【お金】この世にお金がなかったら争いや執着はなくなるのか？

「この世にもし、お金がなかったら○○なのに」

と、考えたことはありますか？

• お金がなかったら争いごとが無くなる
• お金がなかったら人間関係のイザコザがなくなる
• お金がなかったらお金に執着しなくて済む

など。わたしはあります。

でも、お金がなくなってもたぶん私に見える世界は変わらないのだろうな、と。今は思います。

なぜなら、わたしの考え方が変わらない限り、見える世界は変わらないと想像できるから。

そもそもお金は【道具】

そもそも、お金ってなんでしょうか？

こたえは、「道具」。

お金って、道具なんです。

お金の役割

お金が道具、というのなら。お金にも役割があります。

お金の役割は、

• モノサシ（尺度）
• 交換
• 保存

と言われています。

モノサシはなぜ必要なのか？

重さを知るために、スケ－ルでグラムを測るように、

物の価値（値段）も、それをだれもが分かりやすくするために。

数値化するために、モノサシが必要ですよね。それが、お金。

これでだれもが一目でモノの値段を知ることができます♪

効率化をはかることができますね。

モノの値段（価値）はどうやって決まるのか？

さて。では、そのものが持っている値段ってどうやって決まるのか？

モノの値段は、需要と供給で決まります。

需要とは、個人や企業の購入欲求。「買いたい欲」

供給とは、市場に出ている物の量。

それ、ほしい！価値がある！と思う人がたくさんいれば、需要は増えます。

ただ、市場に出回っているモノの量が少なければなかなか手に入らないので、価値が高まり、値段はあがっていきます。

ほしい人がたくさんいると企業は「これ、売れる！」と思い、たくさん作れる。

すると、世に出回る量が増えますよね。

そうなると、簡単に手に入るようになって、あまり価値を感じられなくなります。

結果的に、モノの値段は下がっていきます。

ものすごく単純に書きましたが。流れはこんな感じで、ものの値段（価値）は決まります。

なぜお金ができたのか？

じゃあ、別にお金がなくてもモノの価値は決められるので、お金がなくてもいいよね、と思いますよね。

それなのに、なぜお金ができたのか？

それが、交換と保存。

私たちの生活って、じつは物々交換で成り立っています。

これ欲しい！と思う人と、これ売りたい！と思う人の間でつねに「物々交換」が成立しているのです。

その時、価値の交換をしやすくするために。

また、いつでも交換できるよう、価値の保存をするために。

腐らない・軽い・数値化しやすい・三拍子そろった「紙のお札や硬貨」ができた、というわけです。

お金は人類史上、最大の発明！と、有名な誰かが言ったとか？言わないとか？

人が生きるのに、物々交換はなくならない

ここで気づくのが、人が生きていくためには物々交換はなくならない、ということ。

お金がなくなっても人は生きていくので、物々交換はなくならないのです。

つまり、お金がなくても生きていけるが、物々交換が無くなれば、生きていけないってことになりますね。

なので、お金があってもなくても、本質は変わらないということになります。

本質とは、価値のある物はいつの時代も、だれかに求められる存在だ、ということ。

たとえベーシックインカムになっても本質は変わらない

じゃあ、

ベ－シックインカムになれば、みんなしあわせになれるんじゃないか？

と考えるかもしれません。

しかし、しあわせはやっぱり、お金だけじゃないから。

人は誰かとの交流失くして生きてはいけないと私も思うんです。

仮にベ－シックインカムになったとしても。

その世界で、人は何を求るようになるのか？にんげんは、何に価値を感じるようになるのか？

その軸はやはり、「人としての在り方」に反映されるのではないかな？

在り方、生き方が価値となって、この人といっしょに時を過ごしたい、という人。

人として魅力がある人が、より求められるのではないか？

要は、どんな時代もひとは価値あるものに引き寄せられていく、という本質は変わらない。

だからこそ、お金がある今も。それを忘れずに生きていきたいなぁ。

と、そんな風に思うのです。

まとめ。お金があってもなくても変わらないものがある

まとめ。

お金があってもなくても、変わらないものがあります。

それは「価値あるものはいつの時代も求められる」。

価値に対する考え方を変えていかない限り、もしもお金が無くなったとしても気持ちが楽になることはないのかな～と。

あくまで、想像ですが。そのように思います。

コチラの記事も、ひじょうに参考になりました！良かったら読んでみてね～。

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最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた明日～♪