やっと確定申告が終わりました。
さっさとやろうと思いつつ。毎年3月になってからやっている気がします。
ところで、確定申告って住宅ロ-ン控除の申請か、個人事業主や経営者がするもの、という印象ありませんか?
「わたしは会社員。住宅ロ-ン控除申請も済んでいるし、関係ないわ♪」
と思っているみなさん。
住宅ロ-ン控除以外で、会社員でも確定申告が必要な場合ありますよー。
会社員でも確定申告が必要な場合①医療費控除が受けられるとき
会社員でも確定申告が必要な場合①医療費控除とセルフメディケ-ションが受けられるとき
年間の医療費支払いが、10万円を超えれば、所得税の還付が受けられる場合があります。
![でめこ](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2022/03/DSCN1959-3-e1648365271639.jpg)
これは、医療費控除が「医療費の合計から10万円を引いた金額を、所得から控除できる」という制度のためです。
【医療費控除の計算】
支払った医療費の合計-保険金などで補填される金額-10万円
例:年間医療費50万-医療保険の保険金や保険料15万-10万円=25万
25万円が医療費控除として申請できる金額になります。
医療費が10万円を超えている場合、還付が受けられる可能性があるので、確定申告をおススメします。
家族の医療費を合計して10万を超えていれば、医療費控除の申請ができますよ。
会社員でも確定申告が必要な場合②寄付金控除
会社員でも確定申告が必要な場合②寄付金控除
ふるさと納税や証明書が発行される寄付をしている場合も、控除が受けられます。
ただ、ふるさと納税の場合「ワンストップ特例制度」がありますよね。
確定申告をしなくてもふるさと納税の寄付金控除が受けられる便利な仕組みです。
【ワンストップ特例制度とは?】
- ふるさと納税の寄付先が、一年で5自治体まで
- ふるさと納税申し込み時に「ワンストップ特例申請」を選択
- 寄付先の自治体に、申請書等のひつよう書類を申請期間内に提出
こうすれば、確定申告をしなくても、ふるさと納税の寄付金控除が受けられます!
うっかり、「ワンストップ特例申請の書類を送るの、忘れてた!」という方は、自分で確定申告をしなくてはなりません。
書類の送付はお済みですか?チエックチエック~。
会社員の場合「ふるさと納税は、確定申告不要のワンストップ申請をしているよー」という方が多いと思います。
わたしも以前はそうでした。
しかし、「ワンストップ申請がちゃんとされていない場合も、時々ある」と税理士さんのYouTubeで聞いたことがあります。
それを防ぐ意味でも、確定申告を自分でしたほうがより安心、という考えもありますね。
え-?そんなのメンドウです―という場合。6月あたりに届く「住民税額決定通知書」で、ふるさと納税した金額が控除がされているのか?確認するのをお忘れなく。
![でめこ](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2022/03/DSCN1959-3-e1648365271639.jpg)
住民税額決定通知書に「寄付金控除」と記載されていますよー。
また、医療費控除などで確定申告をした場合、ワンストップ特例申請が無効になるので、かならず寄付金控除もお忘れなく!
![](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2023/03/etax37-160x90.png)
会社員でも確定申告が必要な場合③副業をしている場合
会社員でも確定申告が必要な場合③副業をしている場合
会社員でも副業をしている場合、確定申告が必要です。
ただし、所得が20万円以下なら原則として、確定申告のひつようはありません。
注)副業の所得金額は、副業の収入ではありません。ひつよう経費を差し引いたもの、となります。
こんな感じ。
〇所得金額=収入-ひつよう経費
副業によって赤字になったときも、所得は20万円以下なので、原則確定申告は不要となります。
余談:住民税は赤字でも確定申告がひつよう?!
ネットで検索していると、副業の収入が20万以下でも住民税のために確定申告をした方がいい、というデータがでてきました。
所得税は年末調整や確定申告をすることで、住民税に関するデータが市長区村に反映されるとのこと。
ですから、申請しないとデ-タが反映されないので、国民健康保険料が正しく計算されない可能性もある・・・みたいです。
会社員の副業収入、20万円以下ルールって何?税金はどうすれば良い?
気になる方は、ご自身でお調べになってみてくださいね。
e-taxにて確定申告の結果。戻ってきた金額
我が家の確定申告も、無事に終了しました。
e-taxによって還付された金額は、約¥65,000。
![でめこ](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2022/03/DSCN1959-3-e1648365271639.jpg)
大きいですね—!
もし、めんどくさ!と思って確定申告をしなかったら、このお金は戻ってこない運命でした。
滅多にやらないことは、ほんとうに年々「めんどくささ」が増していきますね。
ですが、やれば、このような結果を得られる、と。脳に覚えさせていくことで、来年もまた行動に移すことができすものです。
もうちっと、はやくから行動できたら人生の質があと30%は上がるんだけどね-。
![でめこ](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2022/03/DSCN1959-3-e1648365271639.jpg)
来年の確定申告は、もちっと早くから行動しますっ。
2024年の確定申告期限は、3月15日までとなっています!まだの方は、お早めに~♪
まとめ。会社員でも確定申告が必要な場合もあります
会社員でも確定申告が必要な場合について、書いてみました。
- 医療費が10万円を超えている場合
- 寄付をした場合
- 副業収入が20万以上ある場合
ほかに、これも確定申告すれば所得控除になるよーというものがあれば、良かったらコメント欄でシェアしていただけると嬉しいです。
確定申告、なんかメンドクサイ・・・。
と思うかもしれませんが、今は自宅に居ながらカンタンにできるので、めんどうがらずにぜひ!チャレンジしてみてくださいね。
関連記事です。
![](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2023/03/iccard.ic_-scaled-e1677963236666-160x90.jpg)
こちらも。
![](https://sokoageblog.com/wp-content/uploads/2023/03/etax31-160x90.png)
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
コメント