お金の勉強をはじめてから、たくさんの名言に出会いました。
そのひとつに、「お金は使わないと入ってこない」「お金は使えば入ってくる」。
または、「お金は使えば増える!」があります。
はじめて聞いた時は、「え、まじで?使っていいの?」と感情が動きましたよね、えぇ。
スピ好きの人は「お金はエネルギ-。だから、どんどん使いましょう~」という考え方が、割と好きな傾向があるそうです。
でもでも、、、それってホントなのかな?
お金は使えば入ってくる?いいえ、使えば減ります!
お金は使えば入ってくる?それってホント?
・・・いいえ、お金は使えば減ります。(;^_^A
お財布に三万円あって、そこから一万円を使えば、お財布に残っているお金は二万円ですよね。
さいきんは現金でのやりとりは減りましたが、カード決済でも、銀行口座に入っているお金は減ります。
なので、お金は使えば減ります。小学生でもできる、簡単な算数の計算で、わかること。
そう、お金は使えば確実に減ります!!!
楽してお金を稼ぎたいと思っていませんか?
それなのに、「お金は使えば入ってくる!」を信じたくなるのは、もしかしたら
「楽してたくさんのお金を得たい」という深層心理があるからではないですか?
まだどこかで、誰かにどうにかしてもらいたい!という依存心が、あるからではないでしょうか?
ざんねんなお知らせですが、お金は使えば減りますし、自分がなにもしていないのに、お金が自然とドバドバ流れてくることは、まずありません。
これはエネエルギ-の法則で言えることです。
お金が入ってくる仕組みを正しく理解しよう
それなのになぜ、お金の本には「お金は使うと増える」とか。「お金は使うと入ってくる」と書いてあるのでしょうか?
それは、お金が入ってくる仕組みを理解すると、ほんとうの意味が分かります。
お金が入ってくる・お金が増える手段は3つ!
冷静に考えて、この3次元の世界で、自分にお金が入ってくる・お金が増える手段は、大きく分けると3つあります。
- 自分で稼ぐ(自分が働く)
- 投資でお金を増やす(お金に働かせる)
- 誰かからもらう
この3つです。
自分で稼ぐ、というのは。たとえば会社員であれば、自分の労働力や時間という価値を先に提供することで、その対価として会社からお金(給料)を受け取る方法です。
投資でお金を増やすのは、働いて稼いだお金の一部を「お金が流れてくる」と思える、自分にとって価値がある部分に先にお金を投じることで、お金を増やす方法です。
お金をもらう、というのも、あなたがだれかに「わたしにはお金が必要です、だからお金を下さい」とまずは先に伝えますよね。
その結果。その人が、「あなたにお金を渡す価値がある」と思えた場合、あなたにお金が入ってきます。
そう思ってもらうには、それ以前にあなたがその人に価値を提供しているから、そう思ってもらえるわけです。
とつぜん
見知らぬ人から
「お金下さい!」
と言われて
「はい、どうぞ-」
と差し出す人は
いませんよね。
お金は価値の交換。先に価値を出すと後からお金が入ってくる
つまり、お金が入ってくる仕組みは
「価値の交換」
なのです。
自分が出した価値の対価として、お金が入ってきます。これが、お金が自分に流れてくる仕組み。法則です。
価値を出す、というのは、自分が持っている価値を動かす、という意味です。
で、価値とは「他の人の役に立つエネルギ-」と言い換えることもできます。
つまり、「お金(価値があるもの=良いエネルギ-)は使わないと(出さないと・動かさないと)入ってこない」という意味だったのです。
しかも、自分から先に出さないと、入ってこない。
さらには、他の人の役に立つような、価値があるものを出さないと、お金は入ってこない、という訳です。
(ややこしい??)
お金はただの交換の道具。大事なのは価値に目を向けること
以上のことから分かるのは、
お金は単なる媒介物だ、ということ。価値を交換するための、ただの道具。
だいじなのはお金を出すことではなく、「価値があるものを出すこと」なんです。
今はお金が交換の道具なので、お金そのものに価値があるように思えてしまい、つい「お金」に目が向いてしまいますよね。
お給料の額とか、値札や通帳に印字された数字とか。
でも、本当に意識を向けたい場所は、お札や数字ではなく、「価値を提供しているか?」
ここなんです。
価値があるものを出してもお金が入ってこない場合もある
お金の法則として、自分が価値あるものを出すと、必ずその対価として現代では「お金」が流れてきます。
ただ、お金でないものが入ってくる場合もあります。
たとえば、お菓子とか、お花といった「物」であったり。または、何も流れてこない人もいます。
その原因の一つに「お金のブロック」というものがあります。
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その人の深層心理にお金のブロック(お金に対する悪い思い込み)があると、お金は自分の元に入ってはきません。
なぜなら、お金=悪いものと思っているから、お金が入ってきそうになると、それを無意識に拒否してしまうのです。
悪いものは、集めたくないでしょ?
たとえば、あなたが誰かに何かを提供して、その人があなたに「お礼に・・・」と、お金を渡そうとしたとき。
ついつい「いいよ!お金は要らないよ!そんなつもりでやった訳じゃないから」と言っていませんか?
これが、お金のブロックです。
お金は要らないと、自分から相手に伝えているので、相手の人の無意識に「この人は、お金を受け取らない人なんだな」とインプットされます。
すると次からは、お金以外の物でお礼をしようとします。その結果、お金は入ってこなくなり、その代わりにお菓子やお花といったモノが入ってくるようになります。
または、「そうか、この人にお礼をしたら嫌がられる。相手は迷惑なんだな。それなら、有り難く受け取るだけにして、何も返さないほうがいいな」と捉えられ、
ほんとうに何も入ってこなくなるケ-スも。
そういう場合もあります。なので、本当にお金がほしいと思うのであれば、まずは、自分の正直な気もちに素直になること。
そして、お金に対していいイメ-ジをもつ努力をすること。
あ、そうだ!お金に対していいイメ-ジを持つワ-クもあるので、今度書いてみますね!
まとめ!お金はエネルギ-。価値あるものを出して動かすと入ってきやすくなる
まとめ。
お金は使うと入ってくる?お金は使うと増える?この答えは、「価値ある場所にお金を動かすと、入ってきやすくなる」になります。
価値があるものを先に自分が出せば、エネルギ-の法則的にエネルギ-が動くので、対価としてお金が流れてきます。
たくさんの対価がほしければ、たくさんの価値を提供する。良いエネルギ-をたくさん動かす。
そうしないと、たくさんのエネルギ-(お金もエネルギ-のひとつ)は流れてきません。
何もしないで、ラクしてお金をたくさん稼ぐ~♪というのは、エネルギ-の法則的にありえない、というのがよく分かると思います。
お金は使えば入ってくるよ~は、正しく理解しないと、逆にお金が自分から逃げてしまうことになります。
そこは注意が必要ですね。
今の世の中、お金は必要なものになっています。わたしたちの生活と、切り離せないものです。
なのでこれからも、お金と上手く付き合う方法をこのブログで書いていきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日~♪
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