2024年からはじまる新NISA。
始動まで、あと3ヶ月を切りました。
新NISAで資産運用をやろうと思っている方。準備は進んでいますか?
新NISAへの移行に関して、口座開設はどうなるの?という疑問があると思いますが。
現在つみたてNISAをされている方は、その証券会社で新NISA口座開設がされるようです。
すでにNISA口座をお持ちの方も、口座開設以外に準備しておくことがあるかもしれません。
新NISAで資産運用しようと思っているが、まだ何も着手していないという方。良かったら、読んでみてくださいね。
新NISAの準備①証券口座の開設
新NISAの準備①証券口座の開設
まず、証券口座を持っていない方は口座開設を。そして、新NISAの口座も開いておく。これが最優先かと。
証券口会社でNISA口座をつくっておかないと、新NISAでの資産運用はできません。
口座がないと、できないんです。
なのでやると決めたなら、早めに作っておいて損はないですよ。
銀行口座と同じ
銀行口座で考えてみましょう。
銀行口座がないと、銀行で貯金できませんよね。
給与の口座振り込みもできません。公共料金の口座引き落としもできませんし、カ-ドの引き落としも、できません。
銀行のサービスを利用するために、口座を開設しています。
そして、銀行口座にも複数の種類がありますよね。
普通口座、定期預金、決済用の普通預金など。
定期預金をする場合、普通口座ではなく定期口座にお金を貯めていきます。
そんな感じでわたしたちは銀行のサ-ビスを利用するために、まずは銀行に口座を作り、目的によって口座を使い分けています。
証券口座もそれと同じ。投資をするなら、まずは証券会社で口座を作ります。
さらに、新NISAという「非課税枠」を使う場合は「NISA口座」という入れ物も準備しておく必要があるんですね。
証券口座には①特定口座②一般口座とある
ちなみに証券会社にも、①特定口座②一般口座があります。
それぞれ特徴がありますが、ざくっというと、
①特定口座は「年間取引報告書」を証券会社が作成してくれます。
また、特定口座では「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」が選べて、「確定申告あり」は証券会社が確定申告をやってくれます。(らく~♪)
「源泉徴収なし」は、確定申告を自分でします。(確定申告に慣れてない方は、ちょっと大変)
②一般口座は「年間取引報告書」の作成も、確定申告も、すべて自分でやります。(初心者は、けっこう大変かな)
結論。投資初心者は、①特定口座:源泉徴収あり、で良いかと思います。
さらに、つみたてNISAも開設しておきましょう!
銀行引き落としサ-ビスの利用開始には時間がかかる!
ひとつ注意したいのは、
「銀行引き落としサ-ビスの適用まで、時間がかかる」
ということです。
たとえばつみたてNISAの場合。毎月のお給料から月に3万円をつみたてNISAに回したいと考えたとします。
その際、給与が振り込まれる銀行口座から、証券会社にまいつき一定金額を移動する必要がありますよね。
それを自動でやってくれる設定が「銀行引き落としサ-ビス」。
わたしは「SBI証券」を利用していますが、SBI証券にはこのサービスがあります。
給与が振り込まれる口座から、まいつき自動で証券口座にお金が移動されます。ちなみに銀行引き落としサ-ビスの手数料は無料!
設定しておくと。めっちゃ便利。
ただ、このサービス。設定してから利用開始まで時間がかかります。
今月設定したからと言って、すぐに適用されるというわけじゃないのです。
私や、身近な友人知人の経験上、銀行引き落としサ-ビスが適用されるまで2ヵ月~3ヵ月かかっていました。
なので、やると決めたなら早めに口座開設と銀行引き落としサ-ビスの申し込みは済ませておいた方がいいかなと思います。
もちろん、銀行引き落としサ-ビスが利用できない間は、それ以外の方法で証券口座にお金を入金すればいいので、そこまで心配するひつようはありません。
が。が、初心者にとっては、それが面倒。(;^_^A
結果、三ヵ月待ってから投資を開始する、というパタ-ンに。(確率100%といっても過言ではない)。
ですから、早めに口座開設をおススメしています。
それでもみなさん、なかなかやらないのですが。
ただ、重い腰を上げて、やっと口座開設をすませると、今度は「早く投資信託を購入したい!」となるんですよ。
これはわたしもそうでした!(笑)
人間ってそういうものなのですね。
新NISAの準備②投資に回すお金はどうする?
新NISAの準備②投資に回すお金はどうする?
投資に回すお金をどうするか?こちらも今から考えておくべきことのひとつ。
- まいつきの給料から回すのか?
- 貯金の一部を投資に変えるのか?
- 特定口座(課税口座)で運用している資産を、非課税枠であるNISAに移動するのか?
そのあたりも考えて、準備しておくといいですね。
ちなみにわが家は、
- 夫の新NISA口座→家の預貯金から
- 私の新NISA口座→特定口座で運用している分を毎月解約し、すぐに新NISA枠で買い直す&まいつきの給与から
としています。
新NISAの準備③運用方針の確認を!
新NISAの準備③運用方針の確認を!
新NISAで購入できる商品はたくさんあります。その中から、どの商品を購入していくのか?も決めておくと良いと思います。
新NISAでは、
- 成長投資枠(年間240万まで)
- つみたて投資枠(年間120万まで)
のふたつの枠があります。
・・・ときくと、成長投資枠とつみたて投資枠、別の商品を購入しなくちゃならないの?と誤解されるかもしれません。
そんなことはありませんよ。
成長投資枠でも、つみたて投資枠と同じものが購入できます。
きっと、窓口などでは「成長投資枠では積極的な運用を!」と、すすめられるかもしれません。
でもですね、それには耳を貸さなくてもいい。
わたしのおすすめは、「投資初心者なら、成長投資枠も、つみたて投資枠も、インデックス投資を購入!」
おすすめする理由は、実体験から。
つみたて投資歴11年ですが、これまでいくつかの投資にチャレンジしてきました。
その中でいちばん資産がふえたのが「インデックス投資」。
アクティブ投資、個別株、割安成長株、高配当株。いろいろ試してきましたが。
いちばん資産がふえているのは、何も考えず毎月こつこつ一定額を購入し続けた「インデックス投資」でした。
ですので我が家の新NISAも基本、インデックス投資です。
ただし、良いインデックス投資!
これも大事ですね。
新NISAの準備④家族会議
新NISAの準備④家族会議
我が家の場合、家族会議も事前準備にいれていました。
すでに済ませております。
夫の口座でも運用しているので、名義人である夫にも許可を得ないことには、はじめられません。
内緒で家のお金を運用し、万が一株価が暴落したら。わたしが信用を失います。
ですから夫にも始める前に許可を得たかったのですね。
それを9月に済ませました、スッキリ~。
ただし、これはあくまで、わが家の場合。わたしと夫の価値観です。
各ご家庭それぞれの価値観がありますので、参考程度に聞いてくださいね。
まとめ。新NISAスタ-トまでできる準備は済ませておこう
まとめ。
新NISAスタ-トまで3か月切りましたね。
3か月あればできることはたくさんあります。2024年から気持ちよくスタ-トするために、
- 証券口座の開設
- 新NISAに回すお金
- 運用方針
- (必要であれば)家族会議
あたりは、2023年以内にすませておくといいかと思います。
余談ですが。
職場で4人の方(すべて男性)に新NISAについて質問を受けましたが。すでに証券口座を持っている人はひとりでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。また明日です!
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