コーチングを学び、気づいたことがあります。
それは、、、。
「この人はこういう人」と、勝手に決めつけていた!
この人はこういう人、と勝手に決めつけていた、ということ。
身近にいる人ほど、「この人はこういう人だから」と、勝手に決めつけていることってありませんか。
この人はこういう人!変えるのはわたし?!
わたしはあるんですよね。
たとえば、長年一緒にいる夫。
夫のことも私の中で「この人はこういう人だから」というイメージがあります。
そこは固定している。変えていない。
ただ、わたしはもっと夫婦関係を良くしたかった。
だから、変えるのは自分。
変わらない夫に対して、私が対応や態度を変えればいい。
- 前向きに捉えよう。
- どんなことも、わたしの意味付け次第
- 聞き流そう(スルーしよう)
- 自分のやりたいことをしよう
そんな風に、わたしがこれまで変えてきたのは、「わたしの行動」。
実は真の課題は解決していなかった!
自分を変えれば、現実は変わります。
たしかに、わたしも自分を変えたら、夫婦の関係もいい方向に変わっていきました!
でも、、、いつも似たような部分でつまずく。
それは、無くならなかったんです。
しかし、以前に比べたら改善しましたので、
(これで、じゅうぶん)と、いい聞かせていたんですね。
がしかし、本当は満足していませんでした。
なぜなら、わたしが本当に望んでいることが、できていなかったから。
伝えたかった
わたしがほんとうに望んでいたのは、
身近にいる人に自分の本当の気持ちを伝えることだったのです。
それを邪魔していたのは、「この人は、こういう人だから」という思い込み。ブロックでした。
思い込み通りの夫が目の前に現れ、わたしはその夫に対しての態度をとる。
だから、根本は変わっていなかったんですよね。
イメージしたものしか見えない
人は、イメ-ジしてることを現実と捉える脳の仕組みがあるため、イメ-ジしたものが現実になります。
イメージしているものを現実にしたくて、その事象を探しはじめるのです。
探すから、見つかる。見つけちゃう。笑。
ほら!やっぱりっそうっ!ってなる。笑
じつは、たくさんの夫が存在している
じつは、私が決めつけている以外の夫も、ここに存在しているんです。
夫には色々な面があります。
- 理解ある夫
- 理解してくれない夫
- やさしい夫
- 冷たい夫
- 思いやりのある夫
- 思いやりのない夫
ほんとうに、幾通りもの夫がいまこの同じ空間に存在しています。
それは、自分にも言えること。
だれにでも言えることなのです。
人には様々な面があり、いい面も悪い面も両方持ち合わせているものです。
どちらかしかない人はいません。陰陽一体ですから。
だから、たまたま悪い面が出てきた時。その印象が強烈だと、(この人はこういう人だ)と決めつけてしまうことが私にはあったんですよね。
夫の場合も、そう。
ずいぶん前に(結婚前)あった出来事がきっかけで、いまも自分の中で=それが夫、と決めつけていてました。
でも、よくよく考えたら。
普段の生活で、悪い思い込みの夫が出てくる時は、そうそうない。
その他の夫(理解ある夫、やさしい夫、ごきげんな夫、などなど)のほうが圧倒的に多い。
でも、私の中での決めつけは、悪い夫でした。(;^_^A
なので、自然とその夫を探し、探すから見つかって。(ほら、やっぱり夫ってこういう人なのよ!)となる。
結果、イメ-ジ通りの現実に着地する、という感じです。ばびーん。
さいきんそこから少し抜け出しつつあるのはコーチング思考のお蔭
ただ、さいきんそこから少し、抜け出しつつあります。
それは、コーチング思考のお蔭。
コーチングはとにかく「ニュ-トラル思考」。
コーチングする時は、コ-チははじめに自分をセットアップし、整えます。
そのひとつに、「クライアントさんの話し、ぜんぶ聞く」というものがあり、それには思い込みを外し「ニュ-トラルでいること」。
これを、薫さんから何度も教えていただきます。
しかし、ただ知識として吸収しただけで、カンタンにニュ-トラル思考になれる訳ではありません。
普段の生活から、それを実践し、身に着けることがコ-チには求められるんですね。
あ、もちろんずっとニュ-トラルである必要もないんですよ。
ひつような時にニュ-トラル思考になったり、意識してやってみたり。そんな感じ。
ただ、コーチングに入る時はかならずニュ-トラルにします。そうでないと、コ-チングは機能しないので。
それをいまは、実生活で練習しているところ。
そんな経緯があり、夫のことも少しニュ-トラルに見れるようになったのかもしれません。
お陰で、自分の頑なな思い込みにまず、気付くことができたんですよね。
ニュ-トラルでいると分からないことは聞けるようになる
ニュ-トラルの何がいいのか、というと
分からない、ということが分かるようになる。だから、相手に「わからないから教えて」と聞けるようになる。
いままで本当の夫の気持ちは分からないのに、勝手に決めつけていましたよね、わたし。
ところが最近の変化としては、相手がほんとうはどう思っているのかがわからない時は、「どうおもっているの?」と聞けるようになってきました。
分からないモノは、分かりません。(笑)
だったら、聞くしかありません。
怒っている理由が分からないときは、「なんであの時、あんなに怒ったの?理由が知りたい」と聞く。
相手が「わかったよ・・・」といっても、わたしにはそうは見えない時は「まだ納得していないように感じるけど、なにか気になることがあるの?」と聞く。
そんなことができるようになってきました。
これ、一方的に相手はこうだ、と決めつけていたらできませんよね。
それができるようになったのは、やっぱりコ-チングを学んだ影響が非常に大きいと感じていますね。
コ-チングを受けることで自分のなにかに気づくこともある
コ-チングができるようになるには、コ-チングを学ぶ必要があります。
ですが、コーチングを受ける側でも、いままで自分では見えていなかった部分が見えること(気づき)も、多々おきます。
私も最近、自分の中での苦手意識が、じつは憧れだったのだ、と気づいたこともありました。
おぉ~。
これからも色々発掘されていくのだろうな。
コーチング学びの旅は、まだスタートしたばかりですから。
オマケ。やっぱり相手のことは分からない
オマケ。
最近夫とちょっとゴタゴタしまして。
でも、ニュートラル思考のお陰で、結婚以来はじめてじゃないか?というぐらい、冷静に話し合うことができたんですね。
その時話し合いの最後に、「そうそう、今日もちょっと怒っていたよね~」と言ったら、
「へっ?ぜんぜん。あなた、それ、思い込み~あなたが斜めに見ているだけ~」
と、笑い飛ばされました。
ほんと、他人が何を考えているかなど、わたしには分からないものなのです。
分からないものは、聞く!聞くしかない、ですね。
今日はここまでとなります。最後までお読みいただき、ありがとうございます。ではまた明日~♪
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