今朝のモーサテで、再来月・8月からいよいよ「金融経済教育」が本格的にスタート!
と放送されていました。
番組内で、金融経済教育・理事長の安藤氏(元オムロン取締役)が話していた内容がとても印象的だったので、シェアしたいと思います。
金融リテラシーがないから生活が豊かにならない側面がある
例えば企業経営改革にもリテラシーは絶対に必要で
リテラシーが不足しているから上場企業の半分近くがPBR1倍割れになっている
個人に置き換えると
金融経済教育の経験がないことによって
生活が豊かにならないという側面はあるのではないか
とても控えめにお話しされていましたが、個人的には
絶対、そう。
と。強く、強く、うなずいておりました。
金融リテラシーがないためにお金を損していたことがたくさんあった!
40歳から投資を始めるため、お金の本を読むようになりわかったことは、
・・・私はこれまでなんとたくさんのお金を無駄にしてきたのだろうか・・・
・・・知っていたら得したかもしれないお金の機会を、なんとたくさん見逃してきたのだろうか・・・
ということでした。
もうね、何回地団駄(じだんだ)を踏んだことでしょうか。
悔しかったし、後悔もたくさんしました。
過去は振り返らないほうがいい、反省しても、後悔はしないほうがいい、と言いますが。
それでも私は後悔しました。
後悔できたから、もうこれからの残りの人生では、無駄なことにお金は一円たりとも使わない。
そのために、お金について学び、実践しよう。
そう思えたのだと思います。
とにかく私たちはお金について知らなすぎました。
これは、学歴とか関係ないようです。
立派な学歴・専門職についている方でも、金融リテラシーがなくて、お金を搾取されていると聞きます。
最低限の金融リテラシーがあれば、お金を無駄にせずに済んだこと、防げたことも、たくさんあるんですよね・・・。
例えば「保険」日本人はやたら保険で備えようとする
例えば保険。
お金の不安があると、私たちは「保険に入ろう」と考えます。
ですが、保険は万が一が起きた時、生活が困窮するようなことに対して、保険で備えるためにあるものです。
万が一。つまり、滅多に起きないが、でも、起きる可能性はゼロではない。
もし、その一人に当たってしまったら・・・
生活できなくなる。そんな可能性に対して、保険で備えるわけです。
例えば、まだ小さいお子さんがいるご家庭。万が一、一家の大黒柱がなくなってしまったら。
残された家族は路頭に迷うかもしれません。
起きて欲しくありませんが、自分の力ではどうしようもない。
そんな「もしも」に、みんなで少しずつお金を出し合って備えよう。
運悪く、滅多に起きない災難に当たってしまった人を、みんなで支えよう。
これが保険の役目。いわゆる「相互扶助」なんですね。
ですので、保険は基本、払ったお金が回収できない、損する確率が限りなく高いもの。
むしろ、損したほうがいいわけですね。
「万が一」「不安に思っていたこと」が起きなかったわけですから。
これが、原理原則。
ところが私たちは「保険で得しよう」と、頭の中で考えているんです。
それが常識だと思っている、そう教え込まれてきているから。
教わらなくても親の姿や、保険の営業マンの話を聞いて、そういうものだとインプットされています。
なので、たくさんのお金を保険に注ぎ込み、結果、毎月の支払いにヒーヒーしている人も。
私もそうでした。
毎月6万ものお金を、民間保険の支払いに充てていたこともあります。
6万ですよ。
それだけのお金をかけても、将来の不安はぜんぜん軽くならなかったのですから。
これじゃ、生活が楽になるはずもないですよね。
金融リテラシーがあると「自己責任」が効いてくる!
「みんなが買っているから」や「誰かに勧められたから」というのは結果が出たときに後悔する可能性があるのではないか
5年10年で結果が出たときに良くても悪くても
「これは自分が判断して選んだ商品だからこれは自己責任です」と言い切れるような文化を醸成していきたい
今、日本でもNISA口座の開設がすごい勢いで伸びているとのこと。
投資をスタートしている人も、身近でどんどん増えています。
5年10年、もっと先の未来。
きっと、「自己責任」の世界が広がっていると期待できそうな、心強いお言葉でした。
期待するだけでなく。
私たち、個人個人も今の自分にできることをして、個人のリテラシーを上げていきたいですね。
お金の原理原則を知り、金融リテラシーがあれば、まず、自分には何が必要かが、自分で判断できるようになります。
例えば、保険にしてもそうです。
みんな、保険に入っているから・・・。
結婚したら、それが当たり前だ、と言われたから・・・。
誰かが言ったから、自分も。は、なくなります。
全部、自分で決めることができるようになり、そうなって初めて「自己責任」が効いてくるんです。
自己責任が効いてくる、というのは
「人生を自分で設計することができ、どんな結果になっても、後悔の少ない人生を送ることができる」
という意味です。これ、最強ですよね。
保険に限らず、投資も。家も。車も。教育も。
自分には必要か。必要なら、どれぐらいのものが必要か。
生活が豊かになり、心が豊かになるものを、自分で選択できるようになるんですよね。
金融経済教育、本当に必要だなーと心から思います。
私も受けたいぞ!!!
まとめ。金融リテラシーは「お金の取り扱い説明書」
お金はただの道具。
便利な交換手段。
ただ、道具の使い方を知らないと、うまく扱うことができず。
宝の持ち腐れになります。
道具をうまく扱うには、まずは、取り扱い説明書をよく読む。
お金で言えば「金融リテラシー」「お金の原理原則」が、取説になりますね。
取説を読み、使い方を覚えたら、毎日
「どうすれば、経済的基盤を底上げ!できるのか?」
「一生お金に困らないために、何をしたらいいか?」
「どうすれば、生活が、人生が、豊かになるのか?」
考えながら、お金を使っていきたいなと思いました。
日本でも、いよいよ8月から、金融経済教育がスタートします!
こちらは日本経済新聞の過去記事
楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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