「マズロ-の欲求5段階説」の一番上にある、「自己実現」。
みなさん、自己実現の意味ってご存知ですか?
恥ずかしながら、実はわたし・・・よく分かっていませんでした。
何となくのイメ-ジで、
自己実現=なんか、すごいことをやって、まわりから成功者、と認められるような偉業を成し遂げること!
と・・・思っていました。
でもですね。実は、違ったんですよ。
自己実現とは、「忘れてしまっている本当の自分を実現すること」だったのです。
マズロ-の欲求5段階説とは?
![](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2022/11/maslows2.ic_-800x427.png)
まず、かんたんにマズロ-の欲求5段階説について。
「マズロ-の欲求5段階説」とは。1954年にアメリカの心理学者Abraham Maslow(アブラハム・マズロ-)によって提唱された理論です。
人間の欲求は5段階に分かれていて、一番下の「生理的欲求」が満たされると、次のステップ「安全欲求」を求めるようになり、それが満たされるとその上のステップ「愛情と所属欲求」を求めるようになる、という理論。
このように、マズロ-の欲求5段階説は「人間は自己実現に向かって成長する」と仮定して、人間の欲求を5段階の断層で説明したものです。
1:生理的欲求→食欲・睡眠欲・排泄欲など、からだの自然な動きに関わる欲求
2:安全欲求→安全な生活を求める欲求
3:所属と愛情欲求→人間関係の欲求。(グル-プに属し仲間を求める。愛情を求める)
4:承認欲求→他者から認められたいという欲求
5:自己実現欲求→自分の潜在能力を発揮し、可能性を実現する。使命を達成する。
![デメコ](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2022/03/DSCN1959-3-e1648365271639.jpg)
この上に
6:自己超越欲求
というのも
あるそうです。
6:自己超越欲求というのは、「自我を超越して、他者を幸せにしたい。社会の為に何か役に立ちたい。世界をより良くしたい」という欲求です。おぉ~。
過去の私が持っていた「自己実現」へのイメ-ジ
マズロ-の欲求5段階説の一番上にある「自己実現」。
これを初めて聞いた時、わたしは冒頭でも書いたように「自己実現とは、なにか、とんでもないすごいことを成し遂げること」だと思いました。
今の自分ではない、別の何か(何者か)になることだ、とも思っていました。
ですから、「・・・そりゃ無理だろ。」そう思いました。
何も才能のない、スキルもない、実績もない、資産もない。ナイナイ尽くしのわたしに、そんな(どんな?)偉業を成し遂げられるはずがない。
だから、「こりゃムリだわ」そう思ったんですよね。
けっこう同じように考えているかた、おられるのではないかな?でもですね、違ったんです。
自己実現は、今の自分と違う自分になって、誰かにすごい!と認められるような、偉業を成し遂げることではなかったんです。
自己実現とは、忘れていた自分を実現すること
ほんとうの意味での自己実現とは、自分の中にすでにある、自分の一部をどんどん開花させていくこと。
自分の中に眠っている、封印させている部分を開いて、実現していくことだったんです。
以前紹介しました、桑名正典さんの本より、一部抜粋させていただきます。
どんな人も、自分の才能や能力、スキルなどを可能性のままに、つまり自己限定していて、人生で訪れるイベントを経験し乗り越える過程で、それまで限定していた部分を解除し、眠っていた自分を実現していく、それを自己実現と言います。
自己実現というと、夢の実現や願望実現と混同しますが、本当は「忘れてしまっている本当の自分を実現すること」です。
引用:波動が変わる!あなたが変わる!人生が変わる!より
自己実現って、すでに自分の中にある部分(可能性)を開花させていくことで、
自分が持っていないものを身に付けて、今の自分と違う自分になって、何かを成し遂げること、ではないんです。
だから、違う自分にならなくていいんですよ。よかったんです、自分を変えなくても。違う人にならなくて、いいんです。
なぁんだ!ですよね。
自分にないものは実現しない
つまり、自己実現とは。自分が持っている可能性を開いていく事なので、自分が持っていないものは、実現しない、ということになります。
実現しない、というか。実現する必要がない、ということですね。
だって、実現する必要ないから、それを実現する能力やスキルは持っていない訳ですから。
たとえば。「鳥のように、自分の力で空を飛びたい!」と思っても。人間にはその能力が備わっていないので、鳥のように空を飛ぶことはできません。
そんな感じです。だから、自分の中にないものを実現させようとするのではなく、
自分の中にすでにある可能性を開くことに、エネルギ-を注いだ方がいい、ということです。
自己を開花させ最高の人生を実現していくコツ
自己を開花させ、最高の人生を実現していくコツは、桑名さんの本に詳しく書いてありますよ。
たとえば、「できることではなくやりたいことをやってみる」。
自分の可能性を開花させ、自己実現していくための最も有効なことのひとつが「やりたいことをやってみる」ということです。
当たり前ですが、実はやりたいことをやるというのは、自分の可能性をどんどん開いていくとても有効な手段です。
人は「今できること」をやっているということが多く、「やりたいこと」をやっている人はあまりいません。
「今できること」と「やりたいこと」の間にはとても大きな違いがあります。
引用:波動が変わる!あなたが変わる!人生が変わる!より
今できる事とやりたい事の間にはとても大きな違いがある・・・。
どんな違いか?というと、できることは今の自分がすでにできる事なので、それをしていても「自分の中にある未知の可能性」を開くことはできません。
「できるかどうかわからないけど、やってみたいから、やってみる」。そんな風に新しいことにチャレンジをすることで、できることは増えていきます。
それは、自分の中にある能力が開花した結果です。
もしやってみて、いくらやっても上手くできない・・・となれば。それは、自分には合っていないということです。
もともと備わっていないのですから、うまくできなくても普通ですよね。そんな感じで、やりたいなと思ったことをやってみる事で、封印していた能力が開花されていくようです。
いくつになっても、新しいことにチャレンジし続けることで、封印していた能力を開花することはできる、ってことですね!
希望が湧いてきますよねっ。その他にも自己を開花し、最高の人生を実現させるコツが、コチラの本にはたくさん載っています。
自分の可能性を開花させてみたい、という方は、良かったら読んでみてくださいね~。個人的にすごく、おすすめの一冊です。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
コメント