きのうは今年最後のカオラボ!
2022年12月のテ-マは、「2022年 振り返り作業で成果成長を得る」でした。
一般的には「振り返り作業」をしない人が多い、とのこと。それは、「過去は振り返らない方がいい」といわれているからとか。
しかし、コ-チングではこの振り返り作業をものすごく重要視しているそうなんですよね。
なぜか?それは、「自信」をつみ重ねることができるからです。
それを
「自信貯金」と
おっしゃってました。
自信貯金、いいですよね~。
これができると、次の目標も立てやすくなり、さらなる成長につながるそうですよー。
その仕組みを、詳しく解説していきます。
コ-チング用語「アンカリング」とは?
ちなみに振り返り作業のことを、コ-チングでは「アンカリング」といいます。
※NLPでいうアンカリングとは違うそうです。
アンカ-=船の碇。
船は停泊する時、碇を下ろし、そこから動かないようにしますよね。
コ-チングでも、まずは今の現状を把握するために。いちど碇を下ろし、そこに立ち止まって、自分としっかり向き合い・・・そして、振り返り作業をする。
アンカリングにはそういった意味と役目があるそうです。
なぜ、一年を振り返る必要があるのか?
次に、なぜ一年を振り返る必要があるのか?書きますね。
理由は3つあります。
- 今年一月に立てた目標の方向性があっているのか?確認するため
- 航路を修正するため
- 成長した距離(どこまで進んだか?)を確認でき、それを自信につなげるため
今年の初めに決めた目標の方向性があっているか?確認
年の初めに多くの方が、今年の目標を立てます。
先にも書きましたが、目標は立てるのに、一年間でどんなことをしてきたのか?振り返らない人がけっこういるそうです。
しかし、一年間の歩みで、自分がどんなことをしてきたのか振り返らないと、方向性があっているのか?確認することができません。
方向性というのは、航路・進路・進むべき道のこと。
出発地はここだったよね、目的地はここだよね、で、いま進んでいるルートはここだけど・・・。
このル-トで合っているのかな?目標を達成するためのルートにちゃんとのれているのかな?
これを確認するために、振り返り作業が必要なんです。
ここを途中でチエックしておかないと、間違った方向に進んでいても気づかず、そのまま進んでしまうから。
目的からズレたル-トに乗ったまま進んでも、いつまでたっても目標は達成できません。
目標達成の
ル-トと
真逆に
進んでいる
こともあるそうな。
なので、一年に一度と言わす、定期的にこの「アンカリング」=振り返り作業は、やった方がいいそうですよ。
自分が正しいル-トを進んでいるのか?それとも、間違ったル-トをすすんでいるのか?早めに気づくことができます。
航路を修正するため
航路があっているのであれば、そのままで。
もし、間違っていたら修正する必要があります。
目的地へ向かう正しいル-トに、軌道修正する。
これも、振り返り作業の目的です。
修正する時も、PDCAを使うといいそうです。
P=プラン/D=行動/C=チエック/A=アクション。
チエックして、やり方が合っている?間違っているか?確認し、間違っていたら改善し、調整するしかありません。そうじゃないと目的地にたどり着けないから、と薫さんおっしゃっていましたよ。
成長(進んだ距離)を確認し、自信につなげる
一年の歩みを確認することで、どれぐらい進むことができたのか?が確認できます。
けっこうやれているじゃん、というがわかり、「ここまで来たんだね~」と、成長を確認することができます。
これが、自信にもつながっていきます。
やれた感があると、次の目標も立てやすくなるそうですよー。
振り返り作業をする時、準備するもの
【振り返り作業に必要なもの】
- 書き出すもの(ノ-トとか)
- 一年間の予定が分かるもの(カレンダ-とか手帳とか)・・・これは、一年の予定を見ながら「こんなことがあったな~」と一緒に振り返るためです。
薫さんは
カレンダ-に
一年の予定を
書かれていました。
私は手帳の一ヵ月のカレンダ-の所に書いています。
アンカリングをするとしないのとは雲泥の差!
振り返りは、ものすごく大事です
アンカリングをするのとしないのとでは、その後の人生がだいぶ変わってきます。
アンカリングをした場合
アンカリングをすると、 この一年どんなことがあったか ?書き出し作業をします。
書き出しワークをすることで、やったことが見える化され、これが「やれてる感」を味わわせてくれます。
今年も何もできなかったなーと思っていたのに。書き出してみたら、そんなことはなかった、案外やれてたよね、と分かるのです。
書き出さないと「なんか今年も何もやらないで、ダルダルだったな~」になってしまう。
なぜか?それは、
人間は最後のものを記憶する傾向があり、12月が一年の全てだった気になってしまうから。
12月は忙しくて、何もできなかった・・・という印象で終わってしまいやすい。
最後の記憶がのこりやすい、脳の仕組みのせいです。
今年も何もできなかったなぁ~で終わってしまうと、やる気も下がり、次の目標が立てにくくなります。
なので、どんな小さなことでもいいので、 この一年でやったことを全て書き出す。
そして、ちゃんとやれてる感を出すと、次に進みやすくなるそう。
さらに、 満足感充実感が高まり、自分の自信につながるのだそう。
自分を確立する「自信」は、経験によって少しずつ積み重ねていくものだから。
振り返る→けっこうやれていたよね~→自信がつく。
だから、アンカリングは、自信貯金になる、というわけです。
アンカリングをしなかった場合
逆に、アンカリングをしない場合。
やったことを覚えていないので、自分は進歩していない、できていない感を味わうことになります。
ガッカリ感、どうせ無理。やっても意味ないよねと、諦めモードに。
そして、自分と向き合うことをやめてしまうのです。
自分と向き合うという行動をやめてしまうと、人間は成長しません。
成長しないと、人生の満足感・充実感は味わえませんから、エネルギーが充電されず、ますます行動しなくなります。
これでは、悪循環。負のループ。
人生の質を良くしたいなら、一年間の振り返り作業は、やっぱり必要!
アンカリングでやれている感を確認し、そして自信貯金をコツコツ貯める。
自分を確立する自信がつくと、次の目標も立てやすくなり、新しいことにも挑戦できるようになります。
あたらしい経験を、つみ重ねることができ、人生の満足度はさらにあがっていきます。
これが、振り返り作業の仕組みと、目的です。
振り返りのワークをひとつシェアします!
カオラボでやったワークをひとつシェアします。
ワ-ク①2022年1月から12月までに起きたこと。やれたこと。事件。達成できたこと。その他、書きだす。
☆何月とカテゴリ-できないモノも書きだす。
どんな小さなことでもオッケーです。
例えば・・・どこどこに行った、とか。
本を読んだ、とか。そういったもので、 OK!
カレンダーや手帳をみると、忘れていたことを思い出します。
すると、意外にやれているんだな、というのがわかりますよ。
今年もなにもできなかった、から。けっこうやれた!に、意識が変わります。
人はどうしてもできなかったことに意識を向け、落ちこみやすい傾向があります。
それをやってしまうと、自信がつくどころか、逆に自信を失うことになります。
自信をつけるためにも、 どんな小さなことでもいいので、やれたことを書き出していきましょう。
誰とやる?
振り返り作業はらセルフでやるのもいいし、家族や友人とやるのもオススメ。
会社でやるのもいいですねー。
家族や同僚に軽く「今年の一年って、どうだった?」と聞いてみるのもいいかもしれません。
わたしもよく、家族に「今年はどうだった?どんな一年だった?」と聞きます。
すると、はじめはたいてい辛かった経験やネガティブなことを口にします。
そこで聞き手はそれを責めるのでなく、ただ共感してあげる。
そして、できるなら私から見て、その人ができていること(成果成長)を取り出してあげるのも、いいですね。
最後はできたことに意識を向け、笑顔でしめくくりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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