50代になると、ねんきん受給開始年齢について、考える機会が増えます。
我が家も昨年から夫とふたりで、お互いのねんきん受給開始年齢について話す回数が増えましたね。
ちなみに今現在はこんな感じに…。
ねんきん受給開始年齢
〇夫→65歳から
〇妻→75歳から
※ただし、その時の健康状態による
なっております。
私は75歳からねんきんを受け取るとしましたが、どうしてこの年齢に決めたのか?
決めた理由を書いてみます。
受給開始年齢に迷う・・・という方のヒントになれば嬉しいです。
ねんきんは「公的年金保険」です
まず、ねんきんは「保険」です。
公的年金は正式には「公的年金保険」といって、国の保険制度です。
なんとなく、ねんきんは年金であり、それ以外ではない。
保険という認識がわたしたちにはありません。
ですが、ねんきんも実は保険。
公的年金には3つの受け取り方があります!
- 老齢年金
- 障害年金
- 遺族年金
それぞれ、1階部分が「国民年金(基礎年金)・2階部分が「厚生年金」となっています。
ねんきんは「老齢年金」になります。
公的年金、といっても老後に受け取る「ねんきん」のことだけじゃないんですね。
民間の保険と同じく、病気やケガ・死亡などのリスクに備える「保険」の役割も担っています。
民間の保険会社で公的年金と同等の保障を備えるとしたら・・・いま、公的保険に支払っている保険料じゃ足りないでしょうね。
公的年金の保険料はちゃんと納めていた方がいい、といわれているのはこれだけの保障があるからなんです。
公的年金は、割りに合う保険。
保険の役割とは?
さて。
前置きが長くなりましたが。
ねんきんは「保険だ」とわかったところで、保険の立ち位置について、思い出してみました。
保険とは?
保険とは。もしも、があったとき。生活が破綻する可能性があるものに対して備える手段。加入者から集めたお金で、有事に備えるもの。
です。
起きる可能性は低いが、万が一起きたら貯金だけではカバーできない、そんな【確率低・損失大】に保険で備えます。
この保険、解約してもいいですか?の著者、後田さんのお言葉を借りると保険は「仕方なく入る」もの、でした。
後田さんの本はこちらの記事内で紹介しております!
これが、正解です。いちど正解がわかれば、それはずっと通用するもの。
ですので、ねんきん受給年齢にもこの「保険の正解」を、わたしは採用しました。
ねんきん保険で備える「もしも」とは長生きリスク
年金保険で備える「もしも」とは?想定するリスクってなんでしょうか。
それは「長生きリスク」。
~長生きして、老後の生活費が足りなくなったら、生活が困窮する可能性がある~
これが一番の懸念事項です。
この長生きリスクに備えるために、保険に加入し保険料を払っています。
長生きしても、まいつき自動的に入ってくるお金を増やしておきたい。
ちなみに「ねんきん」とは、死ぬまで自動でお金が入ってくる仕組みです。すごいよねー。
ですから、私の考え方は「ねんきん受給額がいちばん多い選択をすればよい」になります。
今現在、わたしが得られる死ぬまで一生入ってくる唯一のねんきんの仕組みが「公的年金保険」。
なので、そこは最大限手厚く!
繰り下げ受給の75歳を基本として、備えています。
これが、わたしがねんきん受給開始年齢を75歳としている理由です。
シンプルです。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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