません。
憧れと嫉妬は、紙一重。使い方次第なのです。
嫉妬もにんげんの感情の一部。ですから、悪いものではありません。ただ、嫉妬心はその感情を自覚し、認めてあげないと、勝手に暴れだす危険もあります。
(あの子ばっかり、ズルい。神様はいじわるだ。くやしい・・・)。そんな風に思い続けてしまうと、どうしても波動が落ちます。
短い時間であれば、ぜんぜん問題ないのです。ただ、ず---っと何年も、嫉妬や妬みの状態でいると、波動が下がり乱れ、邪気にまみれやすくなります。
そうなると、無自覚に飛躍しようとしている友人の足を引っ張りたくなったり。陰で悪口を言いたくなったり。意地悪をしたくなってしまうんです。
これをやると、ほんと、運気ダダ下がりです。
なので、嫉妬心が出てきたら、放置しないこと。
嫉妬に気づいたら、その感情も素直に認めてしまいましょう。「わぁ、わたしヤキモチ焼いてる~人間らしいね。こんな自分もOK!」と言ってあげましょう。
そして、自分もそうなりたいのだ、憧れているのだな、と素直に認めていきましょう。これで嫉妬は「憧れ」に変換できます。
うらやましいあの人も、見えない部分で苦悩がある
この年になってしみじみ思うのは、誰の人生にも苦悩はある、ということです。
最近、10代からの友人とランチをしました。その場所ではじめて、皆それぞれ、これまで話したことがない苦悩を抱えていたことを知りました。
私から見ると、友人たちはずっと羨ましい存在でした。でも、私が見ていたのは友人たちの、ほんの一部だったのです。
逆に、友人から見たら私の見えている部分はほんの一部。そういうものですよね。なので、他人の見えている一部だけで一喜一憂しないこと。あまり意味がありませんから・・・ね。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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