老後の備え、していますか?
50代って、老後の暮らし方をホンキで考えだす年代。
そう遠くない未来。あと数年で確実にやってくる老後。
身近でありながら、しかしまだ経験したことがない。
だからよけい不安になる、それが50代。
不安にエネルギ-を奪われ、よけいなことばかり考え焦り、結局なにも始めていないという方。いらっしゃいませんか?
でも大丈夫。50代、今からでも十分間に合います。
ただし、ホンキで。ホンキで取り組むひつようはある、と思います。
50代老後の備え~マインドセットから!
50代、まだ老後の備えを全くしていない、という場合。
まずは「マインドセット」からはじめてみませんか。
マインドが備わっていないと、行動も伴いません。行動しないと結果もついてきません。
まずは、マインド。なんでもマインドありき、です。
そこで、コ-チング的質問をひとつ!
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あなたはなぜ、老後の備えをしたいと思ったのですか?
老後の備えをしたい、理由は何ですか?
答えが出たらそこへさらに「なぜそう思う?」となぜ、なぜ、と質問してみましょう。
なぜ、に対する答えがでなくなるまで質問と回答を繰り返してみてください。
これがあなたが老後の備えをしたい「動機」になります。
動機が明確になれば、その目標はほぼ達成したようなもの!といわれているぐらい、目標達成に動機はとても重要なんです。
わたしが40代で老後の備えができ、老後のお金の不安を解消できたのも、この「動機」があきらかだったから。
ちなみにわたしの動機は「老後、惨めな思いをぜったいにしたくない!」という強い思い。
老後になってお金がない!という状態にはぜったいになりたくなかったのです。
これは20代からずっと持ち続けていた価値観。
なぜなら、わたしは若い時から「何歳になっても好きなこと、やりたいことをやって、人生を楽しみたい」と思っていたからです。
「どんな環境でも、楽しむ」
これが私の人生の目的であるからです。
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それができない人生なんて、ぜったいにイヤ!
ここだけは、20代から…いや、10代からずっと変わっていません。
何歳になっても好きなことをして自由に人生を楽しむ。
これがわたしの動機となり、40代からチンプンカンプンだったお金の勉強をして、老後のお金の不安を軽くすることができたのです。
まじで、動機だいじです。
今から老後の備えをしなきゃ!と思った方。なぜ老後の備えをしたいのですか?まずはそこをハッキリさせてみるのがおススメです♪
50代老後の備え~老後の生活費を決める
50代老後の備え。お次は、老後の生活費を決めちゃいます。
よく「老後は現役ほど生活するのにお金がかからないよ~」と聞きます。
が、わたしはこれを採用しません!
ハッキリ言って、老後の平均生活費(たしか22万?24万?ぐらいでしたか?)それじゃ、足りない。
わたしの理想とする老後は、送れない。
ですからここは自分の理想で決めるべき。
老後、どんな生き方をしたい?どんな生活をしたい?どんなお金の使い方をしたい?
そのためにひつような金額っていくら?
・・・と聞かれても、すぐに答えはでませんよね。決めても、そのお金で果たして足りるのか?
老後になってみないとわからん!というのがホンネ。
ただ、目安がないとモチベ-ションがあがりません。
そこで、わたしは「今の生活を、そのままスライドさせよう」ときめました。
今の生活は、お金の使い方にも満足しているので、この感覚を老後もキ-プする。
ということは、老後にひつようなお金は今の生活費と同じ、と考えればいい。
わが家は夫婦ふたりなので、子供の教育費はかかりませんから、そのまま今の生活費を老後の生活費としました。
ただ、住宅ロ-ンがあるので(¥96,000/ひと月)この分は引いてかんがえ・・・てもいいのですが。
入れたままでもいいですよね。その方が目標設定が高くなりモチベーションも上がる!という人はそれもアリ。
ここはお好きなように♡
これで、老後の目標生活費もハッキリしました!
50代老後の備え~家計の収支と総資産を洗い出す!
50代老後の備え。
ここまでで、動機と目標と理想の老後生活がハッキリしました。
次は、現状把握をします。
そのためにやることは2つ!
- 家計簿をつけ毎月の収支をハッキリさせる!
- 家の総資産をすべて出し、ハッキリさせる!
理想をイメ-ジしたら、次は現実に戻ります。
そうしないと、理想をふわふわとイメ-ジしただけで脳が満足してしまい、行動しなくなるからです。
ふわふわいい気分になったら、かならず、現実にもどしましょう。
そして、現状と理想のギャップを感じ、そのギャップを埋めるための行動を計画しましょう。
ここは踏ん張って!!!
超メンドクサイけど、家計簿をちゃんとつけて毎月の収支をハッキリさせること。そして、家の総資産を点検すること。
持ち家の人は、査定をしてもらい今家を売るとしたらいくらになるのか?また、住宅ロ-ンが残っている人はその分を差し引いて、けっきょくいくらになるのか?まで出すことをおススメします。
家の査定が1,500万だったとして、住宅ロ-ンが残り1,000万だったとしたら、プラス500万です。
しかし、住宅ロ-ンが3,000万残っているとしたら、1,500万の負債をかかえていることになります。
現状を把握すると、そのギャップに落ち込む人、または思っていたほど不安にならなくても大丈夫だった、と分かる人とに分かれると思います。
ここも、しっかりと味わうこと。自分が何を感じたのか?または、何が必要なのか?を受け止めること。
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ここを見ないふりをしていたら、今のまま。
今と変わらないので、必要な情報も入ってきませんし、現実も変わりません。
勇気と体力(エネルギ-)が必要ですが、人生で一度。ここで踏ん張れば、一生モノです。
ちゃんと向き合うことで、その先に自分が何をするべきかが見えてくると思います。
わたしも40代でやりましたが、ほんと、やって良かった~と思っています。
軸が分かっているので、ダルダルな家計簿になってくると「あ、ここで修正しないとヤバいな」というのも分かるようになってきました。(;^_^A
また、お金を使うときについクセで罪悪感をもちそうになるときも「ここでお金を使っても、将来困ることはないんだよね」というのも分かっているので、出し惜しみと邪気が引き起こす「無駄遣い」も防止できますよ。
まとめ。50代老後の備え〜今を良くする
まとめ。
50代老後の備えのステップは、
◯マインドセットし理想を決め、現状把握。
◯理想と現実のギャップを味わい、その差を埋める行動計画を立て、コツコツやる。
老後への備えに何をすべきかを考えたとき、たぶん、
- 無駄な固定費を削減
- 稼ぐ力を強化する
- 健康管理
- 増やす力も育てる
- 家族の関係を改善
あたりが上がると思いますが、それをすると、なんと今も良くなるんですよね〜。
結局、今を良くすることが未来も良くすることにつながっているんです。
ということで、シンプルにまとめると
「50代老後の備えは、今を良くすることに全力で取り組む」になりますね。
余談:74歳で貯金20万だった人の話
余談ですが。
74歳のとき、貯金が20万円だった人がいました。このままじゃ、老後(って、74歳でまだ老後じゃないんかい!)がマズイ!
と感じたその人は、74歳から
- 家計簿を一円単位で記録し、
- 銀行通帳を2つにしぼり、
- 74歳〜81歳までほぼ、フルタイムで働き、
81歳で、1,000万円以上の貯金を達成!みごと、家計の立て直しに成功しました。
その人の動機は「老後も趣味のゴルフを続けたい・子どもに迷惑をかけたくない・孫のために、少しでもお金を残してあげたい」でした。
ちなみにこれは、実家の父。普通の平均サラリ-マンで、特別高年収ではありません。
しかも、74歳からスタート。
なんとかする!とホンキになると、ここまでできるのだ、と思えてもらえたらと思いシェアしました。ご参考までに。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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