当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

ねんきん定期便が届く=ねんきん受給開始時期について考える

50代の白髪問題! お金

まいとし誕生日月になると、「ねんきん定期便」が届きますよね。

でめこ
でめこ

50歳からは、「老齢年金の見込額」も記載されるようになりました。(わかりやすくて助かるのと同時に、時の流れを感じます・・・笑)

そのタイミングで毎年、ねんきんの受給開始時期について、今の考えをまとめることにしています。

健康状態やじぶん年金(イデコやNISAでの資産形成)など、状況によって受給開始年齢も変わってくるからです。

ねんきん受給年齢はまだ先ですが、その時になって無駄に悩まずに済むように。

毎年ねんきん定期便が届くタイミングを、考えるきっかけにしています。

ランキングに参加しています。応援クリックお願いします

ねんきん見込み額はいくら?

さて。わたしのねんきん見込み額はいくらかというと、

老齢年金の見込み額

  • 65歳時点→1,642,883円
  • 70歳まで遅らせた場合→2,332,894円
  • 75歳まで遅らせた場合→3,022,905円

となっています。

ここから税金や社会保険料が引かれるので、実際の手取りではありませーん。

どれぐらい引かれるのかは、個人差があるようですが、おおむね10%から15%になる、との意見がありますね。

わたしはいつも、マイナス20%で計算します。

公的年金は無くならないが、減額の可能性は高いので、20%とします。

予算を決めたり、将来のお金をシュミレーションする際は、

  • 収入は少なめに
  • 支出は多めに

しておくといいそうですよ。

これが、ビジネスの考え方なのだそうな。

マイナス20%とすると、

老齢年金の見込み額

  • 65歳時点→1,314,306円(109,525/月
  • 70歳まで遅らせた場合→1,866,975円(155,581/月
  • 75歳まで遅らせた場合→2,418,324円(201,527/月

となります。

あくまで目安ですが、なんとなくイメージできるかな、という感じにはなりましたね。

ねんきんの受給開始時期は60歳から75歳まで選択できる!

ねんきんの受給開始時期は、60歳から75歳まで選択できます。

年金は通常、65歳から受け取ることができますが、それより早く受け取ることもできます。

また、それより遅れて受け取ることもできます。

でめこ
でめこ

ねんきんの受給開始時期は、自分で選択できます。

注!

75歳まで繰り下げできるのは、2022年4月1日以降に70歳になる人です。

ねんきん受給開始時期を早める=「繰上げ受給」は、年金額が減ります

ねんきん受給開始時期を早めることを

繰上げ受給

といいます。

繰上げ受給をすると、ねんきんを早くもらえるのですが、受給額は減ります。

・繰上げ受給をすると、受給額が一カ月ごとに0.4%減額されます。

でめこ
でめこ

繰上げた月数✖️0.4%=減額

そして、

繰上げは、一度請求をしてしまうと、その後、取り消しができません!

なんとなく、早くもらったほうが得だよねーと思ったけれど。

その後、考えが変わって、やっぱり遅らせよう!と思っても。

一度請求した後は、変更ができないのです。

そして、一度減額されたら、その額が一生涯支給されます。

メリット・デメリットをちゃんと調べてから決める必要がありますね。

ねんきん受給開始時期を遅らせる=「繰下げ受給」は、年金額が増えます

ねんきん受給開始時期を遅らせることを

繰下げ受給

といいます。

繰下げ受給をすると、ねんきんを受け取る時期が遅くなる分、受給額は増えます。

・繰下げ受給をすると、受給額が一カ月ごとに0.7%増額されます。

こちらも、一度増額された金額を一生涯受け取ることになります。

ただ、先にも書いたように

年金も所得になるので、年金額が増えると支払う「税金・社会保険料」も増えます。

やはり、メリット・デメリットをちゃんと調べてから決める必要がありますね。

公的年金は2階建て!ねんきんの繰上げには要注意!

公的年金は

  • 国民年金(基礎年金)
  • 厚生年金(会社員や公務員が加入)

の2階建て、です。

厚生年金は、基礎年金と厚生年金の2階建てになっているんですね。

そして、老齢厚生年金の受給時期繰上げ・繰下げ場合、下記の決まりがあります!

老齢厚生年金の繰上げは、

  • 老齢基礎年金
  • 老齢厚生年金

同時に請求しなくてはなりません!

でめこ
でめこ

どちらか一方だけ、早く受給を開始したい!というのはできないんです。

一方、

老齢厚生年金の繰下げは、老齢基礎年金と同時にしなくてもいいです。

繰下げのみ、「国民年金だけ」「厚生年金だけ」が選べます!

66歳以降であれば、請求できるようになります。

選択の幅が広がりますね。

ねんきんは唯一の「終身保険」一生受け取ることができるお金

ねんきんは私が保有している資産では、

唯一の「終身保険」。

終身保険とは、一生涯、受け取ることができるお金です。

この額が太いと、老後のお金の安心感も広がりますよね。

ただ、先に書いたように、ねんきんも所得なので、税金が増えるというのも頭に入れておくといいかもですね。

ねんきん受給開始時期の判断基準

さて。

私のねんきん受給開始時期の判断基準について、書いてみます。

大大前提として、ねんきんは【長生きリスク】への備えです。

長生きしたとき、お金が足りなくて困る状態を避けるために、ねんきんで備えています。

じぶん年金は?

判断のひとつ目は、じぶん年金。

老後、公的年金だけじゃお金が足りなくなるので、現役の今から未来の自分へ向けて。

じぶん年金をコツコツ積み立てています。

資産形成のスピードによって、公的年金の受給時期が前後すると考えます。

でめこ
でめこ

じぶん年金は「長期投資」。

運用期間が長ければ長いほど、資産が増える可能性が高まります。

また、投資元本が大きいほど、増える資産も大きいので、その辺りも考慮して。

NISAを利用し、資産運用で増やした方がいいと思えたら、公的年金を先に受給するかもしれません。

平均余命と健康状態は?

ふたつめは、健康状態。

ねんきんは、長生きリスクへの備えでした。

じぶんが何歳まで生きるのかは、誰にも分からないので、判断にむずかしいところ。

そこで、目安として、平均寿命や平均余命を使います。

◾️平均寿命とは、0歳時点での平均余命のこと。

◾️平均余命とは、ある年齢の人々が、あと何年生きられるのかという期待値のこと。

厚生労働省の令和4年簡易生命表によると、

50才の女性の平均余命は、38.61年。

50歳まで生きた人は、約89歳まで生きる可能性があるーということになりますね。

厚生労働省「主な年齢の平均余命」

寿命を何歳に設定するかで、老後に備える金額も変わってきます。

そのときの健康状態によっても平均余命は変化するので、健康状態も考慮しますね。

ただ、病気になったからといって寿命が縮むかといえば、そうとは限りません。

実家の母は、60歳で胃がん。73歳のときにくも膜下で生死を彷徨いましたが。

80歳の今も元気です!

長生きリスクを重視するか。

早く亡くなった場合、ねんきんを本人が使えないリスクを重視するか。

人それぞれ。

わたしは、長生きしてお金が足りなくなるのは絶対に避けたいので、その時の資産額によって決めると思います。

仕事は?

仕事も判断基準になります。

わたしは、一生現役で働きたい。

会社員として定年後は、好きなことをして、スローペースで働くと決めています🎵

そのために、50代から新しいチャレンジをはじめました。

さいきんは、朝と昼だけ営業するコーヒー屋さんも楽しそうだなーとか。

飽きっぽい、、、訂正。好奇心が旺盛なので、やりたいことが次々出てきます。

ただ。

人は、必ず歳を取ります。

もしかしたら、働きたくなくなるかもしれないし、働けなくなるかもしれないし。

そうなったら、公的年金の受給開始年齢も変化してくるでしょう。

そのあたりの気持ちも、ねんきん定期便が届くときに向き合ってます。

配偶者のねんきん受給開始年齢への考えは?

それから、配偶者のねんきん受給開始年齢も頭に入れておきます。

夫は今のところ、65歳から受給すると言っているので、あと10年後には夫がねんきん生活へ。

でも、ねんきんをもらいながら働くとは言っています。

そうなると、夫のねんきんとアルバイト代と、私のお給料で生活はできそう。

ならば、わたしは受給年齢を遅らせても問題ないかなー、、、なんて考えたりしています。

あくまで、想像ですが。

まとめ。老齢年金は唯一の終身保険!トータルで受給開始時期を決める

結局のところ、

ねんきん受給開始年齢にならないと、決められない!

ということになるのですが。笑

しかし、今のうちからシュミレーションしておくのは良いことだと思うんです。

広い視点で、考えることができますから。

なんといっても公的年金は、わたしが保有している資産の中で、

唯一の終身保険!

生きている間、一生涯、支給されるお金です。

公的年金をベースに老後の資産形成をしますから、自分が受け取るねんきんについて考えるのは、人生について考えること。

たいせつにしたい時間ですね。あくまで個人的な考えになりますが、ご参考までに、、、。

あ!現時点での受給開始年齢は【75歳から】と考えています。

最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました