老後が不安で、ずーっとお金が欲しいって思っていました。
ですが、40代で分かったことがあります。
それは、わたしが欲しいのは、お金ではなく「購買力」だということ。
わたしの願いは昔も今もこれからも変わらない、「欲しいものをガマンせずに買える自分で在りたい」。
それを叶えるにはお金ではなく、【購買力】が必要なんだ、と分かったのです。
購買力とは?
購買力とは、日本経済新聞によると、
▼購買力 様々なモノやサービスを買うことができる力のこと。グローバルでみる場合はその国の通貨一単位で買える量を表し、個人の購買力は実質賃金などで測ることができる。
つまり、欲しいものを買う力=財力のことを購買力、といいます。
購買力がある人は、何歳になっても欲しいものを買う力があるので、「お金に困らない人生」を歩いていけます。
一方で、購買力が低いと常にお金に追いかけられ「お金がない!」と言って、欲しいものを我慢するような「お金に困る人生」を歩くことに。
「老後」と聞いてお金の不安がよぎるワケ
老後と聞いてお金のことが不安になるのは、年を取ったらお金を稼ぐ力が弱くなる、とかんがえるからです。
お金を稼ぐ力が弱くなる=所得が減る=欲しいものが買えなくなる。だから不安になるんですよね。
そこで、老後に使えるお金を増やすために、現役の今から「貯金」をしておこう!となるわけですよね。
しかし、それは不安にもつながっていきます。なぜなら、貯金は使うと減るからです。
じっさいは、お金と交換してかならず何かを手にしているので、減ってはいません。
ですが、通帳の残高だけでみると何かを買えば、お金(数字)は減っていますよね。
お金の額が減ることが平気な人は、そんなにいません。
お金が減れば、欲しいものが今より買えなくなります。
そう考えると、お金はあっても使えないものとなり、いつまでたってもお金の不安は消えません。
貯金だけじゃ、お金の不安ってなくならないのです。
欲しいのは購買力!
けっきょく、お金があっても不安はなくならない。
何歳になっても欲しいものが買える状態をキープしない限り、お金の不安はなくならないのです。
そこでやっと、わたしは貯金を増やしたいのではなく、
モノを買う力=購買力をふやしたいのだ!
と分かったのです。
購買力を高めるためにできること
それからは、 貯金を増やす!というより、購買力を高める方向へ舵をきりました。
ねんきんを増やす!
ねんきんって、すごいんですよ。
だって、死ぬまで一生もらい続けることができるお金なんですから。
ねんきん受給額が多いと、老後の不安は軽くなります。
そこでわたしは「ねんきんは繰り下げ受給をする」と決めました。
過去記事に詳しく書いていますので、良かったら見てくださいね。
資本収入を持つ!
お金の稼ぎ方は大きく分けて2つに分かれます。
資本収入と、労働収入。
労働収入はあるので、資本収入を増やすことにしました。
資本収入とは、自分が働かなくても持っている資本(お金)に働かせてお金を稼ぐこと。
いわゆる「不労所得」なんて言い方もします。
ビジネスオ-ナ-や株主がそれにあたります。
ビジネスオ-ナ-はむずかしいですが、株主になら今の時代、カンタンになれます。
だからわたしも、株主になることを決めたんです。
メインは投資信託。投資信託をコツコツ購入し続け、わたしも株主になりました。
資本家には「定年」がありません。
ずっとお金を稼ぎ続けることができるんですね。イコ-ル、購買力も下がらないでいられます。
働き続ける(労働収入)
もう一つの稼ぎ方、今もやっている「労働収入」。
こちらも可能な限り続けることで、購買力を維持できます。
実家の父がこのパタ-ンです。
81歳になりますが、いまも知り合いの社長さんに頼まれ、働き続けています。
そのお蔭で借金を完済し、81歳でも「購買力」をキ-プし続けています。
生活コストを下げ、満足度を上げる
購買力を上げるには、不要な生活コストを削減し、生活をキ-プするのに必要なコストを下げるのもポイント。
生活コストが低いと、毎月かならず使うお金が少なくて済みます。
その分、お金が余るのでそれで好きなものを買うことができますよね!
生活コストは下がっても、満足度は下がっていない。むしろ、本当に欲しいものは買える状態なので、満足度は上がっていきます。
いいですよね~。
生活がコンパクトだと、無敵なのです。
豊かな人間関係の構築
豊かな人間関係があると「シェア」できます。
欲しいものがあるけど、ひとりじゃ量が多いし、コストも高くつく。
そんなとき、それをシェアできる人間関係があれば、分けることができ、一人当たりのコストが下がります。
欲しいものも手に入り、無駄なお金を使わずにすむのです。
または、苦手なことは人に頼み、その分得意なことをしてお返しする「物々交換」も可能となります。
お金を介さず、自分が持っている価値と相手が持っている価値を交換。
豊かな人間関係があるとこんな「シェア」もできるのです。
これも、購買力のひとつだと私は思うんですね。
けっきょくの所、お金があっても一緒に楽しめる人がいないと寂しい人生。
ですから、お金を使ってほしいものを買い、それをいっしょに味わえる家族や友人がいることも、人生にとって、ものすごく重要ですよね。
まとめ
まとめ。
老後のお金が心配、不安。
それは、老後に所得が減り、購買力が下がることが怖かったから。
であれば、老後も購買力を下げないためにはどうしたらいいか?を考え、それを今からやっていけばいいということになります。
購買力を高める方法は、5つ!
【購買力を高める方法5つ!】
- ねんきんを増やす
- 資本収入を持つ
- 働いて労働収入を得る
- 生活コストを下げ、満足度を上げる
- 豊かな人間関係の構築
これを今からコツコツ積み上げていくことで、今も老後も、購買力はかくじつにアップします!
諦めず、コツコツやっていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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