「自由に好きなお金の話をして、みんなで豊かになっています」。
これは、数年前からわたしが未来手帳に書いてきた願い。
これが最近、地味~に(笑)現実化しています♪
すごくうれしく思います。
ただ、色々な方とお金の話をするようになり、不安に感じることも。
それは、初心者ほど「プロ」(っぽく見える人)のはなしを、カンタンに信じてしまう傾向にある、ということ。
先日も知人から、「最近SNSで知り合った人から「金投資」をすすめられた~。ねえねえ、金投資って良いの?」と聞かれまして。良いも悪いも、「最近SNSで知り合った人」って!!その時点で「アウト!」でしょっ。
こんな極端な例から、他には
証券会社の営業マンや銀行員の窓口で働いているひと。
SNSで「お金」の情報を発信している人。(私も発信していますね)。
そういった「お金のプロっぽい人」の意見を、お金の初心者ほど、カンタンに信じてしまう傾向がある、と感じています。
結論!「まずはひとりで、お金をかけずに「お金の勉強」をしよう!」
基本、一般のお金初心者に「お金のプロっぽい人」は不要だと思っています。
お金の初心者にプロが必要ないと思う理由「思考を奪われるから」
さいきん嬉しいことに、30代40代の方と接する機会も増えています。
その際、よく話題に上がるのが「お金の話し」。
30代後半~40代は、これからの人生を見直す「ターニングポイント」
人生を見直す際は、お金のこともセットで考えますよね。
- スキルアップのための自己投資にも。
- 今を楽しむための浪費にも。
- たのしい老後のためにも。
お金って必要ですから。
でも、お金の教育を受けてこなかった人は、何から始めたらいいのか?わかりませんよね。
だから、誰かに教えて欲しくなります。
この時、注意してほしいのは「何を教えてほしいと思っているのか?」です。
お金について、いったい何を教えてほしいですか?
- お金の勉強方法?
- お金を増やす方法?
- 節約する方法?
これぐらいなら、図書館へ行き、お金のコ-ナ-で本を数冊かりて読めばすぐに分かります。
なので、お金のプロは必要ありません。ひとりで出来ますよね。
・・・そうなんです。プロに教えてもらいたい、と思う深層心理はたぶんこう。
答えを教えてほしい。
正解を、教えてほしい。
じつは心の奥底で、
ラクに、カンタンに、お金を増やす方法を、教えてほしい
と思っている、ということはありませんか?
ちなみにこれは、私自身の経験談。(;^_^A
こうなると、とうぜんこんなキ-ワ-ドが目に入るようになります。
「ラクに!カンタンに!お金を増やせます!」「お金のプロが、あなたに教えます!」
こんな言葉を見つけたら、
!!!
やっと、私のもとにもお金持ちになれる情報が回ってきた!
となって、飛びついてしまいますよね。
そして、その人が言うことをすべて信じてしまいます。
そういう「意識」(プロの言うことは正しい)になっているのだから、そう見えてしまうのです。
つまり、いちばん危険な状態
→思考を奪われている状態
に、なってしまうんですよね。
あわわ・・・。
これじゃ、主体的に生きるどころの話じゃなくなっています。
カンペキ依存。「この人に任せれば、私は何もしなくてもお金持ちになれる♪」って、依存です。
お金に焦りを感じていると、どうしても一秒でも早く、楽して、いい状態になりたい!
と心理が働くので、こんな風に鵜呑みにしやすくなりますよね。
お金のプロとお金の営業マンは違うよ!
「プロ」と聞くと、すごく安心感ありますよね。
ただ、お金のプロと、お金の営業マンは違います。
お金のプロとは、たとえば、
- お金を上手に使い、お金を増やすことができる人。
- お金を作るのが上手い人。
- そのお金を使い、たくさんの人を笑顔にする価値を提供できる人。
- ちゃんと結果を出し、それを継続できている人。
(個人的主観で書いています!)
一方、お金の営業マンとは、金融機関(銀行や保険会社、証券会社等)で働いていて、その会社の商品を売る人。
営業をかけてくるので、金融商品の説明をしてきます。
だからつい「お金のプロ」に見えてしまうのですが・・・。じつはお金の営業マン。
金融商品を売るプロ!とも言えます。
お金の営業マンの中にも、お金のプロはいるかもしれません。
が、その人たちも、一番の目的はたぶん、「売り上げを出すこと」。
かんがえたら、当たり前のことです。
だって、会社は売り上げがないと成り立ちませんから!
なので、お金の営業マンが「悪!」と言いたいのではありません。
むしろ、自分にとって必要な商品であれば、販売してくれて助かりますよね。
私たちは、ちゃんと自分の頭で考えて、商品を選べばいいと思います。
分からないモノには手を出さないこと!
中身を知らないのに、自分で調べもせず。
「プロが言っているのだから、間違いない」と、安易に信じてしまうのは、購入する側にも問題があるのでしょう。
わたしも過去、それで失敗をしました。(;^_^A
銀行の窓口で営業された「投資信託」。
「お金のプロが進めるなら、まちがいない」と、中身を確認せず、一括で100万円分購入したバカです。
当時の私はなんと、「投資信託は投資じゃない。投資っぽい預金」と、思っていたのですよ。
(/ω\)
そしてリ-マンショックで大暴落。
決断力がないことが功をなし、暴落時に焦って解約する、といったことは避けられましたが。
10年以上投資をしていて、利益は20万でした。
マイナスよりましですが、もっとまともな投資信託をしていたら、今頃は・・・。って、タラレバ!(笑)
ここからの教訓は、
「わからないモノには手を出さない」「まずは、自分で調べて、納得したら購入を検討すること」
痛い目をみたら、人はそこから何かを学べるものでございます。
まとめ。お金の初心者は「お金のプロっぽい人」に近づかないこと!
まとめ。
お金の初心者は、どうしてもお金の知識がゼロなので「カモ」にされやすいです。
ですから、なにも知識がないうちは、「お金のプロっぽい人」には近づかないこと!
「お金のプロっぽい人」とは、あなたに金融商品を売ろうと、営業をしてくる人です。
お金のプロっぽい人に話しを聞く前に。
まずは、お金の本を読み、ある程度の知識を入れておきましょう。
最低限、
- 投資信託とは?
- ETFとは?
- 購入時手数料とは?
- 運用管理費用(信託報酬)とは?
- 信託財産留保額とは?
- ドルコスト平均法とは?
- 投資と投機の違い
あたりは頭に入っているのが望ましいと感じました。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
オマケ。資産運用。結果がでるまで時間はかかるが希望は持てそうだ
わたしも30代後半から「わたしの人生、このままじゃマズイ!」と感じ、お金のことも真剣にかんがえはじめたんです。
そのとき、とある「年収300万円台・主婦ブロガ-さん」のブログで
「お金にも働いてもらっています」「投資信託やってます」という情報にヒット。
当時、30代後半。年収300万の派遣社員だったでめこの心境はこんな感じ。
- え?お金でお金が増やせるの?
- 年収300万でも、投資ってできるの?
- これで、現状から抜け出せる!
- ただ、時間はかかりそうだな
そう、時間がかかる。これは事実。
ただ、資産運用をしていくプロセスでは、現状をどんどん整えていくので。
目標金融資産額に到達しなくても、すでにいい状態になってしまうんですよね。
これが、個人的にはすごくいいな、って思っています。
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